就活・転職のとき「面接会場には何分前に到着する?」という疑問を解消するための記事。
まずは結論ですが「30分前には面接会場に到着しておく。ただし面接会場に入るのは10分前でよい」が鉄則マナー。
その根拠としては以下4つあります。
- 時間ピッタリの到着だと「マナーがなっていない」
↓ - かといって面接会場に早く入りすぎると緊張ばかりして「待ち時間」がムダになるし、待ちスペースが狭くなり他の面接待ちの人に迷惑となる
↓ - よく言われる「10分前到着」ではギリギリすぎる
↓ - 公共交通機関の遅れ、道に迷うなど、トラブルに見舞われることを想定し面接会場への到着は30分~1時間くらいの余裕をみておく。
↓ - 30分前に到着したら面接会場には入らず、散歩やコーヒーショップなどして「リラックスタイム」をとる(タバコはNG)
↓ - 以上より「面接会場への到着は早ければ早いほどよく、面接会場に入るのは10分前でよい」ということになる
ざっくりとした解説はこれにて終了ですが、
本文中ではもっと詳しく「面接会場には何分前に到着するべきか?」にまつわる色々なネタを提供します。
1分でも遅刻は厳禁!
まずは社会人の心得として、決められた時間に1分でも遅刻する人は「時間にルーズだ」と相手に思われてしまいます。
これがなぜマイナスになるのか?というと、
- 時間にルーズな人
↓ - 時間だけでなく仕事にもルーズな人だ
↓ - 信頼できない
↓ - マイナス評価
たった一度の遅刻であったとしても、このような評価となります。ということで、面接会場には10分前といわず、早い到着に越したことはありません。十分に気をつけましょう。
時間ピッタリではビジネスマナーがなってない
面接会場に遅刻せず時間ピッタリに到着するのも、ビジネスマナーとしてはなっていません。これは理屈では語れず、日本人として守るべきマナーです(苦笑)。相手の面接官が全員外人であれば、時間ピッタリ、むしろ多少遅れても問題ありません。
日本人は異様に時間にきびしい人種であることを心得ておきましょう。
そして就活・転職では、面接時間ギリギリに到着するとわるいこともあります。デメリットとして「面接時間が5分前倒しになったときに対応できない」「心の準備ができない」などあり。
したがって面接会場には10分前までに必ず到着しておきましょう。
面接会場10分前到着は「ギリギリ」すぎる
「面接会場には10分前に到着すること!!」
という人が多いですが私は、
「30分前には到着しリラックスタイムをとる。そして10分前にリラックスした状態で面接会場に入ること」をおすすめします。
スターバックスでも近くにあれば、なお最高ですね。リラックスして面接に臨める状態にもっていく、というのも就活・転職では重要なテクニックです。
面接会場に10分前に到着するのでは、ちょっと心の準備が足りませんね。
それにくわえて、少しのトラブルですぐにギリギリ到着の時間になってしまうのが「10分前行動」です。「10分前行動」は、個人的にあまりおすすめできません(実体験は後述)。
面接会場への到着は、早ければ早いほどよい
多くの人が言う「面接会場への到着は10分前でよい」というのは、最低限まもるべきマナーです。面接会場への到着は、早いに越したことはありません。
なぜなら、以下のような理由で遅刻してしまう可能性があるから。
- トラブル「公共交通機関(電車・バス・飛行機など)の遅れ」
- トラブル「道に迷う」
- トラブル「事故に遭う」
いろいろなトラブルがあっても間に合うよう、余裕を持って行動する必要あり。そうすると面接会場への到着は早ければ早いほどよい、ということになります。30分前~1時間前くらいの到着イメージで行動しましょう。
遅刻の理由に「公共交通機関のおくれ」は通用しない
ところで、面接会場に遅刻する理由を「公共交通機関の遅れ」とする人がいますが、これは基本的に通用しません(ただし企業の人気度による)。
なぜなら、遅れも見越して早く到着しておくのがビジネスマナーだから。面接を受けさせてくれるかもしれませんが、大幅なマイナス評価になることでしょう。したがって面接会場に到着する時間は余裕をみましょう。
※ただし就職人気のない企業であれば許されます。有名企業で人気のある企業ほど、ビジネスマナーに厳しい傾向にありますね(ビジネスマナーも評価点に入れないと差がつかないため)。
面接会場に早く入りすぎると「いいことなし」
面接会場への到着は、10分前と言わず早ければ早いほどOK。でも、面接会場に45分前とか30分前とかに入ると以下のデメリットがあるため要注意です。
- デメリット「長い待ち時間によって、リラックスするどころかどんどん緊張していく」
- デメリット「他にも面接を待っている就活・転職者がいる。待ちスペースは限られるため、他の待機者にめいわくとなる」
- デメリット「面接の結果にプラスにはならない。マイナスにもならないけど…」
面接会場が十分に広ければ別ですが、多くの企業ではホテルの会議室、公共施設や、会社の会議室を使って面接します。待ちスペースは限られているため、他の就活生・転職者にも配慮が必要。
繰り返しになりますが、以上のことにより「面接会場へ入るのは10分前で十分。ただし到着は早ければ早いほどよい(一般的には30分前には面接会場に到着しておく)」という結論となります。
心のゆとりが面接を成功させるコツ!
–つづきは次項にて–