- 【あなた】日程調整メールを送る
・日程調整メールをし、返信で日時確定するまでの文例10選
↓
返信が来ない!!
↓ - 【あなた】催促メールをする ⇒ 今回はココ!
↓ - 社内外の相手が返事をする
・日程調整メールに返信する文例6選
↓ - 【あなた】日程の確定メール返信
・日程調整メールをし、返信で日時確定するまでの文例10選
↓ - 社内外の相手がお礼メール返信する
・日程調整メールに返信する文例6選
文例①社内上司との日程調整「返事を催促する」メール
to 社内・上司
社内の日程調整メールで上司に「返事を催促する」ときのビジネスメール例文。新たにメールを作る必要はなく、もとのメールを転送して作る。
メール件名:転送Fw: 打ち合わせ日程のご相談
○○ 部長
たびたび申し訳ありません。
さて、過日に送付しておりましたお打ち合わせ日程ご相談の件、その後いかがでしょうか。
念のため先日お送りしましたメールを転送いたします。たびたび恐れ入りますが、ご確認いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
ノマド
・過日 は「過ぎ去った日」つまり過去のこと。「先般」「先日」でも言い換えできる。
・おりました は「いる」の謙譲語「おる」に丁寧語の過去形「ました」を組み合わせて敬語にしている。
文例②社内上司との日程調整メール「返事を催促する」
to 社内・上司
社内の日程調整メールで上司に「返事を催促する」ときのビジネスメール例文Vol.2。本文の言い回しを少し変更しました。
メール件名:転送Fw: 打ち合わせ日程のご相談
○○ 部長
お疲れ様です。
さて、先日送付しておりましたお打ち合わせ日程ご相談の件、お手元にございますでしょうか?
先日のメールを転送いたしますので、ご確認いただければ幸いです。たびたび申し訳ありませんが、ご連絡のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
ノマド
・お手元にございますでしょうか? と確認してもよい。
文例③社外取引先との日程調整メールで「返信を催促する」
to 社外・取引先
社内の日程調整メールで上司に「返事を催促する」ときのビジネスメール例文。新たにメールを作る必要はなく、もとのメールを転送して作る。
メール件名:転送Fw: 次回お打ち合わせ日程のご相談
ビジネス会社
資材部 ○○ 様
たびたび申し訳ございません。株式会社転職・ノマドでございます。
さて先般送付しておりました、お打ち合わせ日程ご相談の件、その後いかがでしょうか。
念のため先般お送りしましたメールを再度転送いたします。ご査収の上、ご連絡いただければ幸いです。お忙しいところ大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
———————————-
株式会社転職
法人営業部 国内営業課
ノマド サラリーマン
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:xxxxxxx
FAX:xxxxxxx
E-mail:nomad@gmail.com
———————————-
・ご査収 は「中身をよく確認して受け取ること」の意味
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
文例④就活の面接日程調整メールで人事に「返信を催促する」
to 人事部採用チーム
就活の面接日程調整メールで採用担当に「返事を催促する」ときのビジネスメール例文。新たにメールを作る必要はなく、もとのメールを転送して作る。
メール件名:転送Fw: 二次面接日程調整のお願い
ビジネス会社
人事部 採用チーム ○○ 様
たびたび申し訳ありません。就活大学・ノマドでございます。
さて先般、面接日程候補につき連絡しておりましたが、その後いかがでしょうか。
念のため先般お送りしましたメールを再度転送いたします。お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご確認いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
************************************
就活大学
就活学部 就活学科
ノマド 就活
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:xxxx
携帯:xxxx
E-mail:xxxx@gmail.com
************************************
・ご査収 は「中身をよく確認して受け取ること」の意味
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
文例⑤転職の面接日程調整メールで人事に「返信を催促する」
to 人事部採用チーム
就活の面接日程調整メールで採用担当に「返事を催促する」ときのビジネスメール例文。新たにメールを作る必要はなく、もとのメールを転送して作る。
メール件名:転送Fw: 二次面接日程調整のお願い
ビジネス会社
人事部 採用チーム ○○ 様
たびたび申し訳ありません。転職のまどでございます。
さて先般、面接日程候補につきメールにて連絡しておりましたが、その後いかがでしょうか。
念のため先般お送りしましたメールを再度転送いたします。お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご確認いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
****************************
転職のまど
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:xxxx
携帯:xxxx
E-mail:xxxx@gmail.com
****************************
日程調整・催促メールの書き方
- 【あなた】日程調整メールを送る
↓
返信が来ない!!
↓ - 【あなた】催促メールをする ⇒ 今ココ!書き方の解説
↓ - 社内外の相手が返事をする
↓ - 【あなた】日程の確定メール返信
↓ - 社内外の相手がお礼メール返信する
催促メール・書き方の基本
まずは日程調整の催促メールの書き方について、ざっくりと基本を解説しておきます。
- メール件名は変えずに「転送Fwメール」機能を使う
↓ - 社内挨拶「お疲れ様です」・社外挨拶「お世話になっております」。あるいは「たびたび申し訳ありません」なども使える。
↓ - メール本文は「さて先般送付しておりました〇〇日程の件、」として書き始める。
↓ - 「返信してください」のような直接的な表現は避け「その後いかがでしょうか」などのやんわりと催促する敬語フレーズを使う
↓ - メール結び・締めくくりは相手を気づかうフレーズ「お忙しいところ恐れ入りますが、」などを使い「よろしく」的な文章で締める
それでは日程調整メールに対する返信催促メールの書き方を紹介します。
メール件名の例文・書き方
【例文①転送メールFw: 】
メール件名: 転送メールFw: 打ち合わせ日程のご相談
・件名で何を知りたいか、相手に伝わるようにすること。この場合はなにかしらの日程調整の相談をするわけなので「例文①〜〜のご相談」とすること。 メール件名の書き方
・今回は催促メールであるため、もとのメールを引っ張り出して「転送メールFw」を使う。新たにメールを作成する必要はない。
メール宛名の例文・書き方
【例文① to 社内・上司など】
○○ 部長
【例文② to 社外・取引先など】
ケミカル株式会社
資材部 三菱 様
・社内の相手には「名字+役職」か「名字 さん」「名字 様」を使う。企業によって社内文化が違うので先輩などに聞いて従うこと。 メール宛名の書き方
メール挨拶文の例文・書き方
【例文①to 社内・上司】
お疲れ様です。
【例文②to 社内・上司】
たびたび申し訳ございません。
【例文③to 社外・取引先】
お世話になっております。
【例文④to 社外・取引先】
たびたび申し訳ございません。株式会社転職・ノマドでございます。
・社内の相手には「お疲れ様です」「こんにちは」などのカジュアルな挨拶を使う。
・社外メールには初対面だと「(これから)お世話になります」を使い、面識のある相手には「(今)お世話になっております」を使う。
・ここでは返事を催促するわけなので、「たびたび申し訳ありません」「たびたびのご連絡、大変失礼いたします」「たびたび失礼いたします」などを挨拶代わりに使える。 メール挨拶文の書き方
メール本文の例文・書き方
【例文①to 社内上司/社外取引先】
さて、過日に送付しておりましたお打ち合わせ日程ご相談の件、その後いかがでしょうか。念のため先日お送りしましたメールを転送いたします。
【例文②to 社内上司/社外取引先】
さて、先般メールしておりましたお打ち合わせ日程ご相談の件、その後いかがでしょうか。念のため先般お送りしましたメールを再度転送いたします。
メール本文の書き方・「さて」はこれから本題に移りますよ、という意味で使う。最初のメールで日程調整に必要な事項をすべて連絡しているはずなので、それに対してやんわりと返事を催促する。
・催促するときは社内の上司であろうと、社外の取引先であろうと丁寧に対応すべき(ホントは返事をしない相手が悪いのだけど…)。
メール結び・締めの書き方
【例文①】
たびたび恐れ入りますが、ご確認いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
【例文②】
ご査収の上、ご連絡いただければ幸いです。お忙しいところ大変恐れ入りますが何卒よろしくお願い申し上げます。
・普通にメール結びを使う。「相手を気づかう敬語フレーズ+確認あるいは連絡してほしい」という内容のメール結びにする。すると例文のような敬語フレーズとなる。
・「返事してください」といったキツイ言い方は避け、「確認してほしい」みたいな表現を使うこと。すると例文のようになる。 メール結びの書き方
日程調整の返信催促メールをするときの注意点
ビジネスシーン(目上・社外取引先・社内上司・就活・転職)における日程調整メールで、返信催促メールをするときの注意点について少し。
返事の催促はメールではなく、対面または電話が好ましい
日程調整の返信催促メールで気をつけたいこと。
まずは「返事の催促はメールではなく電話か対面で話すことが望ましい」
なぜなら催促メールをしてもそれすらもスルーされる可能性があるから(経験あり)
メールの文章についてああだこうだ考えるのであれば、パパッと行くなり電話して「○○のご相談ありましてメールを送付していたのですが・・・」と催促するほうが手っ取り早いですね。
どうしても相手がつかまらないときに催促メールをします。
返事が本当にきてないか、催促する前によく確認!
日程調整の返信催促メールで気をつけたいこと。
つづいて「催促する前に、返信・返事が本当にきていないかをよく確認する」
上司へ返信の催促メールを送ったら…
実はすでに返事きていて、あなたが気づいてないだけだった…。
というサムイ状況になることだけは避けましょう。また返事を確認する前に「ちゃんと自分のメールが上司に送れていたか」を確認する必要もあります。
とにかく自分に非がなかったかをキチッと確認したうえで催促メールしましょう。
相手がメールに気づいてない、という前提で催促する
日程調整の返信催促メールで気をつけたいこと。
つづいて「相手が最初に送ったメールに気づいてない、という前提で催促する」
ビジネスシーン(目上・社外取引先・社内上司・就活・転職)では相手が必ずしもすべてのメールを見ているとは限りません。
わたしたちは日々、山のようにメールを処理しているのです。
そうすると必ず見落としているメールの一つや二つはあるもの。
「メールを見てない上司なり取引先が悪い」とは考えず「忙しいからメールを見落としているんだな」という気持ちでやさしさをもって催促しましょう。
直接的な表現は避け、やんわりとした敬語を使う
日程調整の返信催促メールで気をつけたいこと。
ビジネスシーン(目上・社外取引先・社内上司・就活・転職)で相手にたいする言葉づかいとして「ご返事ください」「至急、ご返信ください」などの強い表現を使うのは避けましょう。
最後に使える敬語フレーズをまとめますが、
以下例文のようなマイルドな敬語、丁寧な言葉づかいをすると相手からの好感度がアップします。積極的に使ってみましょう。
催促の丁寧な敬語フレーズ
- 例文『ご確認(ご連絡・ご示唆)いただきたく存じます』
- 例文『ご確認(ご連絡・ご示唆)いただければと存じます』
- 例文『ご確認(ご連絡・ご示唆)いただければ幸いです』
- 例文『ご確認(ご連絡・ご示唆)いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします』
- 例文『ご確認(ご連絡・ご示唆)くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします』
ビジネスシーンでよく使う「催促の敬語フレーズ」
せっかくの機会ですので、催促のビジネスシーン(電話・メール・目上・社外取引先・社内上司・就活・転職)でよく使われる敬語を紹介します。ご参考にどうぞ。
その後いかがでしょうか
ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」。
- 例文①その後いかがでしょうか
- 例文②その後、ご検討状況はいかがでしょうか
「お返事ください」「ご連絡ください」といった直接的なフレーズの代わりに使える丁寧な敬語表現です。ここで「いかが」は「どう?」の丁寧な表現。
すると意味は「①そのあと、どうなってる?」「②そのあと検討した状況はどうなってる?」となります。「いかが」を使うことによって、やんわりと相手に催促するフレーズになっていますね。
お手元にございますでしょうか
ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」。
- 例文「お手元にございますでしょうか」
「手元にありますか?」の意味で使われ、「あります」のかしこまった丁寧表現「ございます」を使って敬語にしています。
「お返事ください」「ご連絡ください」といった直接的な言い方をするのではなく「届いてますか?」とすることで、やんわりと催促しています。
ちなみに、
- NG例文「お手元に届いておりますでしょうか?」
は間違い敬語であるためご注意を。「おります」は「いる」の謙譲語「おる」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語であり正しいです。
が、謙譲語はそもそも自分の行為・行動を低めて対象を高める敬語であり、相手の行為にたいして使うのは間違いです。そんなときには尊敬語「お手元に届いていらっしゃいますか?」を使うのが正解。
〜いただければ幸いです
ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」。
- 例文「ご確認いただければ幸いです」
- 例文「ご連絡いただければ幸いです」
- 例文「ご返信いただければ幸いです」
- 例文「ご示唆いただければ幸いです」
「確認してもらえたら嬉しいなぁ」の意味で使われます。ここで「いただく」は「もらう」の謙譲語。仮定形「れば」をくっつけて「いただければ」としています。
「お返事ください」「ご連絡ください」といった直接的な言い方をするのではなく「〜してもらえたら嬉しいなぁ」とすることで、やんわりと催促しています。
何かをお願いするときのメール結びとして活躍するフレーズですね。
送付いたします/お送りいたします
ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」。
- 例文「再度、送付いたします」
- 例文「再度、お送りいたします」
これは文字通り「送ります」の意味であり、謙譲語「お・ご〜いたす」「〜いたす」を使って敬語にしています。「送付させていただきます」はイマイチなので使わないこと。
→誤用の多い「させていただく」症候群には「いたします」が効く!