【出欠の催促】ビジネスメール例文(飲み会・忘年会・結婚式・会議)

大変失礼とは存じますが~

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文「大変失礼とは存じますが、確認までに連絡いたしました」
  • 例文「大変失礼とは存じますが、念のため転送メールにて再度送付いたします」

意味は「ホントに失礼だとは思うのだけど~」。ここで「存じます」は「思う」謙譲語「存じる」に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしています。

「催促するのはホントに失礼だとは思うのだけど…」

という感じのニュアンスであり、相手への気づかいが表れていて好感がもてます。

行き違いでご連絡を頂いておりましたらご容赦ください

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文①行き違いでご連絡を頂いておりましたらご容赦ください
  • 例文②行き違いでご連絡を頂いておりましたら、その旨お申し付けください
  • 例文③行き違いでしたら申し訳ありません

催促メールをするのはいいものの、行き違いで相手がすでに対応しているときもあります。あるいは、あなたが気づいていないときもあります。

「なんだよ~、今やってるところだからちょっと待ってくれよ!」

催促メールはタイミングが悪いとこんな風に思われてしまいがち。そんなとき、このひと言を入れておくと相手への配慮が感じられて好感がもてます。

※いただく は「もらう」の謙譲語
※おります は「いる」の謙譲語+丁寧語「ます」

ここでは「連絡をもらっていたら~」の謙譲語として「連絡を頂いておりましたら~」と使っています。連絡をもらうのはあなたであるため謙譲語「おります」は正しい敬語。

誠に勝手を申し上げますが

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文①誠に勝手を申し上げますが、会議準備の都合により11月10日までに送付いただきたく存じます
  • 例文②誠に勝手を申し上げますが、お店など手配のため11月10日までにご出欠の連絡をいただきたく存じます

意味はどれも似たようなもので「自分の都合で勝手なことを言うけれども…」。使い方はとくに期日を設定しなければいけない催促メールというか、ビジネスメール全般で相手を気づかうクッションフレーズとして使われます。

「なんだよ~、期日まで時間ほとんど無いやん!!」

期日を設定したり、催促メールをするときにはタイミングが悪いとこんな風に思われてしまいがち。そんなとき、このひと言を入れておくと相手への配慮が感じられて好感がもてます。

その後いかがでしょうか

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文①その後いかがでしょうか
  • 例文②ご状況はいかがでしょうか
  • 例文③その後、ご検討状況はいかがでしょうか

「お返事ください」「ご連絡ください」といった直接的なフレーズの代わりに使える丁寧な敬語表現です。ここで「いかが」は「どう?」の丁寧な表現。

すると意味は「①そのあと、どうなってる?」「②そのあと検討した状況はどうなってる?」となります。「いかが」を使うことによって、やんわりと相手に催促するフレーズになっていますね。

お手元にございますでしょうか

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文「お手元にございますでしょうか」

「手元にありますか?」の意味で使われ、「あります」のかしこまった丁寧表現「ございます」を使って敬語にしています。

「お返事ください」「ご連絡ください」といった直接的な言い方をするのではなく「届いてますか?」とすることで、やんわりと催促しています。

ちなみに、

  • NG例文「お手元に届いておりますでしょうか?」

は間違い敬語であるためご注意を。「おります」は「いる」の謙譲語「おる」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語であり正しいです。

が、謙譲語はそもそも自分の行為・行動を低めて対象を高める敬語であり、相手の行為にたいして使うのは間違いです。そんなときには尊敬語「お手元に届いていらっしゃいますか?」を使うのが正解。

〜いただければ幸いです

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文「ご確認いただければ幸いです」
  • 例文「ご連絡いただければ幸いです」
  • 例文「ご返信いただければ幸いです」
  • 例文「ご示唆いただければ幸いです」

「確認してもらえたら嬉しいなぁ」の意味で使われます。ここで「いただく」は「もらう」の謙譲語。仮定形「れば」をくっつけて「いただければ」としています。

「お返事ください」「ご連絡ください」といった直接的な言い方をするのではなく「〜してもらえたら嬉しいなぁ」とすることで、やんわりと催促しています。

何かをお願いするときのメール結びとして活躍するフレーズですね。

送付いたします/お送りいたします

ビジネスメールでよく使う「催促の敬語フレーズ」

  • 例文「再度、送付いたします」
  • 例文「再度、お送りいたします」

これは文字通り「送ります」の意味であり、謙譲語「お・ご〜いたす」「〜いたす」を使って敬語にしています。「送付させていただきます」はイマイチなので使わないこと。

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