勤務地希望と理由の書き方|彼女、地元を離れたくない時の対処例あり

就活・転職では希望の勤務地と、その理由を聞かれることがあります。ES・履歴書では「本人希望」「勤務地希望と理由」などのようになっており、面接では「ご希望の勤務地はありますか?」などのように質問されます。

また、ESや履歴書で設問がなくても新卒で内定後か入社後に必ずある、配属アンケートおよび面談。ここで「希望の勤務地と理由」を書く必要があります。←これは勤務地が決まっていない企業では、ほぼ確実にありますね。

そこで今回は「勤務地希望と理由の書き方」について、例文を出しながら解説します。また、彼女・彼氏や地元から離れたくない就活生についても、書き方をアドバイスしています。

就活・転職・新卒のご参考にどうぞ。

①ES・履歴書編:希望の勤務地と理由の書き方

まずはESや履歴書に「希望の勤務地と理由」を書かせるパターン。これは全国型・総合職と地域型・一般職で書き方が違います。それぞれ見ていきましょう。

全国型・総合職を志望する場合の書き方

これは書き方が決まっているので、あまり悩む必要はありません。※新卒の内定後、入社後の配属アンケートの書き方は後述します。

それでは「希望する勤務地と理由の書き方」を例文で紹介します。

○模範例:特にありません。貴社の配属に従います。

ここでNGとまでは言わないものの、あまり宜しくない例としては

×悪い例:大阪。地元に近いため。

が挙げられます。総合職は募集要項に「全国型、転勤あり」と書いてある企業がほとんど。それなのに「地元がいいっス!!」と主張するのはオススメできません。

このように書いた場合、私のように意地悪な採用担当であれば、

「なぜ地域限定総合職や一般職に応募しないの?」

と聞きます。論理的に理由を答えられればOKですがほとんどの場合、地元が近いから、彼女がいるから、などといった自己中心的な理由しか用意できないでしょう。とくに大企業は、ワガママな就活・転職者をできることなら排除したいと考えています。

したがって模範解答のようにしておくのが無難。

ちなみに蛇足にはなりますが私は、

希望の勤務地と理由:
住んだことのない地域(例:東京本社、北海道支社、九州支社)。どんなことでも新しいチャレンジをしたいからです。

としました。普通に書いてもおもしろくないなぁ~、と思ってこんな感じになったんですが、今考えると意識高すぎて笑いものですね…。とにかく私は学歴がしょぼかったので、奇をてらった感じで勝負するしかなかったのです。

地域型の事務職(一般職)・地域総合職を志望する場合

ここからは地域型の事務職(一般職ともいう)、または地域総合職を志望する場合の書き方を解説します。この場合、もともと地域限定での採用であるため、ワガママな主張であっても何も問題ありません。あなたの志望する勤務地を正直に記載すればよいでしょう。

それでは「希望する勤務地と理由の書き方」を例文で紹介します。

○模範解答:母親の介護が必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。

○模範解答:家事の手伝いが必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。

○模範解答:家業の手伝いが必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。

○模範解答:婚約者がいるため、東京勤務を希望します。

△許される範囲:地元に近いため、大阪勤務を希望します。

ここで気をつけるべきことは、先ほどと同じ。社会人として常識のはずれたような回答をするのは止めておきましょう。

×悪い例:彼女と離れたくないため、東京勤務を希望します。

彼女という表現は止めて「婚約者」とすればOKです。いずれにせよ、事務職や地域総合職は社会人としての常識から外れていなければ、どんな回答でも大丈夫です(たとえウソでも構いません)。

②新卒・内定後の配属アンケート編:希望の勤務地と理由の書き方

つづいて、新卒で入社後か内定後に勤務地などの振り分け(配属)が行われるケース。この場合には、クビになる訳ではないので思ったことを正直に記載して構いません。

ただ、あなたの希望をより通しやすくするには、理由をしっかりとした内容にする必要あり。人は理由もなく頭ごなしに言われると、反発したくなるものです。人事担当が納得するような理由を作りましょう(たとえウソでも構いません)。

それでは「希望する勤務地と理由の書き方」を例文で紹介します。

○模範解答:つくば研究所。コーポレートR&Dを希望するため。

○模範解答:東京本社、大阪支社、九州支社。営業職を希望するため。

○模範解答:母親の介護が必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。

○模範解答:家事の手伝いが必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。

○模範解答:家業の手伝いが必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。

○模範解答:婚約者がいるため、東京勤務を希望します。

○模範解答:配属に従います。

悪い例はすでに記載していますが、社会人の常識からはずれた「わがまま」な回答です。たとえばこんな感じ。

×悪い例:彼女と離れたくないため、東京勤務を希望します。

彼女ではなく「婚約者」とし、模範解答の通りにしましょう(たとえウソでも構いません)。

理由別「希望する勤務地と理由の書き方」

総合職・一般職でパターン分けしてみましたが、理由別にもパターン分けが必要かと思われます。先ほどの例文を転用しますが、いちおうまとめておきます。書き方に関して他にアイディアがありましたら、こっそりと教えていただけると嬉しいです。

※ただし全国型・総合職を志望する場合で、ESに書く必要がある場合にかぎり「配属に従います」としてください。

彼女・彼氏と離れたくない!!

どうしても彼女・彼氏と離れたくない!!というときの対処法。

彼女・彼氏と離れたくない場合、選択肢は2つ。

  1. ウソの理由をでっちあげる
    → 家事の手伝いが必要なため、自宅から通勤できる勤務地を希望します。
    → つくば研究所。コーポレートR&Dを希望するため。
  2. 正直に書く
    → 婚約者がいるため、東京勤務を希望します。

①がオススメ。つまり、ウソの理由をでっち上げて、家を離れられない事情があるかのように説明します。そうすると、少しは勤務地希望が通りやすくなるでしょう。

②はウソをつきたくない、という正直なあなた向け。しつこいですが彼女ではなく、婚約者としましょう。

地元を離れたくない!!

こちらはもう、完全にワガママなのでウソを書くしかないでしょう…。

これまでに述べた例文から、最もしっくり来る理由を選択してください。

「地元を離れたくないため、勤務地は東京を希望します!!」と書いてしまった場合、かなりの確率で違う勤務地に飛ばされることになるかと(苦笑)。これは理屈ではなく、新卒の甘えを落とすという名目でおこなわれる単なる嫌がらせです。

とくに新卒の内定後・入社後の配属アンケートでは気をつけましょう。

まとめ

ESや履歴書で書かされる「希望の勤務地と理由」は、採用には大きな意味を持ちません。したがって、深く考えずに思ったとおりに書いても構いません。ただし、常識から外れたような回答をしてしまうと心象が悪いため、地雷を踏まない程度にしておきましょうね。

いっぽうで新卒の入社後か内定後にある「配属希望アンケート」はかなり重要。ここであなたの会社生活がほとんど決まります。どんな部署を希望するのか?どんな職種を希望するのか?勤務地はどこを希望するのか?必ずしも希望通りには行かないのですが、あなたの希望を多少なりとも考慮に入れてくれます。よく考えてから書きましょうね。

また「希望する勤務地と理由の書き方」に関して他にアイディアがありましたら、こっそりと教えていただけると嬉しいです。