【研究室訪問】メールで日程調整し、返信でお礼する書き方・例文

  1. 【大学生】研究室訪問のアポイント日程調整メールを送る ➡︎ 今回はココ!
     ↓
  2. 【教授】訪問OKの返信
     ↓
  3. 【大学生】お礼&日程の確定メール返信 ➡︎ 今回はココ!
     ↓
  4. 【教授】了解メール返信
  5. 【大学生】返信の返信 ➡︎ 今回はココ!

※長文になりますので「目次」より目的部分へどうぞ。

研究室訪問「アポイント日程調整メール」例文

研究室訪問で教授とのアポイントメールは、①教授があなたのことを認識していない、②教授があなたのことを認識している、で書き方がだいぶ異なります。

ここでは「①教授があなたのことを認識していない」前提で「アポイント日程調整メール」の書き方と例文を紹介します。

※ もし教授と面識があるのであれば、
メールではなく講義のあとなどに直接会って話すほうがよいでしょう。

  1. 【大学生】研究室訪問の日程調整メールを送る ⇒ 今ココ!
     ↓
  2. 【教授】訪問OKの返信
     ↓
  3. 【大学生】お礼&日程の確定メール返信 ⇒ 後ろで解説!
     ↓
  4. 【教授】了解メール返信
  5. 【大学生】返信の返信 ➡︎ 後ろで解説!

研究室訪問メール「書き方のコツ」

まずは「①教授があなたのことを認識していない」ケースでの、アポイント日程調整メールの書き方について簡単に。

  1. メール件名は「研究室訪問のお願い(学部 学科・名字)」などとする。( )内にあなたが何者かわかる情報を入れると親切
  2. まずは挨拶「突然のご連絡、大変失礼いたします。●●大学●●学部●●学科・ノマド太郎と申します」などと挨拶する。おなじ大学の教授にアポメールするとき大学名は不要。
  3. つづいてメール本文では研究室訪問の目的や背景を簡単に説明。
    「このたびは、貴研究室のホームページを拝見し、研究内容に興味を持ったため連絡いたしました」など

  4. さらに「研究室訪問したい」という意思を伝える
  5. 研究室訪問の日程候補日を連絡。
    ザックリと「今月のどこかで」などと伝えるだけでもよいし、あなたがヒマであればまず教授の都合を聞くのもあり
  6. メール結び・締めくくりは相手を気づかうフレーズ「お忙しいところ恐れ入りますが、」などを使い「ご検討」「ご連絡」などの文章で締める。

それでは教授に対する「研究室訪問のアポイント日程調整メール」の例文を紹介します。

なお、テンプレートは以下3つあります。

  1. あなたの都合を伝える(例文①)
  2. ざっくりと候補日を伝える(例文②)
  3. まず教授の都合を聞く(例文③)

のいずれかをご選択のこと。あなたが忙しいのであれば例文①を、ヒマであれば例文③のテンプレートを使用する。

研究室訪問メール例文①候補日を伝える

【研究室訪問・日程調整メール】
教授におくる研究室訪問・アポイント日程調整メールの例文。ピンポイントで候補日を伝えるパターン。

メール件名: 貴研究室・訪問のお願い(電気電子工学科・ノマド)

●●教授

突然のご連絡、大変失礼いたします。
工学部・電気電子工学科のノマド一郎と申します。

このたびは貴研究室のホームページを拝見し、●●教授の研究内容に興味を持ったため連絡いたしました。

ただ、ホームページでは情報が限定的な部分もあり一度、実際にお会いしお話を伺えればと存じます。突然のお願いにて大変恐れ入ります。

もしよろしければ、以下候補のうちから1時間ほどお時間を頂戴したく存じますが、ご都合いかがでしょうか。

・11月10日 AM
・11月12日 終日
・11月15日 PM

誠に勝手を申し上げますが、ご検討いただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

——————————-
ノマド大学
工学部 電気電子工学科
ノマド 一郎(のまど いちろう)
学生番号:nomad
電話:xxxx
メール:xxx@xxx
——————————-

【補足】
・いたしたく存じます は「~したいと思う」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしている
・いただく は「もらう」の謙譲語
・伺う は「行く・訪問する」の謙譲語
・恐れ入る は「申し訳なく思う、恐縮に思う」の意味
・ご検討いただければ幸いです は「検討してもらえたら嬉しいなぁ」の意味。謙譲語を使って敬語にしている

研究室訪問メール例文②候補日をザックリと伝え、教授の都合を聞く

【研究室訪問・日程調整メール】
教授におくる研究室訪問・アポイント日程調整メールの例文。「今月のどこかで」「今週〜来週のどこかで」などとザックリと候補日を伝えるパターン。

メール件名: 貴研究室・訪問のお願い(電気電子工学科・ノマド)

●●教授

突然のご連絡、大変失礼いたします。
工学部・電気電子工学科のノマド一郎と申します。

このたびは貴研究室のホームページを拝見し、●●教授の研究内容に興味を持ったため連絡いたしました。ただ、ホームページでは情報が限定的な部分もあり一度、実際にお会いしお話を伺えればと存じます。突然のお願いにて大変恐れ入ります。

もしよろしければ、今月のどこかで1時間ほどお時間を頂戴したく存じます。ご都合いかがでしょうか。

誠に勝手を申し上げますが、ご検討いただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

——————————-
ノマド大学
工学部 電気電子工学科
ノマド 一郎(のまど いちろう)
学生番号:nomad
電話:xxxx
メール:xxx@xxx
——————————-

【補足】
・いたしたく存じます は「~したいと思う」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしている
・いただく は「もらう」の謙譲語
・伺う は「聞く・尋ねる」の謙譲語
・恐れ入る は「申し訳なく思う、恐縮に思う」の意味
・ご検討いただければ幸いです は「検討してもらえたら嬉しいなぁ」の意味。謙譲語を使って敬語にしている

研究室訪問メール例文③いつがいい?と教授の都合をまず聞く

【研究室訪問・日程調整メール】
教授におくる研究室訪問・アポイント日程調整メールの例文。「いつがいい?」とまず確認するパターン。

メール件名: 貴研究室・訪問のお願い(電気電子工学科・ノマド)

●●教授

突然のご連絡、大変失礼いたします。
工学部・電気電子工学科のノマド一郎と申します。

このたびは貴研究室のホームページを拝見し、●●教授の研究内容に興味を持ったため連絡いたしました。ただ、ホームページでは情報が限定的な部分もあり一度、実際にお会いしお話を伺いたく存じます。

なお、具体的には以下の質問事項がございます。

①研究内容の仔細
②土日出勤の有無
③研究予算

もしお時間を頂けるようでしたら、●●教授のご都合のよろしい日時をいくつか、ご教示頂ければ幸いです。

お忙しいところ大変お手数ではございますが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。

——————————-
ノマド大学
工学部 電気電子工学科
ノマド 一郎(のまど いちろう)
学生番号:nomad
電話:xxxx
メール:xxx@xxx
——————————-

【補足】
・あらかじめ質問内容を整理して伝えておくと丁寧(無くてもよいが…)

研究室訪問・日程調整メールへのお礼返信/返事

  1. 【大学生】研究室訪問の日程調整メールを送る ⇒ すでに解説
     ↓
  2. 【教授】訪問OKの返信
     ↓
  3. 【大学生】お礼&日程の確定メール返信 ⇒ 今ココ!
     ↓
  4. 【教授】了解メール返信
  5. 【大学生】返信の返信 ➡︎ 後ろで解説!

つづいて教授からメール返信がきたあと。返信メールでお礼&日程を確定させる、研究室訪問のアポイントメール例文を紹介します。

お礼返信・書き方のポイント

  1. 研究室訪問を受け入れてくれたことや、日程調整してもらったことに対するお礼を簡潔に
  2. 日程だけではなく、場所や質問事項についても案内しておくと丁寧。ただし簡潔でよい。
  3. メール結び・締めくくり

「メール返信でお礼&日時確定する」研究室訪問メール例文

【研究室訪問のお礼返信メール】
研究室訪問アポイントについて教授の都合がわかり、返信メールでお礼および日程を確定させる例文。

メール件名: Re:Re: 貴研究室・訪問のお願い(電気電子工学科・ノマド)

●● 教授

ご連絡ありがとうございます。
また、ご多忙にも関わらずご面談いただけるとのこと、感謝申し上げます。

さて、●● 教授のご都合につき承知いたしました。
それでは以下の通りに訪問いたしたく、仔細につきご案内申し上げます。

日時:10月23日10:00-11:00
場所:貴研究室へ伺います
目的:研究室訪問
その他:質問事項を以下にまとめます
・土日祝における研究の有無
・研究内容
・先輩の就職状況

以上

ご査収のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

——————————-
ノマド大学
工学部 電気電子工学科
ノマド 一郎(のまど いちろう)
学生番号:nomad
電話:xxxx
メール:xxx@xxx
——————————-

【補足】
・箇条書きを使うときは「記」「以上」を使うのが一般的。ただしこれは手紙やビジネス文書での話であり、メールであれば省略してもOK。
・仔細 は「詳細」と似たような意味
・いただく は「もらう」の謙譲語
・よろしい は「よい」の丁寧表現
・恐れ入る は「申し訳なく思う、恐縮する」の意味
・いたしたく存じます は「~したいと思う」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしている
・伺う は「行く・訪問する」「聞く・尋ねる」の謙譲語

「メール返信でお礼&日時確定する」研究室訪問メール例文

【研究室訪問のお礼返信メール】
研究室訪問アポイントについて教授の都合がわかり、返信メールでお礼および日程を確定させる例文。

メール件名: Re:Re: 貴研究室・訪問のお願い(電気電子工学科・ノマド)

●● 教授

ご連絡ありがとうございます。
また、ご面談のお時間を頂けるとのこと併せてお礼申し上げます。

さて、●● 教授のご都合につき承知いたしました。
それでは以下の通りに訪問いたしたく、仔細につきご案内申し上げます。

日時:10月23日10:00-11:00
場所:貴研究室へ伺います
目的:研究室訪問
その他:質問事項を以下にまとめます
・土日祝における研究の有無
・研究内容
・先輩の就職状況

以上

当日は何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

「メール返信でお礼&日時確定する」研究室訪問メール例文

【研究室訪問のお礼返信メール】
研究室訪問アポイントについて教授の都合がわかり、返信メールでお礼および日程を確定させる例文。

メール件名: Re:Re: 貴研究室・訪問のお願い(電気電子工学科・ノマド)

●● 教授

貴重なお時間を頂けるとのこと、誠にありがとうございます。
●● 教授のご都合につき承知いたしました。それでは以下の通りに訪問いたしたく存じます。

日時:10月23日10:00-11:00
場所:貴研究室へ伺います
目的:研究室訪問
その他:質問事項を以下にまとめます
・土日祝における研究の有無
・研究内容
・先輩の就職状況

ご査収くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

【補足】
・日程調整が確定したら、念のため詳細を連絡する

研究室訪問「返信の返信メール」

  1. 【大学生】研究室訪問の日程調整メールを送る ⇒ すでに解説
     ↓
  2. 【教授】訪問OKの返信
     ↓
  3. 【大学生】お礼&日程の確定メール返信 ⇒ すでに解説!
     ↓
  4. 【教授】了解メール返信
     ↓
  5. 【大学生】返信の返信 ➡︎ 今ココ!

書き方のコツ:返信の返信メール

最後に、研究室訪問メールに関してすべてのアレンジが終了し、教授から「了解!」といった趣旨のメールが来たあとに「返信の返信メール」をします。

※教授から了解メールが来なければ放置で構いません

まずは書き方のポイントについて少し。

  1. メール件名は履歴付き返信を使う
    「返信Re:貴研究室・訪問のお願い(大学名 名字)」などとなる

  2. 「ご丁寧にありがとうございます」などと、これまで使わなかったお礼のフレーズを使う
  3. 「それでは、当日はどうぞよろしくお願いいたします」
    「それでは、●●様にお会いするのを楽しみにしております」
    など、これまでのやりとりで使わなかったフレーズを使う

  4. メール結び・締めくくりは「何卒よろしくお願いいたします」などの常套句でよい

研究室訪問「返信の返信メール例文①」

【研究室訪問・面識あり&初めて共通・返信の返信メール】
・面識あり&初めての教授に対して、研究室訪問メールに「返信の返信」するときのメール例文。
・2〜3行で簡潔にメールする
・返信Re:の数は一個に減らしてもよい

メール件名: 返信Re:Re:Re:Re:貴研究室・訪問のお願い(ノマド大学 ノマド)

○○ 教授

ご丁寧にご返信くださいまして、誠にありがとうございます。

それでは当日、○○ 教授にお会いするのを楽しみにしております。

こちらこそ何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

研究室訪問「返信の返信メール例文②」

【研究室訪問・面識あり&初めて共通・返信の返信メール】
・面識あり&初めての教授に対して、研究室訪問メールに「返信の返信」するときのメール例文。
・2〜3行で簡潔にメールする
・返信Re:の数は一個に減らしてもよい

メール件名: 返信Re:Re:Re:Re:貴研究室・訪問のお願い(ノマド大学 ノマド)

○○ 教授

ご丁寧にありがとうございます。

それでは当日、○○ 教授にお会いするのを楽しみにしております。

何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

教授から返信が来なかったら…

ところが、

ビジネスシーンにおいては訪問や面談を打診したものの、相手からの連絡がこないケースあり。そんなときには返事を催促しましょう。

まぁ、返事をよこさない教授がいたら社会人として失格です。そんなしょうもない教授が運営している研究室には行かないほうがよいでしょう。

いちおう、以下の記事をご参考にどうぞ。

【完全版】丁寧な催促のビジネスメール文例20選

【社外ビジネス】丁寧な催促メールの書き方、ビジネスメール文例10選

【社内あて】丁寧な催促メールの書き方と、ビジネスメール文例10選

研究室訪問アポイント日程調整メールの書き方

  1. 【大学生】研究室訪問のアポイント日程調整メールを送る
    ⇒ 今ココ!書き方の解説

     ↓
  2. 【教授】都合の返信
     ↓
  3. 【大学生】お礼&日程の確定メール返信 ⇒ 書き方は簡単なため省略
     ↓
  4. 【教授】メール返信

メール件名の例文・書き方

【例文①】
1-1. メール件名: 貴研究室・訪問のお願い(学科名・名字)
1-2. メール件名: 貴研究室・訪問のお願い(学部 学科名・名字)
1-3. メール件名: 貴研究室・訪問のお願い(大学名・名字)

 icon-arrow-circle-o-up メール件名の書き方

  • 件名で何を知りたいか、相手に伝わるようにすること。この場合は研究室訪問をしたいわけなので例文のとおりにすること。
  • 研究室のことを敬って「貴」をつかい「貴研究室」とする
  • ( )内にあなたが何者かわかる情報を入れると親切
  • 返信メールであなたの都合を伝えたり、アポイントを受け入れてくれたことにお礼をするのであれば「履歴つき返信」を使う。
  • 学科名が長すぎたら学部名だけでよいし、名字だけでもよい。学科名だけでもよい
  • 他大学から研究室訪問をするときは(大学名・名字)でOK

メール宛名の例文・書き方

【例文①】
1-1. ●●教授
1-2. ●●教官
1-3. ●●先生

 icon-arrow-circle-up メール宛名の書き方
  • メールの宛名は、相手が教授であれば「●●教授」
  • 助教授なら「●●助教授」
  • 役職なしであれば「●●教官」「●●先生」を使う

メール挨拶文の例文・書き方

【例文①研究室訪問メール
突然のご連絡、大変失礼いたします。
工学部・電気電子工学科のノマド一郎と申します。

【例文②研究室訪問メール
突然の連絡にて大変失礼いたします。
工学部・電気電子工学科のノマド一郎と申します。

 icon-arrow-circle-o-left メール挨拶文の書き方

  • 何かをお願いする立場として「こんにちは」「はじめまして」「お疲れさまです」などはカジュアルすぎるためNG
  • 何の前触れもなく教授にお願いするわけなのでメール挨拶は例文のようにする
  • 意味は「突然の連絡でホントに失礼します」

メール本文①なぜ研究室訪問したいのか?の書き方

【例文①ホームページ見た!!】
このたびは貴研究室のホームページを拝見し、●●教授の研究内容に興味を持ったため連絡いたしました。
ただ、ホームページでは情報が限定的な部分もあり一度、実際にお会いしお話を伺いたく存じます。突然のお願いにて大変恐れ入ります。

【例文②講義を聞いた!!】
このたびは●●教授の講義を拝聴し、研究内容に興味を持ったため連絡いたしました。
そこで、貴研究室のホームページを拝見しましたが、情報が限定的な部分もありましたので、実際にお会いしてお話を伺いたく存じます。
なお、具体的には以下の質問事項がございます。
①研究内容の仔細
②土日出勤の有無
③研究予算

【例文③その他いろいろ】
このたびは、●●教授の研究室にてお世話になっております●●さん(先輩)の話を伺い、研究内容に興味を持ったため連絡いたしました。
そこで、貴研究室のホームページを拝見しましたが、情報が限定的な部分もありましたので一度、実際にお会いしてお話を伺いたく存じます。
なお、具体的には以下の質問事項がございます。
①研究内容の仔細
②土日出勤の有無
③研究予算

 icon-arrow-circle-o-up メール本文の書き方①背景と目的の説明

  • 「このたびは」は「今回は」の意味であるが、より丁寧な表現。
  • 他には「さて」「なお」などが話題を変える時に使える
  • 教授にアポイントをとるときには、あなたが「なぜ訪問したいのか?」をハッキリさせる必要あり
  • 研究室訪問の前に、あらかじめ質問事項をメールに入れておくと丁寧(10個も20個も書く必要はなく、多くて5個くらいにしておく)

メール本文②「候補日程を伝える」書き方

【例文①候補日を教授に伝える】
もしよろしければ、以下候補のうちから1時間ほどお時間を頂戴したく存じますが、ご都合いかがでしょうか。
・11月10日 AM
・11月12日 終日
・11月15日 PM

【例文②ザックリと候補日を伝える】
もしよろしければ、今月のどこかで1時間ほどお時間を頂戴したく存じます。ご都合いかがでしょうか。

【例文③いつがいい?と教授に聞く】
もしお時間を頂けるようでしたら、●●教授のご都合のよろしい日時をいくつか、ご教示頂ければ幸いです。

 icon-arrow-circle-up メール本文の書き方②日程調整する

  • あなたの忙しさに応じた例文をお使いください
  • 忙しい大学生は例文①を使い、ヒマな大学生は例文②③をつかいましょう

メール結び・締めの書き方

【例文①】
誠に勝手を申し上げますが、
ご検討のほど何卒よろしくお願い致します。

【例文②】
勝手ばかり申し上げ恐縮ではございますが、
ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【例文③】
お忙しいところ大変お手数ではございますが、
ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 icon-arrow-up メール結び・締めの書き方

  • 「相手を気づかう敬語フレーズ+連絡・検討してほしい」という内容のメール結びにすると丁寧
  • 「お手数」は「手間(てま)」の意味
  • 「恐縮」は「申し訳なく思う、恐れ入る」の意味

メール署名の書き方・例文

——————————-
ノマド大学
工学部 電気電子工学科
ノマド 一郎(のまど いちろう)
学生番号:nomad
電話:xxxx
メール:xxx@xxx
——————————-

 icon-arrow-circle-o-up メール署名の書き方

  • メール署名はあなたがどこの誰だかわかる情報を入れる
  • 一般的に「大学・学部・学科・氏名・電話・Eメール」となっていることが望ましい
  • 住所は記載してもしなくてもよい
  • 学生番号も記載してもしたくてもよい

日程調整メールでよく使う「アポイントの敬語フレーズ」

せっかくの機会ですので、訪問アポイントの日程調整メールでよく使われる敬語を紹介します。これから紹介する敬語フレーズは大学生であろうと、遅かれ早かれ就活などで使いこなす必要があります。ご参考にどうぞ。

「伺う」「伺いたく存じます」「伺えればと存じます」

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  1. 例文「新商品ご紹介のため、貴社へ伺いたく存じます」
  2. 例文「ご挨拶かたがた伺いたく存じます」
  3. 例文「一度、お話を伺えればと存じます」

ここで「伺う」は「行く・訪問する」「聞く・尋ねる」の謙譲語。丁寧語「ます」とくっつけて「伺います」として使います。

さらに「思う」の謙譲語「存じる」を組み合わせれば「伺いたく存じます」という敬語のできあがり。

すると意味は「訪問したいと思う」「聞きたいと思う」となりますね。まったく違う意味になりますが、どちらの意味で使われているかは文脈から判断するしかありません。

使い方はそのままで、目上やビジネス相手のところへ「訪問したい」「質問したい」ときに使う敬語フレーズ。

※「お伺いします」「お伺いしたいです」は間違い敬語(フツーに使われていますが…)

「お伺いしたい」「伺いたい」「伺いたく存じます」正しい敬語は?

誠に勝手を申し上げますが

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  1. 例文「誠に勝手を申し上げますが、どうかご容赦くださいますようお願い致します」
  2. 例文「勝手ばかり申し上げますが、どうかご検討くださいますようお願い致します」
  3. 例文「勝手ばかり申し上げ大変恐れ入りますが、ご検討いただければ幸いです」
  4. 例文「勝手なお願いにて大変恐れ入りますが、何卒宜しくお願い申し上げます」

「勝手なことを言いますけど」という意味の、相手を気づかうクッションフレーズです。

初めての訪問アポイントや突然のアポイントは、こっちの都合で勝手におしかけている訳ですから、例文のような敬語フレーズを使うと多少はやんわりとした感じになりますね。

ここで「恐れ入る」は「申し訳なく思う、恐縮する」という意味です。「ご容赦」は「許すこと」の意味。

お・ご~いたしかねます

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  • 例文「あいにく別件があり、参加いたしかねます」
    意味「参加することができない」
  • 例文「あいにく先約があり、出席いたしかねます」
    意味「出席することができない」

「お・ご~いたしかねる」という謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしています。おなじく「お・ご~しかねる」も謙譲語。

ここで「かねる(兼ねる)」は「~できない」という意味の語。敬語でもなんでもありませんが「できません」よりも丁寧に聞こえるため重宝するフレーズです。

「自分が~することができない」の意味であり、断りのビジネスメールでは万能に活躍する敬語です。就活メールで使ってもよし、電話で使ってもよし。

~することが叶いません

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  • 例文「出席することが叶いません」
    意味「出席できない」
  • 例文「参加することが叶いません」
    意味「参加できない」

原文「~することが叶う」に否定の丁寧語「ません」をくっつけて敬語にしています。

「できない」の代わりに「叶わない」を使うことによって、ホントはやりたいんだけど何かしらの理由によってできない、というニュアンスになります。

直接的な「お断りします」「~できない」よりも回りくどい表現であり、丁寧な敬語といえますね。とくに就活メールで活躍するフレーズです。

(お・ご)~いたします

「お・ご~いたす」という謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしています。おなじく「お・ご~する」「~いたす」も謙譲語。

「自分が~する」の意味であり、ビジネスシーンでは万能に活躍する敬語です。

どれを使っても丁寧ですが、就活メールでは「お・ご~いたします」「~いたします」という敬語フレーズをよく使いますね。

ビジネスメール・電話に使える例文

  • 例文「選考を辞退いたします」
  • 例文「面接を辞退いたします」
  • 例文「受賞を辞退いたします」
  • 例文「購入をお見送りいたします」
  • 例文「今回はお見送りいたします」

「する」の敬語変換|謙譲語と尊敬語、ビジネスメール例文、使い方

承知しました/承知いたしました

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  • 例文①承知しました
  • 例文②承知いたしました

了解!の代わりに使える丁寧な敬語表現です。ここで「例文②承知いたしました」は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語の過去形「ました」をくっつけて敬語にしています。

ビジネスメールで使える例文

  • 例文「承知いたしました、それでは9月10日13:30に貴社へ伺います」
  • 例文「資料作成の件、承知しました。今週末までに作成の上、提出いたします」
  • 例文「ご依頼の製品カタログ送付(3部)の件につき、承知いたしました」

ビジネスメールで「了解」と返信するときの書き方・例文

お時間を頂戴したく存じます

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  • 例文①お時間を頂戴したく存じます
  • 例文②お時間を頂戴いたしたく存じます
  • 例文③お時間を頂きたく存じます
  • 例文④お時間を頂ければと存じます
意味は例文①②③は「時間をもらいたいと思う」。例文④の意味は「時間をもらえたらと思う」。ここで「頂く」は「もらう」の謙譲語、「存じる」は「思う」の謙譲語。

ご都合いかがでしょうか

訪問アポイントのビジネスメールに使える敬語フレーズ

  • 例文「ご都合いかがでしょうか」
意味は「都合はどうでしょうか?」。ココで使う「いかが?」は「どう?」の丁寧な表現です。

目上のヒトや転職メールで相手に都合をたずねるときに活躍する敬語フレーズです。

当然ですが、以下のようなフレーズは就活メールでは不適切なのでご注意ください。とくに目上のヒトに対する言葉としては失礼にあたります。

  1. NG例文「空いてる?」
  2. NG例文「都合つく?」
  3. NG例文「どう?」

よろしければ

研究室訪問アポイントの日程調整メールに使える敬語フレーズ

  • 例文「よろしければ」
意味は「もしよかったら」。ここで使う「よろしい」は「良い」の丁寧な表現です。都合を尋ねたり、お願いするときのクッション敬語として使うと好感がもてます。
ビジネスメールで使える例文
  • 例文「よろしければ、一度貴社へ伺いたく存じます」
  • 例文「よろしければ、○○の件につき打ち合わせをしたく存じます」
  • 例文「よろしければ、○○の件につき会議をしたく存じます」

その他イロイロ