リクルーター面談で「おっ!」と思う就活生からの逆質問例8つ

恥ずかしながら私も化学素材メーカーの営業マンとしてリクルーター面談っぽいことに借り出されていたので、就活生から様々な逆質問を受けてきました。

しかし何回も同じ質問を受けているリクルーターやOBは、普通の質問には答える気にならないもの。そこで就活生からの逆質問で「おっ、この学生はちょっと他の学生とは違うな!」と思ったものを独断と偏見でまとめてみました。

就活の社員面談・リクルーター面接・OB訪問の際、ご参考にどうぞ。
※2017年4月|2018卒/19卒就活生のために追記

【予習】リクルーター面談・逆質問のコツ

まずは本題に入る前に、リクルーター面接での質問のコツを2つ予習しますね。

①抽象的な逆質問はNG、具体的な逆質問がGOOD

抽象的な質問というのは、

たとえば「あなたが仕事をする意味はなんでしょうか?」とか「人生の中での仕事の位置づけについて教えてください」といったもの。「そんなことは誰でも教えてくれるから、自分の両親にでも聞いてくれ!」と思ってしまいます。

ちょっと分かりにくいのですが、抽象的な質問というのは言い換えると、答えらる人が不特定多数の「ふんわりとした質問」のことです。「リクルーターにあえてそれを質問する意味ある?」と思ってしまいます…

対して具体的な質問は、

たとえば「化学メーカー営業にはどのようなスキルが必要ですか?」「化学メーカー営業の仕事のやりがいとは、どのようなところにあるとお考えでしょうか?」といった質問です。

これらの逆質問はとてもありふれていますが、具体性があるため方向性としては正しいです。その中でも、ちょっとひねった逆質問の例は後述しますね。

ちょっと分かりにくいのですが、具体的な質問というのは言い換えると、答えらる人が少ない「回答者を選んだ質問」のことです。具体性のある質問には「ふんふん。それはね、こうでこうでね…」と、ついつい得意げにしゃべってしまいます。

質問の抽象度合いをまとめてみると、ざっくりとはこんな感じですね(営業職に質問すると想定)。

  • 【抽象】人生観・仕事観・生き方
     ↓
  • 【具体】営業観・所属する企業のこと
     ↓
  • 【超具体】デイリーワークに関連すること(営業のデイリースケジュールは?どんな仕事内容?どんな交渉をする?とかとか)

でも困ったことに、企業の面接では「あなたは将来、当社で何を成し遂げたいですか?」といった抽象的な質問ばかりされます…。

これは、たくさんの応募者に同じような質問をして、就活生の反応を比較したいから。そうすると、不特定多数にむけた「ふんわりとした質問」になる、ということですね。このように面接官が就活生に対してするような質問は、リクルーターにしても全く喜ばれません。

②なぜその質問をするのか「質問意図が明確であるとGOOD」

疑問に思うことをそのまま聞いても、頭の固いアホな大人たちは素直に教えてくれません。あなたがその質問をしている「目的・背景」を考えます。

あなたの質問の意図がわからないと

「それを聞いてどうしたいの?なにが目的で聞いてるの?」となってしまうのです。

たとえばあなたも小さい子供に「地球ってなんで回るの?」って聞かれたら「それ聞いてどうなるの?何でそんな質問するの?」って思いませんか? ← 思いませんって言わないでね…

自分がなぜその質問をするのか相手にわかるように質問する、というのがビジネスマナー。とくに99%の就活生は実践できていないので、ご留意ください。

  • 悪い逆質問の例「地球ってなんで回ってるの?」
    → なぜそれを聞いているのか、質問の意図がわからない。単なる興味本位で質問することが許されるのは学生まで。社会人は目的のある質問をする。

  • 良い逆質問の例「私は将来、営業職で成績トップになることが目標です。それに必要な資質やスキルは何でしょうか?」
    → 質問の意図は「自分の目標に到達するためになにが必要か、聞きたい」と相手に伝わる。
  • 良い逆質問の例「私は営業職を志望しているのですが、具体的にどのような仕事をされていますか?一日のスケジュール例を教えてください」
    → 質問の意図は「自分の志望する営業とはどんな仕事か、聞きたい」と相手に伝わる。

で、話は戻って先ほどの抽象的な質問であっても、質問の意図が分かれば全くNGではありません。

「私は仕事の意義は○○であると考えていますが、実際に働かれている△△さんはどうお考えでしょうか?働く前にイメージしておきたいです」といった具合に意図を明確にして質問してあげると、答えるほうも親身になって教えてくれるものです。

リクルーター面談で「おっ!」と思う逆質問例

1、私は将来、新規開拓営業にチャレンジしたいと考えているのですが、化学メーカーにおける新規開拓営業とはどういった営業でしょうか?エピソードもあれば教えてください。

「自分が入社して○○をやりたいから△△という質問をします。」という、意図が明確な質問は最も好まれます。リクルーターからすると、ポジティブな就活生であるという印象を受けますし自社への志望度が高いと思われるからです。

たとえ全く志望していない会社でも適当にやりたい仕事を考えてみて、このテクニックを応用してくださいね。正直、志望度の低い企業のリクルーター面談や社員座談会はめんどくさいだけでしょうが、一瞬だけ耐えれば面談は終わりです。決して気だるい感じを出さないようにしてくださいね。

2、◯◯という商品は他メーカーや中国でも作られていると思いますが、どのように差別化されていますか?

これを聞かれると、ほとんどの化学メーカーは答えに詰まってしまうでしょう。なぜなら、差別化できていない製品が数多くあるからです。ちょっと意地悪な質問ですが、それでも良いでしょう。

3、御社の○○という製品が世界No.1である理由はどこにあるのでしょうか?

日本の大手化学メーカーは世界No.1シェアを持つ製品群を必ず各企業いくつか持っています。しかし、そういった世界No.1製品は歴史が長すぎて、もはや自分たちがなぜ顧客から最も選ばれているのか分かっていないケースがあります。

改めて質問されると「なんでだろうなぁ?」と必死で考えてしまいます(笑)。← おいっ!

この質問は最も基礎的ですが、最も答えに困る(=良い意味で)質問のひとつです。

4、○○という商品は世界No.1製品と紹介されていますが、全体のマーケット規模はどのくらいあるのでしょうか?

化学メーカーは「世界No.1製品」と会社パンフレットでアピールしたがりますが、正直いって世界No.1製品だからといってその事業が良い事業だとは限りません。規模の小さい市場で世界No.1になってもなにひとつ旨味なし。

たとえば、市場規模1億円しかないマーケットでNo.1だといってもたかだか売上1億円。対して、塩ビのような汎用的な材料で世界No.1であった場合、売上げは○千億円となります。市場規模1億円のマーケットに材料を開発して売り込むのは、零細企業のやる仕事です。

ちょっと私が深読みしすぎ?かもしれませんが、この手の質問をする学生は鋭いと思います。

5、私は営業職を志望しているのですが必要な能力やスキルはなんでしょうか?

質問①の繰り返しとなりますが「自分が入社して○○をやりたいから△△という質問をします」という、意図が明確な質問は最も好まれます。リクルーターからするとポジティブな就活生であるという印象を受けますし自社への志望度が高いと思われるからです。

6、私は海外勤務となってグローバルに活躍したいのですが、それに必要な能力やスキルはなんでしょうか?

コメントは質問①⑤に同じ

7、私は若手のうちから大きな仕事にチャレンジしたいのですが、御社で実現できる社風でしょうか?

コメントは質問①⑤に同じ

8、○○という事業の現状課題と今後の展望について教えてください。

リクルーター面談・社員座談会で「印象に残る逆質問」のコツ2つ

冒頭でリクルーター面談の「質問のコツ2つ」を紹介しました。

  1. コツ「抽象的な逆質問はNG、具体的な逆質問がGOOD」
  2. コツ「なぜその質問をするのか?質問意図が明確であるとGOOD」

これは基礎中の基礎ではあるものの、できていない就活生が99%。したがって、この2つを押さえるだけでもかなり良い逆質問になります。

でも、それだけではリクルーターの印象に残らない可能性もありますので、ここでは「ちょっと違う視点からの逆質問」について語ります。

これまで就活生のいろいろな逆質問を受けてきた中で、「相手の興味をひく逆質問」「私がおもしろいと思った、あるいは印象に残った逆質問」の傾向を紹介。

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