注①履歴書・ESに書いてもよい最低スコア:TOEFL iBT 70点
TOEICとTOEFLのスコア換算表でだいたい同じになるように設定しました。
注②有利になるスコア:TOEFL iBT 100点~
TOEICとTOEFLのスコア換算表でだいたい同じになるように設定しました。
注③TOEFL iBTの問題はマイナーなところ
ただTOEFL iBTの難点は、汎用性があまりないところ。
社会人も就活生も、TOEICスコアは保持していても「TOEFL iBTって何?」というレベルであることが問題。
結果、人事の採用担当が資格欄をみたとき、TOEICスコアを書いてあると英語力をイメージしやすいし、他の就活生との比較もしやすい。ところがTOEFL iBTはマイナーであるため、他の就活生との比較をしにくい。
先ほども解説した通り、グローバルではTOEFL iBTスコアを重視するのですけどね…。日本と韓国、他アジア諸国だけは「なぜかTOEICが主流」という状態はしばらく変わらないでしょう。
ということなので結局のところ、TOEICスコアは持っている必要あり。TOEFL iBTだけでは心許ないです。
No.3 難関国家・難関民間資格
「難関資格」といわれるものには価値があります。難関資格保持者がその道にいかずに一般の民間企業に就職するとは思えませんが…念のため書いておきます。
- 司法試験
- 海外有名大学のMBAコース
- 公認会計士
- 司法試験予備
- 弁理士(特許関連)
- 司法書士
- ITストラテジスト
- 法科大学院
- アクチュアリー(金融)
- 税理士
- 一級建築士
- 不動産鑑定士
- 中小企業診断士
- 薬剤師(理系)
- 医師(理系)
- 他、同等クラスの難関国家・民間資格
あとは就活に使えないゴミのような資格しかない
英検、簿記、フィナンシャル・プランナー、行政書士、医療事務、秘書検定などなど。世の中には資格があふれていますが、これらの資格は4年制大卒の就活生にとってはゴミ資格で使えません。
※TOEIC、TOEFLのほうが汎用性が高く、これらの資格をとるくらいならTOECIの点数を5点でもあげるために学習したほうがよい。
※世の中、何でもかんでも資格になってるけどこれって完全にユ○キャンの作戦。資格を持ってないとやばいよね~、という恐怖を植えつけて教材を売る。霊感商法となんら変わらない。だから女性がはまりやすいのか!?
※あくまで4年制大卒の就活生にとっての話なので資格保持者は気を悪くなさらないでね。
◎参考になる記事:
就活で資格よりも重要なこと
企業の採用担当にとって資格って「おまけ」みたいなものです。普通に考えたらわかることですが、採用活動は学生のポテンシャルを見ることが重要であって資格そのものに意味はありません。語学以外の資格なんて大卒・総合職の仕事には必要ないですからね。業務に使うのであれば入社後に資格をとらせます。
資格よりも採用担当者は「なぜあなたがその資格を持っているのか?」に興味があります。
たとえば留学してなくてもTOEIC 900点を保持していたら「どこで英語を習得したの?なぜ留学しなかったの?」などの質問が想定されます。そういう質問を投げかけることで、あなたという人間を査定するのです。
また、いうまでも無いことですが就活ではTOEICのスコアより、もっと重視されることがありますので次にまとめておきます。
重要①最終学歴(高学歴)
あたり前すぎてすみません…就活で最も有利に働く資格は最終学歴です。青山学院よりも早稲田大学、早稲田大学よりも東京大学。企業は学歴フィルターを使って、ふさわしくない学歴の就活生をふるい落とします。
◎参考になる記事:
>>どこから低学歴?どこまで高学歴?知らないと就職内定ゼロになるよ…
>>学歴フィルター?そんなの有名企業の就職では常識でしょ!?
重要②体育会系部活に所属
体育会系部活に所属していれば「本来の学歴+2~3ランクアップ」の効果が期待できます。
実際、大企業の大学別採用実績を見ていると学歴の低い大学(旧帝大下位/MARCH/関関同立/東京理科/四工大、他)から、難関企業に就職する学生がいます。
これを見た就活生は低学歴にもチャンスがあると勘違いしてしまいます。でも実際はノーマルスペックの低学歴が難関企業に採用されることはありません。
じゃあ誰が採用されているのか?
というと低学歴の「体育会系採用枠」「帰国子女採用枠」「トップクラス研究室採用枠」のいずれか。低学歴→難関企業採用のほとんどはこの3つの枠で満席になります。その中でも母数の少ない体育会系は最も有効(留学生枠は母数が多すぎて倍率高い)。
◎参考になる記事:
重要③大学のトップクラス研究室
それぞれの大学でトップクラス研究室に所属していると就活でのランクアップを期待できます。資格よりよほど重要な要素ですね。
◎参考になる記事:
実は転職にも役立つTOEICスコア
まだまだ「TOEIC押し」を続けます。
実は就活だけでなく、転職の場面においてもTOEICスコアはそれなりの威力を発揮します。転職するときに、もっとも良い方法は「転職エージェント」なるものを使うのですが、ここで足きりされずに済みます(とくに低学歴層、経歴なしに近い人材)。
ご存知ない就活生のために「転職エージェント」とは何か?をシンプルに説明すると、「あなたの転職活動をサポートしてくれる専属のコンサルタント」のこと(無料のところがほとんど)。
これは誰でもサポートを受けられるわけではなく審査があって、低学歴であったり、年収が低かったり、TOEICの点数が700点未満だったりすると、「転職市場価値の低い人材」とレッテルを貼られて、転職サポートを断られます。
彼らもボランティアではないので、転職市場価値の低い人は「お断り」するのです。
さて、ここでもしあなたがTOEIC900点以上を保持していたらどうなるでしょう?
その他の部分(今の年収・学歴・スキル・経験)には目をつぶっても、サポートOKしてくれます。転職エージェントはどんな人が企業に求められているのか、どんな人が転職によって年収を上げられるか、これまでの経験からちゃんと分かっているのです。
ということなので最も役に立つ資格は、TOEICスコアだと結論づけることができます。
まとめ
どんな就活生にも役に立つおすすめの資格って実はTOEICだけです。先ほども述べましたが重要なので繰り返します。
ゴミのような資格を取る暇があるなら、TOEICの点数を5点でも上げる努力をしたほうがよい。
でもTOEICのスコアが600~900点の範囲であれば就活にとって大して有利に働かないので、900点以上を目指す必要あり。ただ、帰国子女や留学生ならまだしも、一般人が900点を超えるのは至難の業ですね…
就活開始まで半年もない状況であれば、就活どころではなくなります(失笑)。
ということで私が最もおすすめしたいのは、①カンニングして700点以上とるか、②嘘の申告で700点とESに記載するか、どちらかです。
TOEIC 700点の数字の意味は前回解説したとおり、英語ができる訳じゃないけど、できない訳でもない、という程よい点数なのです。700点くらいのスコアであれば嘘の申告であったとしても何も疑いません。
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