【保存版】総合商社の年収ランキング

7大総合商社の年収ランキング2017年版。
5大総合商社の三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅にくわえ、
双日・豊田通商もふくめた7大総合商社で年収ランキング2017年版を作成しました。

平均年収だけみてもつまらないため以下、いろいろな角度から7大総合商社の年収について考察します。
就活・転職のご参考にどうぞ。

・平均年収ランキング2017年版
・平均年収の推移
・大卒総合職の年収
・一般職女性の年収
・初任給/主任/係長/課長/部長の年収
・新卒/20代/30歳/35歳/40歳/50歳の年収
・給料体系
・福利厚生など

2017年: 総合商社の平均年収ランキング

2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
No.1
三菱商事
1386万

42.5歳

1446 1376 1355 1419 1412 1358 1301
No.2
伊藤忠商事
1383万

41.5歳

1382 1395 1383 1389 1281 1254 1257
No.3
住友商事
1255万

42.8歳

1255 1300 1304 1309 1352 1338 1321
No.4
丸紅
1221万

41.4歳

1226 1306 1274 1222 1187 1139 1163
No.5
三井物産
1213万

42.4歳

1363 1361 1351 1363 1361 1246 1261
No.6
双日
1090万

42.2歳

1095 1067 1052 1062 1040 1006 1005
No.7
豊田通商
998万

41.2歳

953 995 1041 982 993 978 931

※出所: 各企業の2017年3月期の有価証券報告書

総括コメント: 総合商社の年収ランキング

2017年3月期・総合商社の年収ランキングは上記のとおり。

2016年3月期に最終赤字だった三菱商事・三井物産はおおはばダウン。
赤字によりボーナス大幅減になったのが主な理由。
(ボーナスは前期の業績にもとづいて支給されるため半年〜1年遅れで影響でます)

業績が低位安定している
住友商事・丸紅・双日・豊田通商はおおきく変動なし。

ここ数年、業績好調の伊藤忠商事の平均年収は高止まり。

2017年・7大総合商社の平均年収ランキングを総括すると、ざっくりこんな感じですね。

総合商社・平均年収推移(2009-2017年)

つづいて7大総合商社の平均年収推移について。

豊田通商を除く総合商社は安定の平均年収1000万円超

グラフにしたとおり豊田通商をのぞいて安定の平均年収1000万円超。

平均年収をくらべたときの傾向としては、
5大総合商社の三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅は年収が高く、双日・豊田通商は年収が低い。

総合商社の年収は波が激しい

高年収の目安である年収1000万円は超えてはいるものの、上下激しいのが総合商社の年収における特徴。
ここ9年間の平均年収推移で標準偏差(ばらつきを表す指標)をとってみると以下のとおり。

・三井物産: 標準偏差69
・伊藤忠商事: 標準偏差58
・丸紅: 標準偏差49
・双日: 標準偏差48
・住友商事: 標準偏差38
・豊田通商: 標準偏差34

標準偏差は数字がおおきいほどバラツキ大。
どの企業もバラツキは大きい。

豊田通商をのぞいて基本給はどの総合商社も大差ありません。
結局はその年のボーナスで年収の高い・低いが決まります。

あとは業績の好不調が大きい企業は、年収の振れ幅も大きくなりますね。

総合商社・大卒総合職の年収ランキング

つづいて大卒・総合職の年収ランキングについて。
平均年収というのは事務職など一般職女性の年収も含まれるため、大卒総合職の年収はもっと高くなります。

総合商社のばあい、一般職採用もあり相当数は一般職であるものと推測。

それを考えると上記の平均年収+100万円~200万円くらいが大卒総合職の平均になると思われます(カン)。

というわけで大卒総合職の年収ランキングを作ってみます。

ファーストクラス
三菱商事・伊藤忠商事

総合商社の年収ランキング。

1stクラスは…

三菱商事・伊藤忠商事

この2社は年によって好不調あるものの、年収期待値はほとんど同じ。
三菱商事・伊藤忠商事の年収をざっくりまとめると以下のとおり。

年収テーブルは比較しやすくするため残業代と手当を抜いて考えています。実際にはもっと多いのでご留意を。

▼ 三菱商事の給料体系

三菱商事の年収は残業代も含めて考えると27-30歳でも年収1000万円を超えます。
月30時間の残業で30歳・年収1000万円超。
月45時間の残業で29歳・年収1000万円超。
残業単価の高い22時以降・土日祝を考えるともっと上がります…

『32歳・アシスタントマネージャー・年収1100万円』
は普通にやっていれば誰もが到達するライン。

そのうえの
35-40歳・課長1・年収1430万円も普通にやっていれば到達します。

ただしボーナス次第で上も下もあり。

さらにその上になると…
なかなか出世が難しいライン。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
学部卒
初任給
なし 410 24 5
院卒
初任給
なし 480 27.5 5
学部卒6年目
28歳
主任 770万円 35 10.0
(※3)
30歳 主任 880万円 40 10.0
32歳 AM
*管理職扱い
1210万円 55 10.0
35歳 AM
*管理職扱い
1320万円 60 10.0
課長1 1495万円 65 10.0
40歳 課長1 1540万円 70 10.0
45歳 課長2 1870万円 85 10.0
課長3 2090万円 95 10.0
50歳 部長 2310万円 105 10.0
55歳 役員 NA NA NA

(※1) AMから残業代ゼロ。AM(アシスタント・マネージャー)までは総合職であれば自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。課長1は同期入社でも差が出る。最速35歳~で数年の遅れはあれど、いずれは到達する。
(※2) 課長2への昇進で同期でも差が出る。最速38歳、通常40歳くらい。総合職であっても難易度が高い、同期入社1/3人ほど。
(※3) 年収はボーナス額で変動する。最低4ヶ月~最高12ヶ月/年となる。業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)。管理職以下は差がつかず、課長以上では個人差・部門差が大きくなる。

▼ 伊藤忠商事の給料体系

伊藤忠商事の年収は残業代も含めて考えると25-30歳でも年収1000万円を超えます。
月30時間の残業で30歳・年収1000万円超。
月45時間の残業で28歳・年収1000万円超。
残業単価の高い22時以降・土日祝を考えるともっと上がります…

『32歳・担当課長・年収1240万円』
は普通にやっていれば誰もが到達するライン。

そのうえの
38-40歳・課長1・年収1610万円もマジメに仕事をしていれば到達します。努力と運でなんとかなる範囲。

さらにその上になると…
なかなか出世が難しいライン。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
学部卒
初任給
なし  430 24 6
院卒
初任給
なし  500 27.5 6
学卒6年目
28歳
主任 875万円 38 11.0
(※3)
30歳 主任 970万円 42 11.0
32歳 担当課長
*管理職扱い
1240万円
(※1)
54 11.0
35歳 担当課長
*管理職扱い
1380万円 60 11.0
40歳 課長1 1610万円
(※2)
70 11.0
課長2 1840万円 80 11.0
45歳 課長3 2070万円 90 11.0
50歳 部長 2300万円 100 11.0
55歳 役員 NA NA NA
出向・転籍 NA NA NA

(※1) 担当課長から残業代ゼロ。総合職であれば担当課長まではほぼ自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。
(※2) 課長1への昇進で同期でも差が出る。最速38歳、通常40歳くらい。総合職であってもなれない人もいる。
(※3) 年収はボーナス額で変動する。最低4ヶ月~最高12ヶ月/年となる。業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)。管理職以下は差がつかず、課長以上では個人差・部門差が大きくなる。同期入社でもボーナスで年収400万円くらいは平気で変わる。

ビジネスクラス
三井物産・住友商事

総合商社の年収ランキング。

2ndクラスは…

三井物産・住友商事

この2社は年によって好不調あるものの、年収期待値はほとんど同じ。
三井物産は2017年の凹みで2ndクラスになったものの、来期以降は回復するものと推測。

三井物産・住友商事の年収をざっくりまとめると以下のとおり。

▼ 三井物産の給料体系

三井物産の年収も三菱商事や伊藤忠商事とほぼ同じ。
ですが直近2016年4月~2017年3月はボーナスが低かったため、他よりも低くみえます。

残業代もふくめて考えると20代で年収1000万円超は十分にねらえる年収体系。

年収期待値の高さではトップクラス、でも直近の凹みによりこのクラス。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
学部卒
初任給
なし 380万円 24 4
院卒
初任給
なし 440万円 27.5 4
学卒7年目
29歳
主任 800万円 40 8
30歳 主任 840万円 42 8
32歳 担当課長
*管理職扱い
1100万円 55 8
35歳 担当課長
*管理職扱い
1240万円
(※1)
62 8
40歳 課長1 1500万円 75 8
45歳 課長2 1700万円
(※2)
85 8
課長3
副部長
1900万円 95 8
50歳 部長 2100万円 105 8
55歳 役員 NA NA NA

(※1) 部下なし課長から残業代ゼロ。担当課長(管理職)までは総合職であれば遅れはあれどほぼ昇格(もちろん毎昇格試験はある)。
(※2) 課長1への昇進で同期でもかなりの差が出る。最速38歳、通常40歳くらい。総合職であっても難易度が高い、同期入社1/5人ほど。
(※3) 年収はボーナス額で変動する。最低7ヶ月~最高12ヶ月/年となる。業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)。管理職以下は差がつかず、課長以上では個人差・部門差が大きくなる。

▼ 住友商事の給料体系

残業代もふくめて考えると20代で年収1000万円超は十分にねらえる年収体系。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
27歳 なし 717万円 35 8.5
(※3)
30歳 なし 820万円 40 8.5
32歳 課長1
(※1)
1025-1127万 50-55 8.5
35歳 課長1 1332万円 65 8.5
40歳 課長1 1332万円 65 8.5
課長2
(※2)
1537万円 75 8.5
45歳 課長1 1332万円 65 8.5
課長2 1640万円 80 8.5
50歳 課長1 1332万円 65 8.5
課長2 1640万円 80 8.5
55歳 課長1 1332万円 65 8.5
課長2 1640万円 80 8.5
60歳 課長1 1332万円 65 8.5

(※1) 部下なし課長1から残業代ゼロ。課長1までは総合職であれば自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。
(※2) 部下あり課長2への昇進で同期でも差が出る。最速38歳、通常40歳くらい。総合職であっても難易度が高い、同期入社1/5人ほど。
(※3) 年収はボーナス額で変動する。最低4ヶ月~最高12ヶ月/年となる。業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)。管理職以下は差がつかず、課長以上では個人差・部門差が大きくなる。

エコノミークラス
丸紅

総合商社の年収ランキング。

3rdクラスは…

丸紅

丸紅の年収をざっくりまとめると、外資系コンサル並みに激務であれば残業代によって20代・年収1000万円超がねらえるギリギリの範囲。

『31歳・課長代理・年収1000万円』
は普通にやっていれば誰もが到達するライン。

そのうえの
38-40歳・課長1・年収1400万円もマジメに仕事をしていれば到達します。努力と運でなんとかなる範囲。

(ただしすべてはボーナス次第…)

さらにその上になると…
なかなか出世が難しいライン。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
初任給
学部卒
なし 360万円 24 3
初任給
院卒
なし 415万円 27.5 3
学卒6年目
28歳
主任 720万円 36 8
学卒8年目
30歳
主任 800万円 40 8
(※3)
学卒9年目
31歳
課長代理
*管理職扱い
1000万円
(※1)
50 8
35歳 課長代理
*管理職扱い
1160万円 58 8
40歳 課長1 1400万円 70 8
45歳 課長2 1600万円 80 8
課長3
副部長
1800万円 90 8
50歳 部長 2000万円 100 8
55歳 役員 不明 NA NA

(※1)課長代理から残業代ゼロ。総合職であれば課長代理まではほぼ自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。そのうえは昇格できないひともいる。
(※2)年収はボーナス額で変動する。最低4ヶ月~最高12ヶ月/年となる。業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)。管理職以下は差がつかず、課長代理以上では個人差・部門差が大きくなる。同期入社でもボーナスで年収400万円くらいは平気で変わる。

格安航空LCC
双日

総合商社の年収ランキング。

4thクラスは…

双日

双日の年収をざっくりまとめると、20代・年収1000万円超は不可能。
ただ、死ぬほど残業できる人はこの限りではありません。

『32-35歳・課長代理・年収900-1000万円』
は普通にやっていれば誰もが到達するライン。

この時点で残業代も含めると年収1000万円は確実に超える。

そのうえの
38-45歳・課長1・年収1260万円もマジメに仕事をしていれば到達します。
努力と運でなんとかなる範囲。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
初任給
学部卒
なし 360万円 24 3
初任給
院卒
なし 415万円 27.5 3
学卒6年目
28歳
主任 650万円 36 6.0
(※2)
学卒8年目
30歳
主任 720万円 40 6.0
学卒10年目
32歳
課長代理 900万円 50 6.0
学卒13年目
35歳
課長代理 1010万円 56 6.0
学卒18年目
40歳
課長代理 1080万円 60 6.0
課長1 1260万円
(※1)
70 6.0
学卒23年目
45歳
課長2 1440万円 80 6.0
学卒28年目
50歳
課長3 1620万円 90 6.0
部長 1800万円 100 6.0
55歳 役員 NA NA NA

(※1)部下なし課長1から残業代ゼロ、同期でも差が出る昇進に差が出る。総合職であれば課長代理まではほぼ自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。
(※2)年収はボーナス額で変動する。最低4ヶ月~最高12ヶ月/年となる。
業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)が、双日は業績がず~~っと低調なため、実際には5~6ヶ月/年で変化なし。

豊田通商

総合商社の年収ランキング。

5thクラスは…

豊田通商

豊田通商の年収をざっくりまとめると、20代・年収1000万円超はどうがんばっても不可能。
メーカの年収にちょっと毛が生えた程度であり仕事量に見合う年収か疑問。

30代後半~40歳・課長で年収1000万円をようやく突破する。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
~30歳 主任 630万円 35 6.0
(※2)
35歳 課長代理 774万円 43 6.0
40歳 課長代理 864万円 48 6.0
課長1 1134万円
(※1)
63 6.0
45歳 課長代理 900万円 50 6.0
課長1 1170万円 65 6.0
50歳 課長代理 900万円 50 6.0
課長2 1260万円 70 6.0
55歳 課長代理 900万円 50 6.0
課長2 1260万円 70 6.0
60歳 課長代理 900万円 50 6.0

(※1) 部下なし課長1から残業代ゼロ、同期でも差が出る昇進に差が出る。総合職であれば上級主任まではほぼ自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。
(※2) 年収はボーナス額で変動する。最低5ヶ月~最高??ヶ月/年となる。実際には5~6ヶ月/年で変化なし。管理職以下は差がつかず、課長以上では個人差・部門差が大きくなる。

一般職女性の年収ランキング

一般職女性に関していうと年収ランキングは単純です。

基本給はどの企業も大差ありません(豊田通商だけは低い)。
そうすると、あとはボーナスをどれだけもらえるか?という話。

そうすると2017年時点では

・1位: 伊藤忠商事
・2位: 三菱商事
・3位: 住友商事
・4位: 三井物産・丸紅
・5位: 双日
・6位: 豊田通商

となるかと思われます。
実際の年収事例は下の参考記事よりご確認を。

総合商社・各企業のくわしい年収分析

上記はざっくりとしたまとめ。
くわしくは以下のリンクよりご確認ください。

なぜこのような年収ランキングとなったか?