- 【社内上司】日程調整メールを送る
・【社内上司】日程調整メールをし、返信でお礼し、日時確定するまでの文例10選
↓ - 【あなた】都合の返信 ⇒ 今回はココ!
↓ - 【社内上司】日程の確定メール返信
・【社内上司】日程調整メールをし、返信でお礼し、日時確定するまでの文例10選
↓ - 【あなた】お礼メール返信 ⇒ 今回はココ!
この記事の目次
文例「社内上司からの日程調整メールに返信する」
- 【社内上司】日程調整メールを送る
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- 【社内上司】日程の確定メール返信
- 【あなた】お礼メール返信
社内の上司などから日程調整メールが届いたとき。「11月3日でしたら空いてますよ」というように返信をするメールの例文を紹介します。
返信メール書き方の基本
まず社内上司からの日程調整メールに対して返信するときの、基本となる書き方について簡単に。
- メール件名は変えずに「履歴付き返信」
↓ - 社内挨拶「お疲れ様です」。つづけて「ご連絡ありがとうございます」などのお礼をしてもよい。
↓ - メール本文は「さて日程の件、」として書き始める。
↓ - あなたの都合を上司に伝える。たとえば「頂いた日程ですと、11月3日が空いております」あるいは「頂いた日程ですと、いずれも空いております」など。
↓ - メール結び・締めくくりは相手を気づかうフレーズ「お忙しいところ恐れ入りますが、」などを使い「取り計らいよろしく」的な文章で締める。
それでは社内上司からの日程調整メールに対して返信するときの例文を、ビジネスシーンごとに紹介します。
to社内上司:相手から候補日の連絡がなかったときに「候補日を伝える」メール例文
社内上司からの打ち合わせ日程調整メールで「いつでも都合のよい日時を連絡してください」みたいに候補日がなかったとき。あるいは「来週あたりで都合のよい日をご連絡ください」みたいにザックリだったとき。あなたから候補日を連絡するときの返信メール例文。できるだけ多くの候補を挙げるとよい。
メール件名:返信Re: 打ち合わせ日程のご相談
○○ 課長(社内上司)
お疲れ様です。ご連絡ありがとうございます。
さて日程の件、以下のとおりに候補日を連絡いたします。
①11月13日 AM
②11月14日 終日
③11月15日 終日
なお上記日程にてご調整いただくことが難しいようでしたら、翌週以降のスケジュールをお伝えいたします。その際にはお申し付けください。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
ノマド
・頂く(いただく) は「もらう」の謙譲語
・お取り計らい は「上手く物事を進めること」の意味
・おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
to社内上司:打ち合わせの日程調整に「いつでもいい」と返信するメール例文
社内上司からの打ち合わせ日程調整メールに対して、あなたの都合を返信するメール例文。ここでは「いつでもOK」と返信することを想定
メール件名:返信Re: 打ち合わせ日程のご相談
○○ 課長(社内上司)
お疲れ様です。ご連絡ありがとうございます。
さて日程の件、頂いた候補ですといずれも空いております。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
ノマド
・頂く(いただく) は「もらう」の謙譲語
・お取り計らい は「上手く物事を進めること」の意味
・おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
to社内上司:打ち合わせの日程調整に「○○が空いてます」と返信するメール例文
社内上司からの打ち合わせ日程調整メールに対して、あなたの都合を返信するメール例文。ここでは「○○と××が空いてます」と返信することを想定
メール件名:返信Re: 打ち合わせ日程のご相談
○○ 課長(社内上司)
お疲れ様です。ご連絡ありがとうございます。
さて日程の件、頂いた候補ですと①11月3日AMおよび②11月4日PMが空いております。
大変お手数ではございますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
ノマド
・頂く(いただく) は「もらう」の謙譲語
・お取り計らい は「上手く物事を進めること」の意味
・おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
to社内上司:打ち合わせの日程調整に「どれもダメ」と返信するメール例文
社内上司からの打ち合わせ日程調整メールに対して、あなたの都合を返信するメール例文。ここでは「どの日程もダメです」と返信することを想定
メール件名:返信Re: 打ち合わせ日程のご相談
○○ 課長(社内上司)
お疲れ様です。ご連絡ありがとうございます。
さて日程の件、あいにく頂いた候補はいずれも予定があり、出席いたしかねます。
翌週以降で以下日程ですと空いておりますが、いかがでしょうか。
①11月13日 AM
②11月14日 終日
③11月15日 終日
たびたびお手数ではございますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
ノマド
・頂く(いただく) は「もらう」の謙譲語
・お取り計らい は「上手く物事を進めること」の意味
・おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・いたしかねます は「いたしかねる」の丁寧語。「~できません」の意味の丁寧な表現となる。
文例「日程調整が完了し、メール返信でお礼する」
- 【社内上司】日程調整メールを送る
↓ - 【あなた】都合の返信 ⇒ 先ほど解説済み
↓ - 【社内上司】日程の確定メール返信
↓ - 【あなた】お礼メール返信 ⇒ 今ココ!
つづいて日程調整メールの最終ステップ。社内上司からの日程調整確定メールに対してお礼を返信するときの例文を紹介。
返信メールの書き方
まず返信メールの基本となる書き方について簡単に。
- メール件名は変えずに「履歴付き返信」
↓ - 社内挨拶「お疲れ様です」あるいは「ご調整ありがとうございます」「ご連絡ありがとうございます」などのお礼をする。
↓ - メール本文は「了解」の丁寧な敬語フレーズをつかい「日程等、仔細につき承知いたしました」などとする。
↓ - メール結び・締めくくりは簡単でよい。「こちらこそ宜しくお願い致します」などでOK
to社内上司:打ち合わせの日程調整が完了し「お礼メール返信する」
日程調整メールで日程が確定したあと。さらに返信メールでシンプルにお礼するメール例文。
メール件名: 返信Re:Re: 打ち合わせ日程のご相談
○○課長
お取り計らい頂き誠にありがとうございます。
お打ち合わせの日程等、仔細につき承知しました。
こちらこそ宜しくお願い致します。
ノマド
・仔細 は「詳細」の意味。普通は日程が確定したら、場所とかアジェンダとかイロイロ案内するため例文のようにした。
to社内上司:会議の日程調整が完了し「お礼メール返信する」
日程が確定したあと。さらに返信メールでシンプルにお礼するメール例文。
メール件名: 返信Re:Re: 打ち合わせ日程のご相談
○○部長
ご調整いただき誠にありがとうございます。
お打ち合わせ日程につき承知いたしました。
こちらこそ宜しくお願いいたします。
ノマド
to社内上司「忘年会の日程調整が完了し、お礼メール返信する」
日程が確定したあと。さらに返信メールでシンプルにお礼するメール例文。
メール件名:返信Re:Re: 忘年会日程のご相談
○○ 課長
お疲れ様です。ご案内ありがとうございます。
忘年会の日程等、仔細につき承知しました。もし何か私にもお手伝いできることがございましたら、お気軽にお申し付けください。
何卒よろしくお願いいたします。
ノマド
・仔細 は「詳細」の意味。普通は日程が確定したら、場所とかアジェンダとかイロイロ案内するため例文のようにした。
【社内上司あて】返信メールの書き方
- 【社内上司】日程調整メールを送る
↓ - 【あなた】都合の返信 ⇒ 今ココ!
↓ - 【社内上司】日程の確定メール返信
↓ - 【あなた】お礼メール返信 ⇒ 簡単なので書き方は省略
社内上司あての日程調整返信メールの書き方について解説しておきます。
メール件名の例文・書き方
【例文① 履歴つき返信Re: 】
メール件名: 返信Re: 打ち合わせ日程のご相談
・件名で何を知りたいか、相手に伝わるようにすること。この場合はなにかしらの日程調整の相談をするわけなので「例文①〜〜のご相談」とすること。 メール件名の書き方
・返信メールであなたの都合を伝えたり、日程調整をしてくれたことにお礼をするのであれば「履歴月返信」を使う。
メール宛名の例文・書き方
【例文① to 社内・上司など】
○○ 部長
【例文② to 社外・取引先など】
ケミカル株式会社
資材部 三菱 様
・社内の相手には「名字+役職」か「名字 さん」「名字 様」を使う。企業によって社内文化が違うので先輩などに聞いて従うこと。 メール宛名の書き方
メール挨拶文の例文・書き方
【例文① to 社内・上司】
お疲れ様です。ご連絡ありがとうございます。
【例文② to 社外・取引先】
お世話になっております。ご連絡ありがとうございます。
・社内の相手には「お疲れ様です」「こんにちは」などのカジュアルな挨拶を使う。
・社外メールには初対面だと「(これから)お世話になります」を使い、面識のある相手には「(今)お世話になっております」を使う。 メール挨拶文の書き方
メール本文の例文・書き方
【例文①いずれもOK】
さて日程の件、頂いた候補ですといずれも空いております。
【例文②いくつか複数日程がOK】
さて日程の件、頂いた候補ですと①11月3日AMあるいは②11月4日PMが空いております。
【例文③どれもダメ】
さて日程の件、あいにく頂いた候補はいずれも予定があり、出席いたしかねます。翌週以降で以下日程ですと空いておりますが、いかがでしょうか。
①11月13日 AM
②11月14日 終日
③11月15日 終日
メール本文の書き方・「さて」はこれから本題に移りますよ、という意味で使う。最初のメールで上司が候補日を連絡しているはずなので、それに対してあなたの都合を返信する。
・いずれの日程もダメであれば、自ら都合のつく日程を連絡する。
メール結び・締めの書き方
【例文①】
大変お手数ではございますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
【例文②】
お忙しいところ恐れ入りますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
・「相手を気づかう敬語フレーズ+取り計らいしてほしい」という内容のメール結びにする。すると例文のような敬語フレーズとなる。「お取り計らい」は「上手くものごとを処理すること」の意味。 メール結びの書き方
社内上司と日程調整メールをするときの注意点
日程調整メールで、社内上司にあなたの都合をメール返信するときの注意点について少し。
×了解です!は使わない
日程調整メールで、社内上司にあなたの都合をメール返信するときの注意点。
極めて初歩的ではありますが…
その理由は大きく2つ。
- 使い古されたフレーズであること
小学生から大人まで使うシンプルな表現であるため、ビジネスシーンにふさわしくないと考える目上のヒトもいます。相手にすこしでも不快感を与えるおそれのあるフレーズは使わないほうが無難。 - より丁寧な敬語フレーズがあること
「わかりました」の代わりに「了解!」「了解です!」を使うと、あなたの敬語レベルを疑われてしまいます。もっと丁寧な言い換えがあるのに、あえて「了解!」を選ぶ意味がありません。
そこで丁寧な敬語への言い換えが必要となります。
「了解!」の言い換え表現にはたとえば、
- 例文「承知いたしました」
ビジネスメールで使える丁寧レベル
- 例文「承知しました」
ビジネスメールで使える丁寧レベル - 例文「かしこまりました」
ビジネスメールで使える丁寧レベル - 例文「わかりました」
部下⇔上司のあいだで使える丁寧レベル - 例文「了解いたしました」
丁寧ではあるものの、上記の理由により使わないほうが無難 - 例文「了解しました」
丁寧ではあるものの、上記の理由により使わないほうが無難
などがあります。
このうち例文①②③はとても丁寧な敬語であり、ビジネスシーン(目上・上司・先輩・メール・電話など)では万能につかえるすばらしい表現。
例文④は社内の目上の人(部下⇔上司)に使えるくらいの丁寧レベルになります。
例文⑤は「する」の謙譲語「いたす」を使って敬語にしているため丁寧ではあるものの、中には失礼だと感じてしまう目上のヒトもいます。
「疑わしきは罰する」というのが敬語の基本であり、相手に少しでも不快感をあたえるリスクのある例文⑤や例文⑥は使わないほうが無難です。
バカ丁寧にならないこと!
社内上司と日程調整メールをするときの注意点。
こちらも極めて初歩的ではありますが…
社内のビジネスメールでは、たとえ上司が相手であろうとかしこまり過ぎないこと。もちろん最低限の礼儀として謙譲語や尊敬語を使うことは基本ですが、長々と書かずにシンプルに伝えることを優先しましょう。
そうすると、
たとえば
長い例文「あいにく11月3日は出張、11月4日は外出、11月5日は年休の予定があり、大変心苦しい限りではございますが、出席することが叶いません。大変申し訳ありません。つきまして、以下の日程ではご都合いかがでしょうか。」
みたいな丁寧でも長い文章は必要なし。
短い例文「さて日程の件、あいにくいずれの候補も予定があり出席いたしかねます。以下日程ですと空いておりますが、ご都合いかがでしょうか。」
というシンプルな表現でOKです。
ビジネスメールでよく使う「日程調整の敬語フレーズ」
せっかくの機会ですので、日程調整のビジネスメールでよく使われる敬語を紹介します。ご参考にどうぞ。
承知しました/承知いたしました
ビジネスメールでよく使う「日程調整の敬語フレーズ」。
- 例文①承知しました
- 例文②承知いたしました
了解!の代わりに使える丁寧な敬語表現です。ここで「例文②承知いたしました」は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語の過去形「ました」をくっつけて敬語にしています。
ビジネスメールで使える例文
- 例文「承知いたしました、それでは9月10日13:30に貴社へ伺います」
- 例文「資料作成の件、承知しました。今週末までに作成の上、提出いたします」
- 例文「ご依頼の製品カタログ送付(3部)の件につき、承知いたしました」
お時間を頂戴したく存じます
ビジネスメールでよく使う「日程調整の敬語フレーズ」。
- 例文①お時間を頂戴したく存じます
- 例文②お時間を頂戴いたしたく存じます
- 例文③お時間を頂きたく存じます
- 例文④お時間を頂ければと存じます
ご都合いかがでしょうか
ビジネスメールでよく使う「日程調整の敬語フレーズ」。
- 例文「ご都合いかがでしょうか」
目上のヒトやビジネスシーンで相手に都合をたずねるときに活躍する敬語フレーズです。
当然ですが、以下のようなフレーズはビジネスメールでは不適切なのでご注意ください。とくに目上のヒトに対する言葉としては失礼にあたります。
- NG例文「空いてる?」
- NG例文「都合つく?」
- NG例文「どう?」
よろしければ
ビジネスメールでよく使う「日程調整の敬語フレーズ」。
- 例文「よろしければ」
- 例文「よろしければ、一度貴社へ伺いたく存じます」
- 例文「よろしければ、○○の件につき打ち合わせをしたく存じます」
- 例文「よろしければ、○○の件につき会議をしたく存じます」