就職活動に失敗してしまう前に!失敗する就活生の特徴と理由・対策をしっかりと抑えておきましょう。
突然ですがみなさんの考える、就活に失敗する理由は何でしょうか?
私は一般的に言われているような理由とは少し違うなぁ…と思います。
そこで本当の理由と対策に迫るべく解説していきますので、就職活動や転職者のご参考になりましたら幸いです。
この記事の目次
自身のスペック以上の企業ばかり受けている
就職活動で失敗する理由はこれに尽きます。
学力の無い学生が東大・京大を受験しても万に一つも合格しないのと同じように、スペック(学歴・経歴・資格歴)の低い学生が東大・京大クラスの企業を受けても、ほぼ受かりません。就職とは自分のスペックと企業のスペックが合致したときに初めて内定が出ます。
ただし就職活動の悪いところは、万に一つは内定のでる可能性があるということ。大学受験で万に一つは発生しませんが、企業の採用担当者は極めてまれに血迷った採用をすることがあります。
宝くじに当たる確率よりは可能性があるので、学生は自分もいけると勘違いしてしまい、何となく高望みをしてしまうのでしょうね…
高望み(大手病)するな!
あなたが東大生や京大生であればスペック十分ですが、そうでなければ滑り止め的な保険業界・金融業界・業界下位クラスの企業を必ず受けておきましょう。
たとえば、MARCHの大学生が三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事しか受けていなかったら、全落ちするのは当たり前でしょう。
無意味な反省をするな!
就職活動で落ちた理由を反省をしていいのは、自分のスペックと企業のスペックが合致している場合だけです。
MARCHの学生が5大総合商社に落ちてしまう理由など、考えても無意味。たとえば失敗の理由を以下の原因に求めてしまうのは、大きな間違いで時間の無駄です。
- エントリーシートの内容が悪かった?
- 自己PRが足りなかった?
- 志望動機がずれていた?
- 面接で挨拶するのを忘れた?
- 企業説明会に行かなかったから?
はっきりと言いますが、落ちる理由は単に自分のスペックが5大総合商社のスペックに合致していないだけ。時間の無駄ですので、さっさと自分に合うスペックの企業を見つけてエントリーしましょう。
自分に合うスペックの企業=自身の大学・学部から採用実績あり
診断の仕方は簡単、OBがその企業にいるかどうかだけです。
下位大学から採用するのは体育会系スポーツ枠の学生、帰国子女、留学生枠だけ、という場合もありますのでご注意ください。
※これは就職四季報の「大学別採用実績」からはまったくわかりません。OB/OGに直接きいてみるのが一番のおすすめです。
もし気軽に相談できるOB/OGがいなければ…。
残念ながら手当たり次第にプレエントリーして、手当たり次第にエントリーシートを送りまくるしかないかと…。
そうすると90%以上の確率で、自分のスペックに合わない企業は落とされます。残りの10%は運です。
結局は「学歴」「運」「希少キャラ」が重要
志望動機をどう書こうが、自己PRをどれだけ魅力的にしようが、落ちるときは容赦なく落ちる。それが就活です。この点は就活サイトで絶対に語られないことなので、ご留意ください。
就活で重要なことは何か?
と私が聞かれたら「学歴」「運」「キャラ」の3つを挙げます。
学歴の方はもう変えられないとして、
ライバルがたまたま弱くて内定する「運」、採用担当とたまたまウマが合うという「運」、たまたま景気がよくて採用数が多かったという「運」、返答に困るような質問を面接で受けなかったという「運」、面接官と相性が良かったという「運」。
強いライバルと被らない「キャラ」、最終面接でなんとな〜く役員に好かれる「キャラ」、レアな経験をしているという「キャラ」。
自分の経験にヒモつけて、自分の言葉で語る
そう考えていくと、
就活する際に自分でコントロールできる部分って、「キャラ」くらいしかないのです…。だからこそ、ここだけはネットにある自己PRや志望動機をコピペするのではなく、真剣に考えた方がいいと思います。
もちろんゼロからでは難しいでしょうから、考え方とか大まかな方向性だけはパクってください(方向性 = これは外せないという鉄板ネタのこと)。
あとは「希少価値を出すために自分の言葉、自分の経験にヒモつけて語る」というのがベスト。あなた自身の経験から、あなた自身で感じたこと・考えたこと、というのは自分にしかないものだからです(誰もがやる「アルバイト」みたいな経験であったとしても、です)。
つらつらと誰にでもしゃべれるような内容を語るだけでは、たとえ東大生でも失敗するでしょう(汗)。この辺りのことは、化学メーカー志望動機ネタを書いたときに語っています。
その「就活の失敗理由」は間違ってるよ?
一般的に言われていて、根本的な間違いがあると思う「就職活動に失敗する理由」にツッコミを入れていきます。間違った方向性で勉強しても無駄なように、間違った反省は更なる間違いを生みます。注意してくださいね…
浅い