営業職は激務で離職率高いなんて嘘!ホワイト業界をこっそり教えます

営業職は激務で離職率も高い。就活・転職先を探してるけど営業職って激務なんだろ?絶対に嫌だ…というイメージが定着している営業マンの仕事内容。

でもひとつ言わせて欲しい。

こんなの営業職を知らない人が勝手に作り出した妄想にすぎない。半分は合っているけど半分は間違っています。

実際には激務じゃなくて離職率も低い営業職はあります。ただ一般大衆には知られていないだけ。ということで今回は離職率の低い営業職・業界を挙げていきます。

就職活動・転職活動のご参考になりましたら幸いです。

3年後の離職率10%未満:
また~りの業界

ホワイト業界の営業職を紹介します。

BtoBがメインで古くからある業界、ひとつの商品でしばらく安泰という業界。

シンプルにすると営業マンが必要ないほど製品・サービスが強ければ、どの企業も激務じゃなくります。

食品メーカー営業

「50年前にリリースした商品で今も食いつないでいる」という会社が多い。ロングヒットを生み出せば半世紀以上は安泰な業界。

実際の営業は食品専門商社やスーパー任せだし、何も新しいことをする必要がないため営業マンは激務になりようがありません。

サボろうと思えばいくらでもサボれるし、やろうと思えばいくらでもやれる。

《ただしロングヒット商品のない企業はツライです》

鉄道業界の営業

営業職という職種自体、必要ないのかも。

駅の魅力PRなど、企画の仕事が多くなる。でも本業は鉄道事業なので別にそんなことやる必要もない。といった投げやり感満載の仕事内容。

サービス残業なんてないし休みもちゃんと取れる。

化学素材メーカー営業

営業職の3年後離職率はかぎりなくゼロに近いです。辞めるのは間接部門にいる人材だけ。

営業マンの感覚としてはインフラ業界に近く、決まりきった商品を決まりきった相手に供給し続けるだけ。法人ルート営業がほとんどを占め楽なうえに、販売は重要な客を除いてほぼ専門商社に丸投げという構図。

営業は正直いなくても世の中まわっていく。

サボろうと思えばいくらでもサボれるし、やろうと思えばいくらでもやれる。働き方はあなた次第。

④電力・ガス業界の営業

営業職という職種自体、必要ない業界(苦笑)。

キツイ訪問販売が必要とされるオール電化やガスキッチンの末端営業は別会社に外注化していて、自分たちは手を動かす必要なし。

単に数字の管理と社内付き合いだけしていればよい。サービス残業もないし土日出勤もありません。

自動車メーカー営業

キツイと思われる車の末端販売はディーラー(別会社)にやらせているため、完成車メーカー本体の営業はほとんどやることなし。

どうやって売るかを考える(営業企画)ことや販売数字の管理などをするだけで、営業は激務になりようがありません。

自動車部品メーカー営業

規模が小さければ小さいほど自動車メーカーからの無茶ぶり(納期・価格など)がキツイ。

が、顧客は決まっているし新しく開拓する必要もない。

営業の力ではどうしょうもないところで商売が決まるので、頑張っても頑張らなくてもビジネスにはさほど影響しません。

そして、顧客である完成車メーカーおよびティアワンサプライヤーは接待を絶対に受けない(ただし人によっては友達と飲みにいってるだけだよ~~といってごまかす)。

飲み会も少ない、新規開拓の必要性もない業界となると営業マンは激務になりようがありません。

《ただし差別化できない製品を売っている企業、中小企業はツライです》

電子部品メーカー営業

化学素材メーカー営業と近いスタイルのため、激務じゃない。

法人が顧客になりますので土日出勤もする必要ありません。

《ただし差別化できない製品を売っている企業はツライです》

まとめ

業界の激務度・年収・将来性などの要素を全て含めて「就職偏差値ランキング2018卒」を作成しています。ご参考にしてください。

ただ、ひとつ気をつけて欲しいこと。

BtoB(法人顧客)がメインの企業だからといって「激務じゃなくて仕事が楽だ」というのは誤った認識です。

BtoBでも激務な業界・企業は存在しますよ(キーエンスとかファナックが良い例)。

激務度を決める要素はBtoB、BtoCではなく「業界>企業≒上司>部署>個人」といったイメージ。

業界選びが最も重要で、その他の要素に続きます。