わたしの作る就職偏差値は、現役社員に聞いたりしてかなりマジメに作っています。
ところが2ch就職偏差値の問題は…
以下の基準にあります
- W内定で選ばれる企業
例)マッキンゼー > BCG - 内定者の学歴
例)東大100人採用の企業 >> MARCH100人採用の企業 - 就職難易度
例)JR東海 >> メガバンク
この基準をつかって就職偏差値をつくると、
結局はちまたで使われる就職人気ランキングと変わらない結果になりませんか?
就職人気ランキングを信じてしまう学生のために「真の人気ランキング」として作られたのに、同じ結果になるという皮肉…
その理由をすこし。
問題点①W内定で選ばれる=世間体重視のランキング
2ch基準ではW内定、つまり2つ以上の内定が出たときに選ばれる企業を一番重視しています。
ところが就職活動生の考える企業選びの基準なんて結局、知名度が高いから、大手企業だから、年収が高いからとか、そういった企業の見栄えだけで決まりますよね!?
結果としてちまたの人気企業ランキングと変わらなくなってしまうのです…
問題点②内定者の学歴=大企業の学歴は、どこも大差ない
たとえば文系で最もランキングの高い総合商社の場合。
三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事の社員の学歴はほとんど変わりません。
総合商社に限らず大手企業はどこも同じ。
東大・東工大・一橋・京大・阪大・早慶から多く採用するのですから、中・下位クラスの企業ならともかく上位クラスの企業においてランキングの基準には使えません。
問題点③就職難易度=これは必要な指標
これだけは賛同できます。
人気企業ランキングなのですから、就職倍率は重要な指標の一つとして考慮するべき。
じゃあどうしたらいい?
批判するだけなら誰でもできるので、
私の考える就職偏差値ランキングのありかた・基準について昔の記事で解説してます。
長くなるためここでは省略しますがようは、
「年収期待値・将来性・激務度などを考えた上でリーズナブルな就職先といえるか?」
を重視しています。
企業の知名度は関係なく「満足度の高い就職先」でランキングしています(つもりです)。
それでも絶えないネガティブコメント…
ありがたいことに、
私のつくる就職偏差値ランキングにも日々いろいろなネガティブコメントが送られてきます。
「電力業界について無知すぎるだろ?」
「製薬ランキングがテキトーすぎる!」
「旭化成がなんでこんな高いんだ?社員か?」
みたいなやつ。
確かにわたしの作る就職偏差値ランキングは、業界によってはテキトーすぎるのかもしれません。
わたしは神じゃないので分からないこともたくさんあります(言い訳)。
でも言いたい。
テキトーなところもあるけど無意味なんかじゃない!!
そして少なくとも私は、すべてのランキング作成にベストを尽くしている(つもり)。
だから否定しないでください…
でも根拠のある批判は大歓迎です。
たとえば
「旭化成は長時間労働だし年収も低い、だから三井化学よりも下げるべきだ(情報ソース:○○)」
「旭化成が信越よりうえなのはなぜですか?根拠を教えてください。私は将来性の観点から信越のほうがランキング高いと考えます」
みたいな感じ。
こういうコメントはホントに嬉しいです。
いっぽうで頭の悪さを自らサラすような質問
「○○がテキトーすぎる!」
みたいなコメントは基本スルーします。
せめてどこがテキトーなのか、論理的に指摘してもらいたいところ。
結論:就職偏差値ランキングは有用である
いろいろ無意味だと語ってきましたが…
結論として就職偏差値ランキングは有用です(ロジック破綻)。
なぜかというと就活生には企業の良し悪しがわからないから。
何も知らない就活生はたとえば
ベンチャー企業に就職してしまって不幸になったり…
激務・ブラック企業に就職してしまって不幸になったり…
電通に就職して過労自殺してしまったり…
ゼネコンに就職して過労自殺してしまったり…
こういうことが普通にあるわけです。
でもすくなくとも
わたしのこれまで書いた記事を読んでいれば、こんな事には決してならないハズです。
ということで(どういうことだ?)
就職偏差値ランキングの無意味さを批判するすべてのひとへ。
無意味に批判するなということと、就職偏差値は有用だということをPRしておきます。
ここの金融ランキングははっきりいってゴミ。
投資銀行とアセマネ、外資系金融の区別もついていないし。
ビジネスパーソンならベストを尽くそうが、結果が全てだろ笑
きちんと知りもしないのにテキトーにかくこういう奴が一番クソなんだよ。