ブラック企業の見分け方って曖昧で誰も教えてくれません。そこで就活生・転職者の疑問、
- ブラック企業の定義とは?
- ブラック企業の見分け方とは?
- ブラック企業ランキング!どんな企業がブラックなの?
を解消していくシリーズ。
今回は「2. ブラック企業の見分け方とは?①過労死・過労自殺の事例あり企業一覧」を記しておきます。
この記事の目次
関西電力
関西電力の課長が自殺。
関西電力高浜原子力発電所1、2号機(福井県高浜町)が安全審査に「合格」した日に自殺。審査に必要な書類を整備するために最大で月200時間の残業をしていた疑いあり。過労自殺と認定されるのも時間の問題。
肥後銀行
肥後銀行(本店・熊本市)に勤務する男性(当時40)が2012年10月に過労自殺。
男性の時間外労働時間は1カ月計100時間を超え、同年10月初旬にうつ病を発症。同月18日に飛び降り自殺した。自殺前日まで1カ月間の時間外労働は計209時間だった。
A-1 Pictures(アニメ製作会社)
東京都のアニメ制作会社「A-1 Pictures」に勤務の20代・男性が2010年10月に自殺。過労自殺と認定された。通院した医療施設のカルテには「月600時間労働」などの記載があった。
2014年4月18日:スポニチ(記事は削除済み)
西濃運輸(運送会社)
神奈川県内の支店の事務職の男性(当時23)が2010年12月31日にキャンプ場で硫化水素により自殺。なくなった月の残業時間は98時間だった。男性は3度にわたって退職を申し出たが、会社側はこれを拒否していた。
情報ソース:読売新聞(記事削除済み)
トヨタ自動車・内野事件
トヨタ自動車・堤工場(愛知県豊田市)の工場車体部で働いていた内野健一さん(当時30)が2002年2月に急死。
創意工夫提案書作成、QCサークル活動、班長会での活動などをトヨタは社員による「自主活動」だと主張していた。トヨタ側は正式な残業時間を月45時間としていたが、遺族側は自主活動を含めた残業時間は月144時間だと主張。
最終的に「自主活動=業務」と認定され、過労死認定された。
ワタミ
新入社員の女性が2008年6月に自宅マンションから飛び降り自殺。
女性は1か月の残業が約140時間に達し、加えて休日には午前7時からの早朝研修会やボランティア活動およびリポート執筆が課され、長時間労働により精神病を発症。過労自殺と認定された。
情報ソース:wikipedia
東急ハンズ
生活雑貨大手、東急ハンズの心斎橋店に勤務していた男性(当時30)が2004年3月に心臓発作で死亡。
「死亡直前は時間外労働が月80時間を超え、上司から怒鳴られるなど、精神的ストレスも抱えていた」との理由から過労死認定された。
国立大学法人 東北大学:事例①2012年
東北大学工学部の准教授、前川英己さん(当時48)が東日本大震災後の過労と絶望の末、2012年1月に自殺。
東日本大震災により研究室が全壊、その後復旧を目指すも大学側より研究室の閉鎖を伝えられ絶望の末に自殺。労災認定される。
国立大学法人 東北大学:事例②2007年
2007年12月に薬学部助手の男性(当時24)が研究室から投身自殺。自殺直前の時間外労働は月100時間だった。また、教授が人格を否定するような発言をしていたことも指摘されている(アカデミックハラスメント)。
電通:事例①2015年
東大卒・新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が2015年12月に自殺。月200時間以上の残業が疑われており、過労自殺と認定された。2016年ブラック企業大賞の筆頭候補。
電通:事例②2012年
電通の本社に勤めていた男性社員(当時30)が2013年6月に病気で死亡。2016年に長時間労働による過労が原因だったとして労災認定された。
その他
もし追記するべき企業がありましたら情報をいただけましたら幸いですm(_ _)m