メガバンク(三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行)の年収ランキング、30歳・40歳・50歳時点での年収期待値まとめ。また、出世競争のイメージについても記載しています。就活・転職のご参考にどうぞ。
※大卒・総合職限定の年収です。
※一般職の年収は他大企業と変わらないですが、残業次第で絶対額は高くなります。
No.1 三菱東京UFJ銀行の年収
メガバンクのうち最も年収が高いのは三菱東京UFJ銀行。年収イメージと出世競争の厳しさを以下にまとめます。
- 〜新卒6年目/年功序列:自動的に昇級。
▼メーカーと同じくゴミのような給料。 - 新卒7年目/役付き:年収750-800万円+残業代+各種手当て
▼目安年齢:29-30歳
▼新卒採用・同期の60%が昇格、残り40%は出世できないか、すでに退職している。残業が月60時間くらいつけれると、年収1000万円突破。残業月30時間だと年収900万円超えるくらい。ボーナスにより多少は振れる。 - 新卒11年目/ぺいぺい管理職:年収1000万円+各種手当て
▼目安年齢:33-35歳
▼同期の30%が昇格、残りは出世できないか、すでに退職している。部下なしの管理職のこと。同期で役付きに出世した人の中から半分くらい、つまり採用人数の30%くらい。管理職になると裁量労働制となり残業代は出ない。残業が多かった人は管理職になると年収が下がる。 - 新卒15年目/課長:年収1200万円前後
▼目安年齢:37-40歳
▼同期の15%が昇格、残りはそのままか退職。同期で管理職に出世できた人の中から半分、つまり新卒採用の15%程度。1000人採用されたとしたら150人が目安。 - 新卒20年目/次長:年収1400-1500万円
▼目安年齢:42-45歳
▼同期の7%が昇格、残りは出向・転籍候補。40歳から徐々に出向・転籍が始まり50歳すぎるとみんな飛ぶ。出向・転籍すると年収は半額以下になる。 - 新卒20年目以降/部長:年収1500-1700万円
▼目安年齢:45-48歳
▼同期トップ数名〜多くて10名。 - 新卒??年目/ヒラ役員:年収2000万円〜
▼目安年齢:50歳
▼同期トップ~多くて3人が役員になる(2016年時点の役員リストをみるとよい)。同期入社の役員は多くて3人になっている。
【注意①】本部勤務だと裁量労働制かもしれない
【注意②】3年毎に人事異動を経験する。そのとき既に自分のキャリアの限界が見える。
【注意③】年収はボーナスと残業により変動あり
【注意④】家賃補助、独身寮、家族手当あり。課長以上になるとカット(たぶん)。
三菱東京UFJ銀行の年収について、くわしくは以下の記事をご参照ください。
No.2 三井住友銀行の年収
メガバンク第2位の年収は三井住友銀行。三菱とほぼ同率なのですが、出世競争がより厳しいような気がするため2位としました(完全に感覚です)。コメント部分は三菱東京UFJと重複するため、要所だけにしておきます。
- 〜新卒6年目/年功序列:自動的に昇級。
▼メーカーと同じくゴミのような給料。 - 新卒7年目/役付き:年収750-800万円+残業代+各種手当て
▼目安年齢:29-30歳
▼残業が多いと年収1000万円になる。 - 新卒11年目/ぺいぺい管理職:年収1000万円+各種手当て
▼目安年齢:33-35歳 - 新卒15年目/課長:年収1200万円前後
▼目安年齢:37-40歳 - 新卒20年目/次長:年収1400-1500万円
▼目安年齢:42-45歳 - 新卒20年目以降/部長:年収1500-1700万円
▼目安年齢:45-48歳
- 新卒??年目/ヒラ役員:年収2000万円〜
▼目安年齢:50歳
【注意①~⑤】三菱と同じ
三井住友銀行の年収について、くわしくは以下の記事をご参照ください。
No.3 みずほ銀行の年収
ラストはみずほ銀行。年収イメージを以下にまとめますが、コメント部分は三菱東京UFJと重複するため、要所だけにしておきます。
- 〜新卒6年目/年功序列:自動的に昇級。
▼メーカーと同じくゴミのような給料。 - 新卒7年目/代理:年収700万円+残業代+各種手当
▼目安年齢:29-30歳
▼残業が多いと年収900万円くらいになる。 - 新卒11年目/ぺいぺい管理職:年収900万円前後
▼目安年齢:33-35歳 - 新卒15年目/課長:年収1000-1100万円
▼目安年齢:37-40歳 - 新卒20年目/次長:年収1200-1300万円
▼目安年齢:42-45歳 - 新卒20年目以降/部長:年収1300-1500万円
▼目安年齢:45-48歳
- 新卒??年目/ヒラ役員:年収1500万円〜
▼目安年齢:50歳
【注意①~⑤】三菱と同じだが、ちょっとずつ手当が少ない
みずほ銀行の年収はメガバンクとはいえ低く、他2社▲100万円くらいのイメージです。出世競争の厳しさを加味すると地銀のトップクラス、信金のトップクラスに劣ります。
みずほ銀行の年収について、くわしくは以下の記事をご参照ください。
ランク外:りそな銀行の年収
メガバンクではないですが、ご参考までにどうぞ。
- 〜新卒6年目/年功序列:自動的に昇級。
▼メーカーと同じくゴミのような給料。 - 新卒8年目/マネージャー:年収650万円+残業代+各種手当
▼目安年齢:30-32歳
▼同期入社の10-20%程度。 - 新卒16年目/課長:年収800~900万円
▼目安年齢:38-40歳
▼同期入社トップクラスのみ。 - 新卒21年目/次長:年収900~1000万円
▼目安年齢:43-45歳
▼同期入社トップクラスのみ。 - 新卒21年目以降/部長:年収1000~1100万円
▼目安年齢:45-48歳
- 新卒??年目/ヒラ役員:不明
▼目安年齢:50歳
りそな銀行の給料が低いのは、ボーナスが低いから。公的資金注入を受けていたため仕方がない。現在はすでに完済しているため、今後は増える可能性あります。
出世競争が厳しい割に、地銀、信金以下の給料では人材が集まらないでしょうね…。
残業時間は減らす方向。でも仕事量は減らない。
もともと残業が多くて激務で有名だった銀行業界ですが、電通・過労死事件を受けて残業規制する方向に動いてます。会社、というより部署、上司によっては月30時間以上の残業代がつけれない事例あり。
ところが仕事量は減らない。
残業時間を規制するのに仕事量が減らないと、どうなるか?
サービス残業するか、仕事をマジで集中して取り組むか、仕事をサボるしかありません。もっとも多いパターンは「サービス残業」ですね…。
いずれにせよ年収が下がる方向なので、よろしくない状況。残業が好きな人には好きなだけ残業をやらせればいいのになぁ〜、と思う今日この頃です。
超体育会系で、上司の言うことは絶対
ドラマ「半沢直樹」で既に有名になったので、出世競争の厳しさ、減点方式の評価方法について、詳しく解説するのは止めておきます。
ただ一つ注意して欲しいのが、「半沢直樹」のように上司に逆らってると融資課長にすらなれません。
実際にはもっと厳しいです。
銀行員になったら、仕事はできなくてもいいから上司や先輩・目上の人に絶対服従し、1ミリも反抗してはいけません。たとえ上司が間違っていても、です。
それが嫌なら、あなたは銀行員になる資格がありません。上下関係ゆるゆるのメーカーに就職・転職しておきましょう。
銀行員の役職一覧
銀行員は会社によって役職の名前が違います。また、支店なのか本店なのかによっても違います。なんとな〜くですが、同等の役職をポジションの低い順にまとめておきますね。
- 一般行員
- 主任
- 係長
- 支店長代理(課長代理、部長代理なども同じ)=調査役
- 支店・課長
- 本部・課長
- 支部・次長
- 本部・次長
- 支店長
- 本部・部長
- 執行役員
- 常務
- 専務
- 頭取
※もっと細かくレイヤーがあるかもです。また、支店のクラスによっても変わります。
誰が書いてんのか知らんがめちゃくちゃな内容だな
もっとしっかり調べてから書けよ
他の記事もそんな適当なの?
俺はメガバン出身だが20代役職無しで850万あったし、30代後半の役職者になれば1,500万程度