1~3. 会計士・税理士・弁護士は安定してない
これらの資格系職業は安定しているかと思いきや、そんなことありません。
稼ぐ人とそうでない人で二極化してます。サラリーマンとして勤めるなら激務だけど安定、それなりに高給。個人事務所でやるなら、世襲か、高学歴か、コネ、のどれか必須。
そうでないと仕事が取れません。理由は、需給バランスが崩れていて二極化している業界だから。民間企業よりもひどい。稼げる人は年収1億超えるが、そうじゃない人はツライ…
4. 弁理士は安定しているが、激務
弁理士の資格自体は需要があり、安定した職業といえます。ただ問題は激務すぎること。多くの場合、民間企業がクライアントになるのですが、扱いがひどい。
大量の宿題を押し付けられ、仕事が山積みになります(苦笑)。それなら人を増やせばいいだけなのですが、業界自体が慢性的に人手不足なので…。
5. 公務員は安定しているが薄給、福利厚生薄い
公務員の一般的なイメージには、
- 仕事が安定(リストラなし)
- 定時出社、定時退社が普通
- 高給
- 福利厚生も充実
というのがあります。
しかし実際のところは給料も安ければ、大した福利厚生もありません(どんどん削減されている)。もしあなたが公務員でしたら、私がブログで紹介している大企業の年収・福利厚生と比較してみるとよいでしょう。「民間企業の方が絶対ええわ〜」ってなるでしょう。
さらには公務員だからって必ずしも定時退社できるわけじゃなく、民間企業と同じく部署や上司によります。
そして、公務員の最大メリットと考えられる「リストラなし」ですが、これは公務員に限った話ではありません。
一般的に普通の業績を上げているメーカーであれば「リストラなし」です。というよりも、リストラしたくても労働基準法があるので「リストラできない」と言った方が正しいですね。
なので安定した職業を目指すあなたは、ここで挙げた優良メーカーも就職・転職先の候補にしておきましょう。
6. 医師は安定しているが薄給、激務
まず医師の職業自体は安定しています。ランク外としたのはワークライフバランスの悪さと、年収の低さを考慮したから。
医師の年収は、平均年収だと1100万円程度。これを低いと考えるのか、高いと考えるのかは人それぞれ。
ですが、私は低いと考えます。なぜなら激務だから。1日8時間労働、完全週休二日制で平均年収1100万円であれば納得しますがね。医師の仕事なみに安定していて年収も高い民間企業はたくさんあります。
コメント
いつも拝見させていただいております。一つご質問させて下さい。
石油メーカー元売り大手のところで、「これから就職を考える若い世代はリストラ対象者には絶対にならない」とのことですが、
この部分のお考えを、詳しくお聞かせ願えませんでしょうか。
よろしくお願いします。
根拠に乏しい部分があり、誠に申し訳ありません。
以下、私の考えとなります(すべて個人的な考えです)。
1. 大企業の採用戦略はバブル期に大量採用した結果、高齢層の人あまりで苦しんでいる。
しかしバブル崩壊で、その直下の世代は極端に少ない。
これらの教訓から近年の採用戦略は多すぎず、少なすぎずでバランスするように調整されている。
2. 石油元売業界においては、国内ビジネスの縮小が目に見えているため、
近年の採用戦略は控えめであったものと推測。
3. 会社が傾きかけたら、まずは余っている40代・50代の人材をリストラし
若い世代はリストラ対象にならない。
これは大企業のリストラに共通する事実かと(ニュースなどで報じられている通りです)。
4. 新卒20年後に自分がリストラ候補になっていることはあり得る。
これはどんな企業に就職しても不可避な事実かとは思われます。
(20年後に企業がどうなっているか、予測困難であるため)
5. 石油元売で人材が余っているのは、昔のガソリン需要が右肩上がりだった世代。
どの企業も20代〜30代は層が薄いものと推測。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
管理人
ご丁寧に返信ありがとうございます。
私もエネルギー業界に近い業界(将来的には国内需要が減る右肩下がりの業界)にいるため、まさに1〜3.5はその通りだと思います。
個人的には、4を一番避けたいと思いつつも現状どんなに良い会社であろうと何十年も先の環境の変化については全く予測できないので、会社に入って安心しきれないのは辛いところですね。
今後も更新楽しみにしております。
ありがとうございました。
ご丁寧にありがとうございます。
ご指摘のとおり
私も偉そうに語っていますが、何十年も先のことは誰にもわからないのですよね・・・。
たとえば地方公務員やキャリア官僚は良い例で、
20-30年前まで、これほど安定していて素晴らしい職業はなかったわけで・・・。
ところがいつの間にやら年金も削減され、手当も削減され、基本給も削減され・・・。
という状況なので辛いところです。
あちこちと話が飛びましたが
時代の流れに取り残されないよう、
情報収集を常に怠らずにいたいものです。
管理人
製薬メーカーのMRに厳しいですが製薬でも漢方のツムラはいわゆる「いい会社」
として評判です。MRも仕事内容が会社によって開きがあるのではないでしょううか。
また地方公務員は確かに激変しています。財政が赤字のところが増え、修繕する
金も無い危機的な自治体が増えています。残業代も付きません。
むしろブラックに入るのではないでしょううか。
また金融も銀行とカード業界ではかなり異なると思われます。
製薬メーカーのMRに厳しいですが漢方のツムラはいわゆる「いい会社」として評判です。MRも仕事内容が会社によって開きがあるのではないでしょうか。
また地方公務員は確かに激変してます。財政が赤字のところが増え、修繕する金も無い危機的な自治体が増えています。人件費はどんどん削減されるでしょう。
それから金融も銀行とカード業界ではかなり異なるとおもいます
ご指摘ありがとうございます。
細かな視点でみていくと、
結局のところ「仕事の安定度は企業による」となってしまいます・・・。
たとえば
安定している職業に挙げた「化学業界」であっても、無くなりそうなメーカーはたくさんあります。
従いまして
この記事では大まかな傾向としてみており、
細かい分析はできておりません。
ご了承のほど、お願いいたします。
管理人
網羅する分野が広範囲なので大変な作業だと思います。記事はとても参考に
なり勉強になります。いつも楽しんで読ませていただいてます。
今後も宜しくお願いします。
JR東日本は総合職と一般職あわせて、離職率と勤続年数において比較的ホワイトだと考えていますが、なぜここから省かれているのでしょうか?
返信いただけると幸いです。
業績を上げている会社ならばリストラは無いというのは、
『かなり大昔の感覚』だと思います。
1万人以上の規模の大会社での話ですが、
本体から子会社へ永久出向→転籍はよく見ますよ。
体感ではこれがらみの労使紛争は増えているのではないか?と感じるので、興味があれば確認されると良いかと思います。
また、子会社へ天下り出来ればまだ良い方で、
仕事がない部署/チームで悶々としている方をたくさん見ますよ。
50代後半の人はヒマでもなんとも思わない、むしろ開き直って要領よく遊んでますが、
まだまだ先の長い40代/30代は、社内完全失業や大幅待遇ダウンやリストラの不安から、
心身の調子を崩し、突発休暇を繰り返したり、休職をとる方が少なくないです。
いままで楽だった分、スキルが無くて、同等の年収/福利厚生での転職は不可能な為です。
かといって安易に年収ダウンを容認しては、大幅に人生設計が狂います。
現代は、激務だけではなく、ヒマでも将来を悲観して鬱になる時代です。
楽/ヒマでなおかつ安定していて、看護師/薬剤師以上の給与となれば、
やはり公務員か元政府系企業や特殊法人ではないでしょうか。
ホワイトとされている企業でも花形部署は大抵激務ですよ。
少なくともわたしが在職している企業/業界ではそうです。
浅い。情報が浅すぎる。何の根拠もない。
職業?
もう一度職業威信スコアの分類を勉強してきた方がいい。
高卒レベルの思い込み記事でしかない
全体的によくまとまっていると思います。
楽しく読んでいます。