【安定した職業ランキングTOP10】と実は安定してない仕事5つ

私の考える「安定した職業」とは、世間一般に言われるのとはちょっと違っていて、

  • 年収が高い
  • リストラがない、少ない
  • 離職率が低い
  • ワークライフバランスに優れる
  • 転職先がある、潰しが効く

を満たす職業です。

従って、よく安定した仕事と言われる看護師みたいな仕事はランク外になります。なぜなら年収低いし、離職率も高いし、ワークライフバランスもめちゃくちゃだから。

もし、それでも看護師は安定してる!とお考えでしたら「看護師 辞めたい」でGoogle検索してみましょう。腐るほどでてきますので(苦笑)。

一方で安定した職業に誰も挙げない民間企業は、会社によっては全ての条件を満たす就職先もあります。さて前置きが長くなりましたが、ランキングしていきましょう。

1. 食品メーカー大手企業(総合職)

私の選ぶ安定した職業ランキングNo.1は食品メーカー大手。

JT、味の素、キッコーマン、江崎グリコ、キリンビール、アサヒビール、サントリー、明治グループなどの企業。これらの企業の安定感は抜群。そして年収も仕事量の割に高い。福利厚生も充実している。犯罪さえ犯さなければリストラもない。

大卒の総合職として就職すれば、ほぼ定年までヌクヌクと過ごせるでしょう。生活に無くてはならない食品を扱うため、もはやインフラ業界としたほうがいいかもしれません。公務員の年収高くなって仕事のやりがいもプラスされたバージョンと言えます。

ただ難点は、国内外への転勤がつきもの、という点。地元にとどまりたい方は、地域総合職にしましょう。また、高卒一般職として工場や研究所に就職転職する場合、安定はしていますが、工場閉鎖などで早期退職の対象者となるリスクあります。

→ 年収ランキングにだまされるな!隠れ高収入の食品・飲料メーカー総合職

2. JR各社(総合職)

安定した職業ランキングNo.2はJR各社。

JR東海、東日本、西日本、九州、北海道のこと。リストラもなければ年収も高い、福利厚生も充実、仕事量もそれなり(大卒限定)。ただ、こちらも難点は地域内での転勤があること。

一箇所にとどまりたい方は地域採用にしましょう。ただ、高卒一般職で就職転職するのはおすすめしません。安定はしているものの変則勤務が基本なので、一般職にはイマイチな環境です。

→ JR・7社の年収比較ランキング|なぜ同じ旧国鉄なのに年収が違う?

3. 石油元売メーカー大手(総合職・一般職)

安定した職業ランキングNo.3は石油元売メーカー(大手に限る)。

JXエネルギー、出光興産、昭和シェル石油、東燃ゼネラル石油のこと。ガソリンや軽油、灯油、基礎化学品を作るメーカーで業界大手の企業。

国内のガソリン需要は減り続けるもののゼロになることはないため、合併によりプレイヤーの数を減らして業界再編が進むと、その後の見通しは明るい。もちろん、その過程でリストラも行われるでしょう。

が、これから就職を考える若い世代はリストラ対象者には絶対にならないので、ご安心ください。

生活に欠かせない材料を作っているため、インフラ業界と言った方が正しいかもしれません。しかも年収と福利厚生も抜群によく、公務員のざっくり5割増しです。こちらも難点は転勤があること。ただし高卒一般職は転勤なし、その代わりにリストラの恐れあり。

年収ランキングは嘘!?石油業界の年収まとめ【INPEX・JX・出光興産・他】

4. 化学素材メーカーの優良企業(総合職)

安定した職業ランキングNo.4は化学素材メーカーの優良企業(総合職に限る)。

そろそろ書くのに疲れてきたので、簡潔にします。たとえば旭化成、帝人、日産化学工業、日油、日本ガイシなどの企業。リストラなし、高給、仕事まったり、超安定、離職率激低。

短期的な見方をするとインフラ業界よりも浮き沈みあるけど、長期トレンドでは100年以上の間、安定的に経営してきた企業多し。

ただし部署と上司によっては激務になるので気をつけましょう。公務員の仕事にやりがいと高年収が加わったと言えます。ちなみに高卒の工場勤務はリストラされるリスクあり。

→ 化学素材メーカーの動向と将来性。就活生のためにメディアの誤った情報を正そうと思う

年収ランキングにだまされるな!隠れ高収入の化学素材メーカー総合職

5. 非鉄金属メーカー優良企業(総合職)

安定した職業ランキングNo.5は非鉄金属メーカーの優良企業(総合職に限る)。

たとえば住友金属鉱山、三菱マテリアル、住友電工などの企業。化学素材メーカーと同じように素晴らしく安定している業界です。コメントは重複するので省略。

6. ガス業界大手(総合職・一般職)

安定した職業ランキングNo.6はガス業界大手。

ガス業界は今後、自由化が進むとはいえ安定しています。仕事それなり、リストラなし、離職率低い、年収高い(大卒限定)。公務員が年収高くなったバージョンと考えましょう。

中小クラスの企業は今後、ガスの完全自由化を控えてどうなるか分かりません。

7. 電力業界(総合職・一般職)

安定した職業ランキングNo.7は電力業界。

電力業界は自由化されたとはいえ基本は安定、年収それなり、仕事もまったり(ただし原発関連に従事する社員は激務)。リストラもない。また福島事故後に年収が2割ほど下がった大手3社も徐々に持ち直しています。

8. 水道局(大卒・公務員)

続いて公務員からノミネート。仕事はそれなりに忙しい(特に技術系)ものの、安定している水道局。絶対に無くなりません。ガスや電力のように自由化されるリスクもほとんどゼロ。ただ難点は年収が公務員のものなので、給料安いということ。そして福利厚生も公務員レベルなので、あまり期待はできない。

転勤があるとはいえ、東京から大阪に転勤といったレベルではなくせいぜい、となり町に移動するレベル。住居を移す必要ありません。

9. 元政府系金融(総合職・一般職)

安定した職業ランキングNo.9は元政府系金融。

金融も生活に無くてはならない存在のため、インフラ的であり、安定感抜群です。ただし、メガバンクとか生命保険会社、証券会社は給料や働き方が安定していないためランク外。

金融機関で最も安定している職業は、元政府系金融の大卒総合職および一般職です。たとえば日本銀行、政策投資銀行、日本政策金融公庫など。リストラも無く定年(銀行なので定年は50歳)まで安定しています。

また、仕事はまったりではないですが激務でもなく、とても公務員的な業界。問題は高学歴じゃないと出世できないことと、政府の支援がなくなって完全民営化する可能性があること…

→ 銀行員(メガバンク)の年収ランキング。30歳・40歳・50歳の年収は?

→ 就職偏差値ランキング2018卒:独立行政法人・特殊法人・政府系銀行

10. 損害保険の業界大手(総合職)

安定した職業ランキングNo.10は損保業界の大手企業(総合職に限る)。

損害保険も金融業界のインフラであるため、安定しています。仕事という点においても、それなりの仕事量(まったりじゃないけど激務とも言えない)でリストラもなく安定、しかも高年収。

たとえば東京海上日動、日本興亜損保ジャパン、三井住友海上などの企業が該当。ほぼ定年まで勤めることができます。

→ 就職偏差値ランキング2018卒:金融業界(銀行・証券・保険・リース)

11. 総合商社(総合職・一般職)

「職業ランキング10」と書きましたが、他にもいくつか安定した職業を紹介します。

総合商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、双日)もリストラがなく、安定した職業だと言えます。しかも20代で年収1000万円を狙える高年収の業界。さらには一般職であっても高給です。

ただし問題は激務であることに加え、国内外への転勤が頻繁にあるところ。激務なキャリア官僚の高給バージョンだと考えましょう。総合商社は雇用の安定感と高年収を評価して、ぎりぎりランクインです。

総合商社の平均年収ランキング。給料の高い企業はココだ!就活と転職の話題

→ 三菱商事の年収まとめ|閲覧注意)確実にテンション下がります

12. 薬剤師

女性に最もおすすめする安定した職業は、薬剤師です。年収は低いですし、離職率も高いと思われますが、転職先の見つけやすさを評価しました。人手不足となっているため、病院、薬局だけでなく民間企業のMRなど、転職先は豊富にあります。

薬剤師になりたい人は大学で薬学部に入りましょう。ただし激務度は職場によります。一応、ギリギリでランクイン。

安定した仕事と言われるけど「?」が残る職業

『【安定した職業ランキングTOP10】と実は安定してない仕事5つ』へのコメント

  1. 名前:転職活動中 投稿日:2017/05/04(木) 11:12:59 ID:e73df1081 返信

    いつも拝見させていただいております。一つご質問させて下さい。
    石油メーカー元売り大手のところで、「これから就職を考える若い世代はリストラ対象者には絶対にならない」とのことですが、
    この部分のお考えを、詳しくお聞かせ願えませんでしょうか。

    よろしくお願いします。

    • 名前:のまどサラリーマン 投稿日:2017/05/15(月) 00:56:50 ID:dc8eb22ea 返信

      根拠に乏しい部分があり、誠に申し訳ありません。

      以下、私の考えとなります(すべて個人的な考えです)。

      1. 大企業の採用戦略はバブル期に大量採用した結果、高齢層の人あまりで苦しんでいる。
      しかしバブル崩壊で、その直下の世代は極端に少ない。
      これらの教訓から近年の採用戦略は多すぎず、少なすぎずでバランスするように調整されている。

      2. 石油元売業界においては、国内ビジネスの縮小が目に見えているため、
      近年の採用戦略は控えめであったものと推測。

      3. 会社が傾きかけたら、まずは余っている40代・50代の人材をリストラし
      若い世代はリストラ対象にならない。
      これは大企業のリストラに共通する事実かと(ニュースなどで報じられている通りです)。

      4. 新卒20年後に自分がリストラ候補になっていることはあり得る。
      これはどんな企業に就職しても不可避な事実かとは思われます。
      (20年後に企業がどうなっているか、予測困難であるため)

      5. 石油元売で人材が余っているのは、昔のガソリン需要が右肩上がりだった世代。
      どの企業も20代〜30代は層が薄いものと推測。

      以上、ご参考になりましたら幸いです。

      管理人

  2. 名前:転職活動中 投稿日:2017/06/08(木) 23:51:13 ID:871073bc2 返信

    ご丁寧に返信ありがとうございます。
    私もエネルギー業界に近い業界(将来的には国内需要が減る右肩下がりの業界)にいるため、まさに1〜3.5はその通りだと思います。

    個人的には、4を一番避けたいと思いつつも現状どんなに良い会社であろうと何十年も先の環境の変化については全く予測できないので、会社に入って安心しきれないのは辛いところですね。

    今後も更新楽しみにしております。
    ありがとうございました。

    • 名前:のまどサラリーマン 投稿日:2017/06/12(月) 02:43:45 ID:f5a58b680 返信

      ご丁寧にありがとうございます。

      ご指摘のとおり
      私も偉そうに語っていますが、何十年も先のことは誰にもわからないのですよね・・・。

      たとえば地方公務員やキャリア官僚は良い例で、
      20-30年前まで、これほど安定していて素晴らしい職業はなかったわけで・・・。

      ところがいつの間にやら年金も削減され、手当も削減され、基本給も削減され・・・。
      という状況なので辛いところです。

      あちこちと話が飛びましたが

      時代の流れに取り残されないよう、
      情報収集を常に怠らずにいたいものです。

      管理人