ここで残業時間の多い・少ないにまつわる注意点を少し。
残業時間は上司によって多いときもあり、少ないときもあります。自分のやる気によっても左右されます。
残業時間をムダに多くする上司の特徴
上司が厳しければ(ムダな仕事を押しつけられる)、売上に関係ないムダな仕事ばかり増えて残業時間の多い状態に…。
たとえば以下のような仕事ばかりやらせる上司にあたると、どんな業界の営業職であろうと残業時間が多くなります。
- 毎日の営業報告を出させる上司
- 出張のスケジュールを細かく管理する上司
- とにかく部下がいつ、どこにいるかを事細かに把握したがる上司
- 資料ばかり作らせる上司
- 会議をムダに増やす上司
- PDCA管理の厳しすぎる上司
これらの仕事って正直なところ、やっても客のためにならないような仕事なのですよね…。単に上司がチームを管理するための仕事というか、上司がその上の上司に報告するための仕事というか…。
とくに日本の企業には、このような上司が多いのでご注意ください(私は結果さえ出していれば何も気にしないタイプの管理職ですが…)。逆に上司が放任主義の人であれば、余計な仕事をしなくても済むので残業時間は限りなくゼロに近くなります。
といっても単なる運ですので、リーズナブルな上司にあたることを祈りましょう。
残業時間を自ら多くする自爆型の営業マン
あとはあなたのやる気次第でどれだけでも残業時間を増やすことができます(苦笑)。営業職というのはストイックにやれば、どれだけでも仕事を増やすことができます。
たとえば出張のスケジュールを自分の意思で分刻みに詰め込んだり…。外まわりのスケジュールを9時から18時ギリギリまで詰め込んだり…。飲み会を意図的に増やしたり…。
だから私の勤めるメーカー営業職も、ストイックにやって常に残業多い営業マンもいますし、私のように押さえるべきところだけを押さえ(手を抜いて)、ほとんど残業時間ゼロの営業職もいます。
どれだけ手を抜いても、どれだけマジメに営業しても年収変わらないし、売上も頑張れば伸びるという業界じゃないからイマイチやる気にならないのですよね…。
したがって残業時間の多い・少ないはあなたのやる気次第のところもあります。
→ 化学素材メーカーで激務となる人の性格。共通する3つの特徴とは?
営業職に関連する記事
→ 製薬会社MR職が「激務・辛い・きつい」と言われる5つの理由
→ 営業職で離職率の高い業界ランキング。5割が3年以内に辞めるって …
→ キーエンス営業は激務・ブラックって本当?高年収企業の実態に迫る!
→ 営業職は激務で離職率高いなんて嘘!ホワイト業界をこっそり教えます
→ 証券会社・営業マンの仕事内容と“仕事がきつい”といわれる7つの理由