上司へお願いするときに使える敬語10の言葉と、例文50選

上司や取引先へお願い事をするときに使える敬語・ビジネスフレーズ(言葉)を、だれよりも親切に紹介する記事(もちろんビジネスメール例文つき)。

まずは基本として、私たちがお願いするときによく使う「~してください」「~してほしいです」という言葉は、上司にお願いするときの敬語としては好まれません。別のもっと丁寧な敬語に言い換えましょう。

それでは具体的に『上司へお願いするときに使える敬語・フレーズ(言葉)』を紹介していきます。

※実際に現役営業マンの私が使っている、あるいは部下や後輩から受けたことのある敬語・フレーズ(言葉)を紹介しています。

『~いただければと存じます』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『~いただければと存じます』。言葉の意味は『~してもらえたらと思います』で、「~」のところに依頼やお願い事がはいります。たとえば以下例文のように使います。

ビジネスメール例文

例文『ご連絡(を)いただければと存じます。』

例文『ご確認(を)いただければと存じます。』

例文『ご教示(を)いただければと存じます。』

例文『ご意見(を)いただければと存じます。』

例文『ご指示(を)いただければと存じます。』

例文『お力添えを頂ければと存じます。』

※注意)「いただければと存じます」は、もらうの謙譲語「いただく」+仮定「れば」+思うの謙譲語「存じる」+丁寧語「ます」

※注意)(を)としたのは、日本語としては「連絡をもらう=ご連絡をいただく」という使い方が正しいから。でもビジネス敬語としては「ご連絡いただく」という使い方をするのが一般的です。以降はすべて省略します。

『~いただきたく存じます』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『~いただきたく存じます』。言葉の意味は『~してほしいと思います』で、「~」のところに依頼やお願い事がはいります。たとえば以下例文のように使います。

ビジネスメール例文

例文『ご連絡いただきたく存じます。』

例文『ご確認いただきたく存じます。』

例文『ご教示いただきたく存じます。』

例文『ご意見いただきたく存じます。』

例文『ご指示いただきたく存じます。』

例文『お力添えをいただきたく存じます。』

※注意)「いただければと存じます」との違いは、仮定「れば」をつかうか、願望「たい」をつかうかにありますが、ニュアンスとしては大差ありません。

どちらかと言うと「いただければと存じます」のほうが丁寧かもしれないですが、いずれにせよ、どちらを使っても丁寧な敬語です(笑)。

『~いただければ幸いです』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『~いただければ幸いです』。言葉の意味は『~してもらえたら嬉しいなぁ、幸せだなぁ』で、「~」のところに依頼やお願い事がはいります。たとえば以下例文のように使います。

ビジネスメール例文

例文『ご連絡いただければ幸いです。』

例文『ご確認いただければ幸いです。』

例文『ご教示いただければ幸いです。』

例文『ご意見いただければ幸いです。』

例文『ご指示いただければ幸いです。』

例文『お力添えをいただければ幸いです。』

※注意)「いただければと存じます」「いただきたく存じます」との違いは、「幸いです」をつかうかどうかにあります。「いただければ幸いです」がもっとも丁寧な敬語となりますが、上司に使うにはちょっと大げさな表現かもしれません。

いずれにせよ、何を使っても丁寧な敬語です。

『~いただきますよう・~くださいますよう』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『~いただきますよう・~くださいますよう』。言葉の意味は『~してもらえるよう・~してくれるよう』で、「~」のところに依頼やお願い事がはいります。

それぞれの違いは以下のとおり。

「いただく」の意味は「(自分が)もらう」であり、「もらう」の謙譲語です。

「くださる」の意味は「(相手が)与える・くれる」であり、「くれる」の尊敬語です。

これ以上に語ると長くなるため省略しますが、ビジネス敬語としては謙譲語「いただく」をつかうのが一般的です。私のブログでは「くださいますよう」を使いますが…。

どうしても気になる方は以下の参考記事をご確認くださいますよう、お願いいたします。

「いただく」「くださる」の違い、使い分け【ビジネス敬語】 

話が逸れましたが使い方は以下例文のとおりです。この表現にしっくりとこない方は、これまで紹介した別の敬語を使いましょう。

ビジネスメール例文

例文『ご連絡いただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

例文『ご確認いただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

例文『ご教示いただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

例文『ご意見いただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

例文『ご指示いただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

例文『お力添えをいただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

『恐れ入りますが・恐縮ですが』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『恐れ入りますが・恐縮ですが』。意味は『申し訳なく思うのですが』で、依頼やお願い事の前につけてクッション言葉として使います。

『お忙しいところ恐れ入りますが(恐縮ですが)』までをひとつのフレーズとして使うことが多いですね。こうすると意味は、『忙しいところ申し訳なく思うのですが…』という相手を気づかう言葉になります。

ビジネスメール例文

例文『(お忙しいところ)恐れ入りますが、ご連絡いただければ幸いです。』

例文『(お忙しいところ)恐縮ですが、同上』

例文『(お忙しいところ)恐縮ではございますが、同上』

※注意)「誠に恐れ入りますが」「大変恐れ入りますが」とすると、より申し訳ない気持ちが表れる。

「お忙しいところ恐れ入りますが」意味と正しい使い方

『お忙しいところ・ご多忙のところ』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『お忙しいところ・ご多忙のところ』。言葉の意味そのままですが、相手を気づかうためのフレーズとして使うのが一般的であるため、忙しくなさそうな相手に使っても問題ありません。

依頼やお願い事の前につけてクッション言葉として使います。

ビジネスメール例文

例文『お忙しいところ恐れ入りますが(恐縮ですが・お手数おかけしますが)、ご連絡いただきたく存じます。』

例文『ご多忙のところ恐れ入りますが、同上』

例文『ご多忙の折、誠に恐れ入りますが、同上』

例文『お忙しい中恐れ入りますが、同上』

例文『ご多用のところ恐れ入りますが、同上』

「お忙しいところ」意味と全使い方|-恐縮ですが-恐れ入りますが-お手数ですが

『お手数・お手間』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『お手数(おてすう)』。お手数の意味は『手間・労力』で、依頼やお願い事の前につけてクッション言葉として使います。

ビジネスメール例文

例文『(大変)お手数おかけいたしますが、ご連絡いただければ幸いです。』

例文『(大変)お手数ではございますが、同上』

例文『(大変)お手数ですが、同上』

例文『お手数おかけし申し訳ありませんが、同上』

例文『お手間をおかけいたしますが、ご連絡いただければ幸いです。』

「お手数おかけしますが」意味と正しい使い方・敬語の解説 

『お力添え』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『お力添え(おちからぞえ)』。お力添えの意味は『手を貸すこと・手伝うこと』で、依頼やお願い事をするときの丁寧な言葉として使えます。

ビジネスメール例文

例文『お力添えを頂ければと存じます。』

例文『お力添えをいただきたく存じます。』

例文『お力添えをいただければ幸いです。』

例文『お力添えをいただきますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

「ご尽力」「お力添え」意味と違い、正しい使い方 – メール例文 

『お取り計らい』

上司へ依頼・お願いするときに活躍する敬語、つづいては『お取り計らい(おとりはからい)』。お取り計らいの意味は『ものごとがうまく運ぶように考え、処理すること』で、依頼やお願い事をするときの丁寧な言葉として使えます。

ビジネスメール例文

例文『お取り計らいを頂ければと存じます。』

例文『お取り計らいを頂きたく存じます。』

例文『お取り計らいを頂ければ幸いです。』

例文『お取り計らいを頂きますよう、(何卒よろしく)お願いいたします。』

「お取り計らい」意味と目上の方への正しい使い方【例文あり】 

【例文】上司へ依頼・お願いするときのビジネスメール

つづいて、これらの敬語をうまく使って上司への依頼・お願いするときのビジネスメールを書いてみます。実際に私が使ったことのある例文を紹介します。