- 原発作業員
▼激務と言うより命の危険がある職種。誰かがやらないといけないのだけど私はやりたくない。 - とび職
▼建設現場であくせく働くワーカー。精神的なプレッシャーは少ないが肉体的に激務。誰かがやらないといけないのだけど私はやりたくない。 - 保育師
▼子供が好きだから…という安易な考えでは勤まらない。子供相手は疲れるのですよ。 - ネットビジネス
▼確かに稼げるし激務じゃないですけど…誰にでもできるため段々と虚しくなってきます(自己否定)。 - ユーチューバー
▼激務な割りに年収の低い職業、むくわれないです。そもそも毎日更新しないとユーザーが離れていくという時点で激務。最初は「好き」でやっていても、だんだんと「仕事」になってきてつまらなくなります。新卒・初任給くらいのレベルで満足できるならOK。 - ブロガー
▼誰かに売れるくらいマニアックな情報を持ってればいいですけど…単なる就活生には勤まらないです。そもそも毎日更新しなければならないという時点で激務(自己否定)。最初は「好き」でやっていても、だんだんと「仕事」になってきてつまらなくなります。新卒・初任給くらいのレベルで満足できるならOK。 - 起業
▼ちゃんとした経営者は激務ですねぇ~~。起業したいのでしたら、まずは副業ベースで年収1000万円を超えてからにしましょう。副業だけで年収1000万円を超えられないようだと、起業する才能がありません。そして、何もないまま起業するのはもっと悪い。激務とかそういう問題ではなく、路頭に迷って本当に死んでしまいます。 - 警備員・警備会社
▼シフト制でかつ、人気のない職業のため激務になりがち。普通の人は10年も警備員として働いてると体を壊します(シフト制の勤務がある業界全般)。 - プロ○○○○
▼激務とかの問題ではなく普通の人には成功できません(あたり前)。 - 弁護士、税理士
▼市場が飽和状態だからダメ…。激務とかの問題ではなく普通の人には成功できません。そして結局は学歴の壁に阻まれることになります(個人事務所の経営者を除く)。 - 赤字企業・赤字事業
▼赤字企業はまず人件費を減らす。そのためサービス残業や一人当たりの仕事量が増えて激務になります。大企業であっても赤字事業に従事している場合にはブラック化しますので要注意。 - 海外就職・転職
▼日本での就職・転職に失敗した場合のみ有効です。現地人並みの給料だと、たいていの国で日本よりも安月給となります。ただし定時出社、定時退社できるので激務じゃない。私は嫌だけど安月給に我慢できる人にはおすすめです。
参考 → ユーチューバーの収入『年収1000万超』たった10人!?最も夢のない職業の現実
激務でも「高給」であれば耐えられる!
結局は年収なんだなぁ、という話を紹介します。
ここで挙げてきた業界・職種は、激務・薄給業界がおおいのですが、
一部には年収の高い業界もふくみます。
ところが激務である業界であっても3年後離職率は10%以内の企業って多いのです。たとえば、イメージと違って離職率の低い企業名をあげていくと、以下の通り。
結局のところ、大企業でネームバリューがあって年収もそこそこ高ければ、どれだけ激務でも許されるんだなぁ~。という話です。
意外と離職率の低い企業50選
◎金融業界(銀行・保険・その他)
1. 第一生命保険: 3年後の新卒定着率90.3%
2. 朝日生命保険: 90.6%
3. りそなHD: 91.2%
4. みずほFG: 91.6%
5. 三菱UFJ FG: 91.9%
6. 三井住友FG: 92.5%
7. 三菱UFJニコス: 93.8%
8. 住友生命保険: 96.2%
9. T&D HD(旧:大同生命&朝日生命): 97.1%
◎小売業界(アパレル・デパート)
10. 丸井グループ: 3年後の新卒定着率89.4%
11. ダイユーエイト: 90.6%
12. アクシアル リテイリング94.0%
13. エイチ ツーオー リテイリング: 95.8%
◎製薬業界(MR)
14. 中外製薬: 3年後の新卒定着率93.4%
15. 塩野義製薬: 93.7%
16. サノフィ: 94.4%
17. 沢井製薬: 94.5%
18. 日本新薬: 94.5%
19. 大塚HD: 94.6%
20. 小野薬品工業: 95.0%
21. アステラス製薬: 96.8%
22. 第一三共: 97.1%
◎ゼネコン・建設・建築業界
23. 大成建設: 3年後の新卒定着率96.0%
24. 鹿島: 96.0%
25. ミライトHD: 96.3%
26. 協和エクシオ: 97.0%
27. 大林組: 97.1%
28. 西松建設: 94.0%
29. 朝日工業社: 93.9%
30. 清水建設: 93.8%
◎運輸・倉庫業界
31. 近鉄エクスプレス: 96.2%
32. セイノーHD: 92.9%
◎電機メーカー・情報・通信(SIer、SE限定)
33. 日本ユニシス: 93.7%
34. 東芝: 94.5%
35. ソニー: 94.5%
36. 三菱電機: 95.7%
37. NEC: 96.2%
38. NTTデータ: 96.4%
◎その他いろいろ
39. 博報堂: 3年後の新卒定着率95.1% (基本給低く残業多し)
40. 野村総合研究所: 95.5% (基本給低く残業多し)
41. 富士フィルムHD: 97.5% (裁量労働制に移行する年齢が早すぎる。サービス残業横行)
42. 大日本印刷: 91.4% (将来性に疑問+薄給・激務)
43. 京セラ: 88.5% (激務・薄給)
44. 共同印刷: 88.5% (将来性に疑問+薄給・激務)
45. 凸版印刷 (将来性に疑問+薄給・激務)
46. セイコーエプソン: 94.1% (将来性に疑問)
47. リコー: 93.5% (それなりに高給・仕事まったりだけど将来性に疑問)
48. ADEKA: 93.3% (総合職は裁量労働制であり、サービス残業が横行する可能性大)
49. コーセー: 93.9% (激務・薄給)
50. 資生堂: 93.8% (激務・薄給)
◎参考となる記事:
激務な業界=悪じゃない!?いやいやいや…
激務なことが悪ではないと言ってる人がいますが…
時代の流れというものを分かっていないようですね。かつて日本人は長時間がむしゃらに働いてビジネスを成長させてきましたが、それは途上国だったからであり、成長を遂げた現段階では激務に働いたってビジネスは簡単には伸びません。
長く働けば実績がちゃんとでる、というのはマーケットが伸びている段階だけの話なのですよ。こちらの記事(”電通「鬼十則」で過労死…いま「裏十則」が注目される2つの理由!”)でも書きましたが激務なのは経営者だけで十分、サラリーマンは適当に仕事をしておけばいいのです。
適当な仕事でビジネスを伸ばせないようなら、そんな会社は存在してはいけません。
以上が私の持論ですが、激務な業界のメリットとしては「自己成長速度が速い」ことらしいです。人の2倍の時間を仕事にあてていれば、自己成長速度も2倍ってことだと思われます…
なかなか興味深い考え方ですね。世間知らずの既存メディアにツッコミを入れることにも疲れてきました…
さて、あなたはどのようにお考えでしょうか!?
激務な仕事の基準とは?
どのような状態が激務っていうの?というご質問が当然あるかと思います。色々と考え方はありますが、誰もがわかりやすく定量的にするためには「残業時間」で見ていくのが自然でしょう。そこで激務な仕事の基準を簡単にまとめます。
- 過労死ライン月80時間以上の残業
- 労使協定(36協定)の限度を超える残業|月45時間以上の残業
- 残業以外にも飲み会・付き合いゴルフあり
- 残業以外のストレス過多
各項目についてくわしくはこちらの記事(”激務な仕事の基準とは?”)で解説しています。
まとめ
日本のサラリーマンはもっと楽をするべきだと思うのは私だけでしょうか?余計な報告、余計な資料作成、余計な会議、余計な飲み会、無駄に数字に細かい、などなど…生産性の低い仕事を削っていけばよいだけです。
逆に役員以上の経営者はもっとまじめに働いても良いよなぁ…といつも感じます。
とにかく上記のランキングは完全に私の独断と偏見を含みます(苦笑)。私にだまされてしまわないよう、あなたの頭でも考えてみてくださいね。
ほぼ全業界で草