30代の転職を成功させるために、
もはや無くてはならない転職エージェントたち。
数ある転職エージェントのなかから、
30代にとくにオススメできる転職エージェント厳選5サイトを紹介します。
本題にはいる前に…
まずは転職エージェントとはなにかをざっくりと。
転職エージェントとは?
・あなたの転職をサポートしてくれる、キャリアアドバイザーのこと
・準備ゼロの状態から転職をサポートしてくれるサービスとして、一般的な転職サイトとは区別されます
転職エージェントを使うメリット6選
- 無料で利用できる
- あなたの希望にあう求人を探してくれる ※とくに大きなメリットは公開されてない求人から探してくれること
- 履歴書・職務経歴書を添削してくれる、書き方なども教えてくれる
- 面接対策ができる
- 企業との面接日程調整や年収交渉などを代わりにやってくれる
- その他いろいろ
・あなたが「めんどくさいなぁ」と思うことは基本、何でもやってくれます
でも世の中このような転職エージェントサイトはたくさんあります。
「結局どれがいいの?」と迷ってしまうことも事実。
そこで。
転職エージェントを厳選していく上で基本となる「転職エージェントを決めるコツ3選」をまず復習しておきましょう。
転職エージェントの選び方
▶︎コツ①非公開求人の数
転職エージェントを選ぶときのコツとして
もっとも重要なのが「非公開求人の数」
もちろん多ければ多いほど良く、少ないとイマイチ。
非公開求人が多いということは
企業とのコネクションが多くあり「よりよい条件の転職チャンスが増える」と考えられます。
どの転職エージェントにも非公開求人はありますがクライアント企業にたいする営業力の違いにより、持っている非公開求人はそれぞれ違います。
登録してみないとわからないので3-5サイトほど登録しておくことをおすすめします。
▶︎コツ②転職実績
転職エージェントを選ぶときのコツとして
つぎに重要なのが「実績の豊富さ」
つまり転職業界におけるポジションですね。
聞いたこともない転職エージェントは誰も使いたがらないモノ。
そこで実績のあるエージェントに求人も転職者もあつまるようになっているのです。
転職エージェントは登録するとあなたにプロのアドバイザーがつきます。
「実績のあるサービス = アドバイザーの質が高い」と考えられます。
▶︎コツ③あなたの目的に合う
転職エージェントを選ぶときのコツとして最後に重要なのが「あなたの目的に合っていること」
転職エージェントはサービスごとに強み・弱みがあります。
口コミ評判のよいサイトがあなたに最適とは限りません。
転職エージェントはざっくりとカテゴリーに分けると「①総合型」「②業界・職種特化型」の2タイプあります。
目的にあった使い方をしましょう。
① 総合型の転職エージェントとは?
「総合型」の名前のとおりデパート型で、どんな求人でもそろう転職エージェント。
身近なところでたとえると「Amazon」や「楽天」「メルカリ」のようなイメージ。
すべての方におすすめできる転職エージェント。
② 業界・職種特化型の転職エージェントとは?
資格が必要だったりして特定のヒトのための転職エージェント。
たとえば看護師・薬剤師などの資格保有者。
あるいはIT業界のSE職・ITコンサルタントといったように職種にしぼった求人をだしています。
総合型が「Amazon」なら特化型は「Appleストア」や「ユニクロ ショップ」といったイメージ。
なんでもそろう訳じゃないけど特定の業界につよいコネクションと実績をもつ転職エージェント。
上記3つの視点から30代におすすめの転職エージェントを厳選しました。
【結論】あなたの状況別おすすめの転職エージェント
これからダラダラと30代の転職におすすめの転職エージェントを紹介していきますが、情報量が多すぎるため、まずは結論を。
あなたのタイプにおうじてそれぞれ最適な転職エージェントを表に整理します。
あなたのタイプ | おすすめ転職エージェント |
---|---|
① 万人にオススメ! | |
② 年収700~1000万以上 ミドル~ハイクラス転職むけ |
+業界No.1【リクルートエージェント】 |
③ 女性にオススメ |
+業界No.1【リクルートエージェント】 |
④ 転職活動するヒマがない方むけ マイペースで転職活動したい! |
|
⑤ チャンスがあれば転職しよう・・・ |
|
⑥ いろいろ登録するのがめんどくさい |
|
⑦ フリーター/契約社員から 正社員を目指したい! |
|
どんな転職活動をするにせよ、
業界No.1【リクルートエージェント】
業界No.2【DODA】
のどちらかは登録必須です。
あなたのスペックが十分であればいろいろ登録する必要はなくこの2つだけでOK。色々とやってみてもいいのですが結局はいずれかに落ち着きます。
そのくらいテッパンの転職エージェントです。
筆者の転職エージェント体験談
私自身も転職エージェントを利用したことがありますが、
本当にこれでいいの?っていうくらい何でもサポートしてくれます。
わたしの場合、履歴書などはむしろほとんど自分で書かなくてよく、電話で話すだけで完成させてくれました。
ということでメリットしかない転職エージェント。
30代の転職成功率を上げるために、少なくとも3つは利用しましょう。
さて結論はすでに書きましたが、次項よりダラダラと
・30代のおすすめ転職エージェントは?
・なぜおすすめなのか?
という点につきくわしく解説していきます。
【おすすめ度No.1】リクルートエージェント
「リクルートエージェン」に関しては、日本を代表する転職エージェントなので、もはや説明する必要もないかとは思いますが…。
念のためリクルートエージェントの実績を紹介します。
「人材紹介会社売上規模NO.1」
「転職成功実績No.1」
「非公開求人数10万件(約90%)」
もはや30代であろうと30代であろうと50代であろうと、転職するなら登録は必須とも言えるサービスです。
もちろん転職エージェントなので他のサービス同様、プロのキャリアアドバイザーによるマンツーマンの転職サポートを受けられます。
私も利用しましたがキャリアアドバイザーの対応も早いし、とても親切で本当に助かりました(残念ながら当時、私ごとにより転職はしませんでしたけど)。
※30代の転職に特化しているサービスではないですが、十分におすすめできます。
◎リクルートエージェントはこんな方におすすめ
- とにかく求人数の多い転職エージェントがいい!
- 大手企業、有名企業へ転職したい!
- でもベンチャーや中小企業も見ておきたい!
- 業種・業界・職種をしぼらずに自分の可能性を広げたい!
リクルートエージェントは総合型の転職エージェントであり、通販にたとえるとアマゾンや楽天のような位置づけ。ほんとうに幅広い求人からあなたの希望にあった案件を紹介してくれます。
特徴①有名企業の求人だけでなく全業界・業種を網羅
「リクルートエージェント」の強みは何といっても知名度。
転職する側だけでなく、企業の採用担当はもちろん知っています。
したがって大手企業や有名企業が中途採用をするとき「リクルートに頼んでおけば間違いはないだろう」となるケースが多くあります。
もちろん大手企業だけでなくベンチャーやIT・コンサル・中小企業などなど・・・
すべての業界・業種・職種につよい転職エージェントです。
これが大手企業・有名企業の転職に強い理由。
ちなみに私の勤める企業はいちおう業界大手なのですが、中途採用をするときは「リクルートエージェント」を使っています。
論より証拠。大手、有名企業狙いの方は登録しておきましょう。
特徴②公開・非公開の求人数が圧倒的(10万件以上!)
繰り返しになりますが「リクルートエージェント」の強みは何といっても知名度。
- 知名度が高い
↓ - 参加企業が集まる
↓ - 転職者も集まる
↓ - さらに参加企業が集まる
↓ - さらに転職者が集まる(∞)
「リクナビエージェント」はこんな感じで、ビジネスの好循環を生んでいますね。
【公式サイト】
【おすすめ度No.2】DODA
「DODA(デューダ)」は人材紹介業界・第2位の実績を持つ「インテリジェンス」が運営する転職エージェント。
とにかく公開・非公開の求人数がずば抜けて多く「企業名+求人」で検索すると必ずヒットするサービス(リクナビエージェントもですが)。
他の転職エージェントと同じく、プロのアドバイザーがマンツーマンで転職をサポートしてくれます。
※30代の転職に特化しているサービスではないですが、十分におすすめできます。
◎DODAはこんな方におすすめ
- とにかく求人数の多い転職エージェントがいい!
- 大手企業、有名企業へ転職したい!
- でもベンチャーや中小企業も見ておきたい!
- 業種・業界・職種をしぼらずに自分の可能性を広げたい!
DODAもリクルートエージェントとおなじく総合型の転職エージェント。ほんとうに幅広い求人からあなたの希望にあった案件を紹介してくれます。
【特徴】大手の求人だけでなく全業界・業種を網羅(求人数10万件以上)
リクルートエージェントのコメントとかぶるのですが・・・
とにかく業界大手には人も資源も求人もすべて集まってきます。
それが業界大手であることのつよみ。
すなわち公開・非公開求人ふくめほとんどすべての業界・業種・職種を網羅しているということ。
語りだすとキリがないためココで終わり。
とにかく30代の万人にオススメできる転職エージェントです。
【公式サイト】
【おすすめ度No.3】JACリクルートメント
業界No.3の転職エージェント。
とくに30代以上のミドル~ハイクラス(高年収)の転職につよみあり。登録しておくと必ず役に立つでしょう。
◎JACリクルートメントはこんな方におすすめ
- ミドル~ハイクラス(高年収)の求人を希望する!
- 外資系企業、コンサルタント業界への転職を希望する!
- 海外転職も視野にいれたい!
【特徴】ミドル~ハイクラスの転職につよい
JACリクルートメントの特徴はなんといっても、ミドル~ハイクラス(高年収)の求人につよいところ。
ほかにも海外転職・外資転職・コンサルといった特定の業界にパイプあり。
業界No.3だけあってほかの転職エージェントに比べて、ちょっと毛色の違う求人が豊富にあります。
そこで差別化してる感じ。
ハイクラスの転職を目指したい!というあなたはぜひサポートを受けましょう。
さらに。
30代の転職者が半数ちかくをしめ、30代以上の転職者だとなんと70%超(公式WEBより)。ということで30代の転職には外せない転職エージェントです。
もちろんこれに業界No.2の【DODA】をくわえてもOK。
【公式サイト】
ここまでで30代の人すべてにオススメしたい転職エージェントの紹介は終わり。
あとはあなたの状況におうじて以下の転職エージェントを組み込むと、すばらしい転職活動になるでしょう。
年収700~1000万以上のハイクラスを目指すあなたに!
年収700~1000万円以上のハイクラス転職を目指したい!というあなたは・・・
すこし構成を変え、とくにハイクラスの転職につよいエージェントをいれます。
1. もはや王道【JACリクルートメント】
ミドル~ハイクラス(高年収)の転職、外資、海外転職につよい。
もはや説明不要の王道エージェント。
「ハイクラス転職ならJACリクルートメント」といえるほど認知度が高い。
また転職者の半分ちかくが30代であるため外せない転職エージェントのひとつ。
【公式サイト】
2. ハイクラス転職サイト【転機】
ハイクラスの人材に完全に特化した転職サイト。
JACリクルートメントより、もっとニッチ分野を攻めている。
国内大手など年収1,000万円以上の高額案件を数百件掲載!
求人の数自体はすくないものの質は高い。
また、ほとんどが独占求人なので登録する価値あり。
【公式サイト】
3. 年収600万円以上の転職者・支持率No.1【ビズリーチ】
会員数8万名以上、日本最大級のハイクラス転職サイト「ビズリーチ」。
テレビCMでもおなじみのサービス。
登録しておくとヘッドハンターからスカウトメールがとどく仕組み。
若いサービスの割に求人数もおおく常時40,000件以上あり。さらにほとんどの求人が年収800~1000万円超なので登録する価値あり。
転職エージェントとのめんどくさいやり取りが少ないため、マイペースで転職活動したい方にオススメ。
ただし。
無料お試し期間が過ぎると一部の機能しかつかえなくなります。必要におうじて有料会員へ移行し、そうでなければ無料のまま継続することをオススメします。
【公式サイト】
あとは・・・
ハイクラスであろうとなかろうと、業界No.1であるため絶対に外せないのが・・・
業界No.1【リクルートエージェント】
もちろんこれに業界No.2の【DODA】をくわえてもOK。
30代・女性にオススメの転職エージェント
私が30代女性であれば・・・
▶︎すこし構成を変え、とくに女性の転職につよいエージェントに登録します。
1. 丁寧なサポートに定評!【パソナキャリア】
パソナキャリアは総合型の転職エージェント。
未経験で応募できるポテンシャル求人から、マネージャークラス~まで豊富な求人あり。
求人数でみると業界No.1リクナビエージェント・業界No.2のDODAには劣るものの、常時30,000件以上と十分にあり。
転職が初めてという30代の方でも、満足のいく転職ができるよう丁寧にサポートしてくれます。「利用者満足度96%」という数字が物語っていますね。
創業時からとくに女性の就労支援をおこなってきたため、今にいたるまで親身で丁寧なサポートに定評があります。
【公式サイト】
2. 女性の転職に特化!【女の転職@type】
「女の転職@type」は20代~30代女性の転職に特化したエージェント。
総合型と違いターゲットが女性のみであるため、キャリアアドバイザーも女性目線での転職にくわしく手厚いサポートが期待できます。
転職者の71%が年収アップに成功しているとあって、転職者へのサポートに定評あり。
ただどうしても求人数はすくなめ。
【公式サイト】
3. 女性のための転職【ウーマンウィル】
女性のための女性キャリアアドバイザーによる人材紹介サービス【WomanWill(ウーマンウィル)】。
就職・転職業界大手「マイナビ」が運営していることから安心感あり。
女性にしか分からないキャリアや転職の悩みも解決できることでしょう。
あとは・・・
30代女性の転職といっても、やはり大手の転職エージェントは外せないところ。
【リクルートエージェント】はあなたがどんな状況にしろ業界No.1であるため絶対に外せない転職エージェントです。
また業界No.2の【DODA】を組み入れてもOK。
忙しくて転職活動するヒマがないあなたにオススメ!
また忙しくて転職活動をするヒマがなければ・・・
- 【リクナビNEXT】
業界No.1リクルートの運営するスカウト型転職サイト。転職者の8割以上が登録している。登録しておいてたま~にスカウトメールを見るだけでOK - 【マイナビ転職エージェントサーチ】
スカウト型転職サイト。いろんな転職エージェントやヘッドハンターから案件を紹介してもらえる。登録しておいてたま~にスカウトメールを見るだけでOK - 【ミイダス】
あなたの転職市場価値(年収価値)から案件を紹介してくれるスカウト型転職サイト。求人数はすくなめだが基本「面接確約」であることが大きなメリット。 - 【ビズリーチ】
いろんな転職エージェントやヘッドハンターから案件を紹介してもらえる。登録しておいてたま~にスカウトメールを見るだけでOK ※ただし無料お試し期間が終わって必要性を感じなければ解約(お試し後、基本は有料になる)
のようなスカウト型の転職サイトをつかってマイペースに転職活動をすすめます。
転職エージェントは短期集中で活動する必要があり、時間が無いとツライですからね・・・
※スカウト型の転職サイトは登録だけしてスカウトを待つ、あるいはオススメの求人案内を待つ、という使い方をします。
転職のチャンスがあれば…という程度のあなたは?
▶︎もし転職をそんなに急いでいなくて「業界の勉強もしながら転職先を探そうかなぁ」「チャンスがあれば転職を考える」というのでしたら・・・
以下のスカウト型転職サイトに登録して、たま~にスカウトメールをチェックするだけにします。
- 【リクナビNEXT】
業界No.1リクルートの運営するスカウト型転職サイト。転職者の8割以上が登録している。登録しておいてたま~にスカウトメールを見るだけでOK - 【マイナビ転職エージェントサーチ】
スカウト型転職サイト。いろんな転職エージェントやヘッドハンターから案件を紹介してもらえる。登録しておいてたま~にスカウトメールを見るだけでOK - 【ビズリーチ】
いろんな転職エージェントやヘッドハンターから案件を紹介してもらえる。登録しておいてたま~にスカウトメールを見るだけでOK ※ただし無料お試し期間が終わって必要性を感じなければ解約(お試し後、基本は有料になる)
のようなスカウト型の転職サイトをつかってチャンスを待ちます。
※スカウト型の転職サイトは登録だけしてスカウトを待つ、あるいはオススメの求人案内を待つだけでOK。
3つも登録するのがめんどくさい!
▶︎いくつも登録するのがめんどくさい…というあなたは、
- 業界最大手の【リクルートエージェント】 か 【DODA】のどちらか。
+
- 【リクナビNEXT】 か 【マイナビ転職エージェントサーチ】のどちらか。
の2つだけでもそれなりの成果が期待できます。
▼公式WEBサイトはこちら↓
- 【リクルートエージェント】
【DODA】 - 【リクナビNEXT】
【マイナビ転職エージェントサーチ】
既卒・フリーターのあなたは・・・
なお既卒・フリーターのあなたは以下の方法がオススメ。
オススメ度は「その1→その2」の順。
▼その1:未経験からでも丁寧にサポートしてくれるエージェントを利用
- 転職エージェント・ワークポート(とくに未経験の転職につよい)
- 【type転職エージェント】(業界大手ではないため手厚いサポートに期待)
▼その2:自分で求人を探すタイプの転職サイトを利用
- 【はたらいく】(総合型の求人サイトで、転職エージェントではない)
- 【リクナビNEXT】 &【マイナビ転職エージェントサーチ】
どちらもスカウト型の転職サイトではあるが、求人を検索して応募する使い方もできる
転職エージェントを使うメリット
冒頭で「転職エージェントを使うことにはメリットしかない」と説明しましたが、語弊がありましたので訂正します。
「やはり転職エージェントを使うデメリットも存在する」ということです。
そこでここからはメリット・デメリットをざっくりとまとめておきます。
転職エージェントが何でもやってくれる
利用者にとって最大のメリットは、転職活動で負担になる以下のことを全て転職エージェントが代行してやってくれるところ。
あなたという人材を企業へ売り込む「営業代理」となってくれます。
- プロのエージェントがあなたの営業代理となってくれるので、普通に自分で転職活動するよりもよい条件で転職できる
- 職務経歴書・履歴書を添削してくれる
- あなたに合う求人を探してくれる
- 面接対策・練習もバッチリ
- 企業側との面接日程調整やその他、細かい調整
- 年収の交渉
- 待遇(ポジション・配属先・勤務地)の交渉
- 退職トラブル回避のやり方
- 入社に必要な手続き
- あなたの自己分析・PRポイントの整理
転職エージェントを使うデメリット5つ
1. 転職エージェントも利益を出さないと…
転職エージェントは万能ではありません。
あなたのために働いてくれるとはいえ、彼らも利益を上げることが重要であるため、以下のようなデメリットもあります。
2. 自分の利益を優先させるエージェントもいる
転職エージェントは利用者のために最善を尽くしてくれます。
ところが中にはそうでないエージェントもいるので要注意。
転職エージェントにも営業ノルマ(月に5人転職させるなど)は当然あるわけで・・・
彼らも生活がかかっているのです。
ご存知かとは思いますが転職エージェントは転職が成功したときにしか報酬が発生しません。
たとえば。
一人の利用者が転職成功したとしたら、その転職者の年収の5割を採用した企業から成功報酬としてもらう。というように成り立っているのです。
(成功報酬の数字は採用する企業によります。もちろん利用者は無料)
そこでエージェントが自分の利益を優先させるとどうなるか?
よいことばかり挙げて「無理やりにでも転職させてしまおう」と考える人もでてきます。
そのような雰囲気を少しでも感じたら不誠実きわまりない対応です。すぐに担当者変更をお願いするか、別の転職サイトに乗り換えましょう。
3. エージェントによってムラがある
丁寧に対応してくれるエージェントがすべてとは限りません。
中にはとんでもないエージェントもいます。
こればかりはあなたの感じ方次第ですので、転職成功するイメージが持てないと感じたら担当変更を要請するか、別の転職エージェントサイトを使いましょう。
一例として以下の項目に当てはまるエージェントは使うとかえって悪い結果を生みます。
十分に気をつけましょう。
- 履歴書・職務経歴書の書き方が下手で、自分で書いた方がマシ
- レスポンスが遅い(24時間以内に対応することがビジネスの基本です)
- 今の条件より悪い求人しか持ってこない
- とにかく「転職させる」ことが優先となって利用者の希望に応えない
- 弱小規模の転職エージェント
- 企業の採用担当からの心象が悪いエージェント
4. 転職市場価値の低い利用者は紹介を受けられないかも…
たとえば。
前職の経歴が年収300万円とか、派遣社員であったりとか、フリーターなり休職期間が長いとか…
このような転職市場価値の低いと思われる人材であった場合、求人を紹介してもらえない可能性があります。
そんなときには…
転職エージェントも神ではないので逆恨みせずに、以下いずれかの方法で転職活動をすすめることを推奨します。
オススメ度は「その1→その2」の順。
▼その1:審査ハードルの低い転職エージェントを利用
- 転職エージェント・ワークポート(とくに未経験の転職につよい)
- 【type転職エージェント】(業界大手ではないため手厚いサポートに期待)
▼その2:自分で求人を探すタイプの転職サイトを利用
- 【はたらいく】(総合型の求人サイトで、転職エージェントではない)
- 【リクナビNEXT】 &【マイナビ転職エージェントサーチ】
どちらもスカウト型の転職サイトではあるが、求人を検索して応募する使い方もできる
5. マイペースで転職活動できない
これは転職エージェントの宿命です。
早く転職を決めたい人には転職エージェントを使うのがおすすめですが、いっぽうでマイペースでじっくりやりたい方には向いていません。繰り返しになりますが、転職エージェントもビジネスなので「可能な限り早く最良な結果を出したい」と考えるのは仕方ないこと。
転職エージェントを使う際には短期間で、集中的に転職活動に取り組む必要があります。そのために多少なりともプライベートの犠牲を伴います。
マイペースで転職先を探されている方は…
- 自分で求人を探すタイプの転職サイト【はたらいく】
- スカウト型の転職サイト【リクナビNEXT】や【マイナビ転職エージェントサーチ】
※ リクナビNEXTはスカウト型の転職サイトではあるものの、求人を探して応募という活用方法もおすすめ。
などを使うとよいでしょう。
転職エージェントを使うときの全注意点
1. 登録したからといって転職する必要はない
転職活動を始められる方からの質問に、転職エージェントに登録したら絶対に転職しないといけないの?というのがあります。
転職エージェントに登録しても、転職する必要はありません。
「今は転職に興味ないけど、自分の市場価値を把握しておきたい」という理由であっても気軽に利用して大丈夫です(これは私のパターンです)。
ただし以下の点は気をつけましょう。
2. 転職する気が無くても「すぐ転職したい」と伝える
転職エージェントもボランティアではないので、転職する気のない利用者には熱が入らないもの。
「転職するかどうか悩んでいる…」
「自分の転職市場価値を把握したい」
というレベルであっても必ず、
「すぐにでも転職したいです!!」と転職エージェントに伝えましょう。
3. めんどくさくても無視しない
転職エージェントに登録すると、基本は24時間以内に担当者が決まり連絡がきます。
そこでめんどくさがらずに、ちゃんと対応しましょう。
一度「やる気のない利用者だ」とエージェントにレッテルを貼られてしまうと、本当に転職したい時にマトモな担当者がつかない恐れがあります。
利用者といえども通常のビジネスマナーを守って利用しましょうね。
4. 応募が重複しないようにする
複数の転職エージェントに登録した場合、たとえば、「リクナビ」と「マイナビ」で同じAという企業に応募してしまう恐れがあります。
企業にとっては「応募者はあなた一人」のはずなのに、リクナビとマイナビの2つから応募あるのだけど、どういうこと?
となり混乱してしまいます。
これを避けるため複数の転職エージェントを使う際には、選考状況・応募状況をきちんとシェアしておくか、自己管理をきちっとしましょう。
こういうのがめんどくさい方は、転職エージェントを一つに絞ることをおすすめします。
転職35歳限界説はウソ!30代は転職チャンスが多い
わたしの感想をすこし。大手化学メーカーのおっさん営業マンなのですが・・・
周りを見わたすと30代で転職する人も結構います。
一昔前まで「転職は30歳を過ぎるとむずかしくなり、35歳をすぎるとほとんど求人がなくなる」と言われていたものです。
しかしこれは昔のはなし。
どの企業も団塊の世代が大量退職をむかえ、さらに少子化もあって人手不足なのですよね。
ということで転職市場はますます転職者有利の状況になっています。
わたし自身35歳前後で転職エージェントやらスカウト型サイトにおおく登録していますが、毎日かならず3-5通のスカウトメールがきます。
(全スルーしてますが・・・エージェントの皆様ほんとうにごめんなさい)
みなさんも30代だからといって条件に妥協せず、上をめざして転職活動に取り組みましょう!!
キャリアアップを目指すという意味で転職エージェントはほんとうに役に立ちます。ぜひ活用したいものです。
エージェント型・スカウト型・普通の求人型どれがいい?
この記事でおすすめした転職エージェントは本当に丁寧にプロのアドバイザーが指導してくれるので、重宝します。
冒頭でも書きましたが、わたしが転職活動をしていたころにお願いしていたアドバイザーは私の希望にあった求人を探すだけでなく。
履歴書や職務経歴書もほぼ書いてくれて自分の負担が少なくて本当に助かりました。
ただ。
アドバイザーも真剣に「転職先を決めよう」と手伝ってくれるので、マイペースではなかなか転職活動できない、というデメリットもありますが…。
いっぽうでスカウト型の転職サイトや、一般の転職サイトはマイペースで転職活動できるものの、プロの手ほどきがないため結構大変です。
結論としては・・・
どんな手段を使おうと転職活動はどのみち大変です(就活よりは断然ラクですが…)。
「楽して転職しよう」という考えは捨ててマジメに取り組むべきかと思います。
転職はあなたの一生を左右する重要な決断であるハズ。
それなりにしかやらなければ(私のように)それなりの結果にしかなりません。
これは転職活動に限らずどんな世界においても同じですよね!?
転職エージェントのクチコミ・評判
ここで紹介した転職エージェントはどれも「30代の転職」におすすめできるサイトばかりです。ただし人によっては「こんなヒドい対応を受けた」「思っていた結果が得られなかった」ということもあり得るでしょう。
そこで、当サイトでは転職エージェントに関する読者様の口コミを募集しております。
口コミ・評判について「コメント欄」にてご教示いただければ幸いです。
転職者の役に立つようなコメントでしたら何でも構いません。事実に基づく批判もウェルカムです。またデータには万全を期しておりますが、おすすめ情報は2018年公開時点での情報ですのでご了承ください。お力添えのほど、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m