丸紅の年収はやっぱり凄かった!総合職の年収まとめ

丸紅の大卒総合職(文系&理系)って年収高い?低い?一般的な年収ランキングからは分からない総合職の給料をまとめてみました。

新卒(学部卒/院卒)〜20歳代・30歳・35歳・40歳・50歳での目安年収と、各役職ごとの目安年収、残業代こみ年収、福利厚生のまとめとなります。

※追記)一般職の年収も追加しました。

転職・就活のご参考にどうぞ。

丸紅の平均年収・平均年齢・平均勤続年数

まずは会社全体の年収を見ていきます(数字は2016年の有価証券報告書より)。下の表に示したとおり、2005年くらいには大手メーカーなみの平均年収だったのですが、資源バブル発生により、あれよこれよと年収ランキング上位の常連企業に変貌。資源バブルがはじけて今後、不透明ではありますが…とりあえずは高年収をキープしています。

  • 平均年収:1226万円
  • 平均年齢:41.4歳
  • 平均勤続年数:16.7年
  • 参考|
    2015年の平均年収|1306万円
    2014年の平均年収|1274万円
    2013年の平均年収|1223万円
    2012年の平均年収|1187万円
    2011年の平均年収|1139万円
    2010年の平均年収|1163万円
    2009年の平均年収|1198万円
    2008年の平均年収|1197万円
    2007年の平均年収|1177万円
    2006年の平均年収|1067万円
    2005年の平均年収|1048万円

※平均年収は一つ前の年度の有価証券報告書を参照。たとえば「2016年=2015年度実績」となります。

「丸紅」という会社をご存じない就活生のために、ひとこと解説。

丸紅は5大総合商社の一角。丸紅は、伝統的に紙・パルプ取引、穀物取引および米国農薬事業、電力IPP事業に強みを持っている他、比較的新しくはじめた資源ビジネス(チリの銅事業など)により2013年3月期は2期連続で過去最高益を更新。ただしその後、2015年の資源バブル崩壊により業績は通常時に戻りつつある。

  • 本社:東京都中央区日本橋二丁目7番1号東京日本橋タワー
  • 設立:1949年
  • 2015年度決算:
    売上 7.3兆円
    純利益 622億円

商社業界の平均年収ランキング2016年

  1. 三菱商事|年収1446万円
  2. 伊藤忠商事|1383万円
  3. 三井物産|1363万円
  4. 住友商事|1256万円
  5. 丸紅|1226万円
  6. 双日|1095万円
  7. 豊田通商|953万円
  8. 伊藤忠エネクス|896万円
  9. ミツウロコグループホールディングス|895万円
  10. 三洋貿易|892万円
  11. 長瀬産業|882万円

商社業界の平均年収ランキングを見ると丸紅はNo.5となっており、順当な結果となっています。実際のところはどうでしょうか?

それでは概要を解説したところで、大卒・総合職の目安年収を見ていきましょう。

丸紅の大卒・総合職の目安年収

①年齢ごとの年収目安(残業代・各種手当て別)

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
~30歳 なし 880万円 40 10.0
(※3)
31歳 課長1 1100万円
(※1)
50 10.0
35歳 課長1 1320万円 60 10.0
40歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1540万円
(※2)
70 10.0
45歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1650万円 75 10.0
50歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1760万円 80 10.0
55歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1760万円 80 10.0
60歳 課長1 1320万円 60 10.0

(※1)部下なし課長から残業代ゼロ。総合職であれば課長1まではほぼ自動的に昇格(もちろん毎昇格試験はある)。
(※2)部下あり課長2への昇進で同期でも差が出る。最速35歳、通常40歳くらい。総合職であってもなれない人もいる。
(※3)年収はボーナス額で変動する。最低4ヶ月~最高12ヶ月/年となる。業績が良いときは気前よく還元する(総合商社に共通)。管理職以下は差がつかず、課長以上では個人差・部門差が大きくなる。同期入社でもボーナスで年収400万円くらいは平気で変わる。

②役職ごとの目安年収(残業代・各種手当て別)

役 職 年 齢 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
なし ~30歳 ~880万円 ~40 10.0
課長1
部下なし
31~40歳 1100~1320万円 50~60 10.0
課長2
部下あり
35歳~ 1540~1760万円 70~80 10.0
副部長 40歳~ 1980万円~ 90~ 10.0
部長 50歳~ 2200万円 100 10.0

※課長以上は残業代ゼロ

  • 新卒~30歳|毎年の昇給が早い。3万円くらいずつ基本給が上がる。
  • 31歳~|部下なし課長1へ昇格。裁量労働制となり、残業代は基本給に含まれる。普通にやっていれば普通に昇格する。
  • 35-40歳|部下あり課長2になれるかどうかで年収が大きく変わる。
  • 40-45歳|副部長になれるかどうかで年収が大きく変わる。
  • 45-50歳|部長になれるかどうかで年収が大きく変わる。
  • 50-60歳|理事、役員へ昇格できる人は少ないため無視している。

③残業代込みの目安年収(月45h残業と仮定)

商社の場合、営業職と間接部門(経理など)で残業時間が大きく異なりますが…。総合商社は総じて海外とのやり取りが多く、早朝・夜間の会議などが多くなりがち。月45時間くらいの残業時間が平均的かと思われます。そこで、残業を月45時間として残業代込み年収を出しておきます。

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
ボーナス
月数/年
~30歳 なし 1033万円 40 10.0
(※3)
31歳 課長1 1100万円
(※1)
50 10.0
35歳 課長1 1320万円 60 10.0
40歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1540万円
(※2)
70 10.0
45歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1650万円 75 10.0
50歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1760万円 80 10.0
55歳 課長1 1320万円 60 10.0
課長2 1760万円 80 10.0
60歳 課長1 1320万円 60 10.0

④注意点

【注意①】年収はボーナスの額により変わる(ここではボーナス10.0ヶ月/年の想定)。業績が悪くなれば平均して年収100万円は普通に下がる。

【注意②】賞与は「個人の査定・(部課)目標の達成度・会社業績」によって決まる。このうち影響大きいのが会社業績、次に個人の査定。会社の業績が伸びなければボーナスも伸びない。組合員であれば年によって、最低4ヶ月/年~最高10ヶ月/年くらいの差がある。

【注意③】同期入社であれば30歳までは年収に差がつかない。差がつくのは管理職以降。

【注意④】管理職になると残業代はゼロ。

【注意⑤】年功序列。

▼▼▼▼

まとめると丸紅の年収は40歳までの年収伸びが大きい。その後はゆるやかな昇給カーブとなります。これは商社業界で共通しています。若手の離職率を下げることが狙いかと。

31歳・管理職・年収1100万円は普通にやっていれば誰でも到達します。

また残業代も含めて考えると、27~30歳でも普通に年収1000万円越えするでしょう。

さらに総合商社は海外赴任のチャンスも多し。そうなると年収は上記の表の1.5倍~2倍くらいになります。

一般職の年収

一般職の年収は総合職の7割くらいにしたイメージです。

若いうちは年収の絶対額が低いため、そこまで大きな差は感じられないでしょう。当たり前ですが、年齢を重ねるほどに年収の差は開いていきます。

業績がよいときにはボーナスがとんでもなく多いため、メーカーの総合職と同じくらいの年収になる場合があります。

丸紅の福利厚生

  1. 独身寮|あり
  2. 社宅|なし(調査中)
  3. 世帯手当|調査中
  4. 住宅補助|
    ・転勤者のみ借り上げ社宅となり、然るべき補助がでる(金額は確認中)
    ・独身で寮を出ると家賃補助はスズメの涙程度(金額は確認中)
  5. 残業代|
    ・管理職以降は残業代ゼロ。
  6. その他の福利厚生|通勤手当、出張手当、外勤手当など
  7. その他の注意事項|

まとめると丸紅の福利厚生は普通の大企業なみですが、住宅手当が薄い。ほとんど自腹で家を借りる必要があります。

福利厚生込みの年収を知りたい方は残業代込み年収に、福利厚生の金額(おおむね30万円/年くらい)を加算しましょう。

商社業界の中でどのくらい?

丸紅の年収は商社業界の中では「トップクラス」です。純利益が全盛期の半分になっているとはいえ、それでも年収は高い。三菱商事や三井物産のように赤字にさえならなければ、ボーナスも8ヶ月分くらいは出るものと思われます。

また、他業界と比べてみても「トップクラス」です。

でも結局はボーナスの月数次第。したがって丸紅の年収って高いの?低いの?と聞かれても「その年の業績による」としか答えようがありません。申し訳ありません。

ある程度まとまったら年収ランキングを作りますね(準備中)。

丸紅に転職・就職するあなたへ

商社業界の今後の動向

まず商社業界の流れと、今後の動向をざっくりと解説します。

と思いましたが商社業界は、ビジネスの分野が広すぎて一般的な解説が難しいですね…。個別企業ごとに分析する必要があります。

丸紅の将来性。今後どうなる?

丸紅の業績は良くも悪くも資源価格により大きく左右されます。資源価格が高くなればウハウハ、安くなれば…。資源価格に年収を握られています。

今後の動向と将来性ですが丸紅は手広くやりすぎていて、よくわかりません。赤字の事業もあれば、ギャンブル資源事業もあれば、手堅い伝統的なトレーディングもあり。商社不況のときに潰れかけて、資金力としては他総合商社に劣ります。

ということで(どういうことだ?)世界の経済情勢に大きく左右されるのは、ある程度は仕方ないでしょう。

丸紅の激務度・ブラック度

丸紅を初めとする総合商社は(部署や上司によりますが)激務です。高年収にはそれなりの事情があると、覚悟しておきましょう。

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転職者・就活生の役に立つようなコメントでしたら何でも構いません。事実に基づく批判もウェルカムです。

またデータには万全を期しておりますが、2017年公開時点での情報ですのでご了承ください。

それでは読者様からのご協力お待ちしておりますm(_ _)m