『やりたい仕事がわからない』就活・転職者に化学メーカーをすすめたい5つの理由

やりたい仕事がわからない・見つからない、そもそもやりたい仕事などない。そんなあなたへおすすめしたい「化学素材メーカー就職・転職」という選択肢。

実は私自身、就職活動していた頃には何もやりたい仕事がありませんでした。働いた経験のない大学生に「将来やりたい仕事」なんてわかりようがないですからね、これは当たり前のことなのです。

そんな迷えるあなたへ私がなぜ化学素材メーカー就職・転職をおすすめするか?というと…

その理由をこれから語っていきますね。

①仕事が楽な割に年収が高い

最大の理由です。

私は化学メーカー営業として働いているのですが、化学メーカーが激務だとコメントしている人には一度も出会ったことがありません

同業者や総合職文系社員と話しをしていても、

「化学メーカーで一度働いたら転職する気なくなるよなぁ…」

「正直、週休4日でも仕事まわるよなぁ…」

みたいな話しがしょっちゅう出ます。

化学・素材メーカー総合職の仕事はほとんどがルーティーンばかり。一年も同じ仕事をやっていると退屈で泣きそうになります。

一方で化学メーカーの仕事は、効率化と自動化が進んでいるという見方もできます。私が副業でやっているネットビジネスのような人海戦術のビジネスとは比較にならないほど、効率的なビジネスですね…

ちなみに給料は大手の総合職採用であれば、30代後半の管理職で年収1,000万円を超えます。さらには中堅クラスの企業でも管理職30代後半~40代前半で年収900万円程度と高給。

何も仕事をしない割には高給な部類だと思います。

《化学素材メーカーの年収事情はこちら》

②経営が安定していて絶対にクビにならない

化学メーカー志望の人は安定志向で選ぶ人がほとんどだと思いますが、少なくとも就職偏差値ランキングが55以上の企業は潰れることが絶対にありません

このランクの会社はどの企業も世界で戦える優秀な事業を抱えているため、潰れる前に誰かが買収するはずです。

そしてもっと良いところは、どんなに使えない人材でも絶対にクビにしないところです。

もちろん関係会社へ出向したりするケースはありますが、一部のブラック企業(いずれ公開します)を除くと、一般職であろうとクビにすることは絶対にしません。

ちなみに派遣社員はすぐにクビにされます。

《化学メーカーのブラック企業はいずれ名指しで公開していきます》

③誰でも管理職になれる

総合職入社であれば誰でもほぼフリーパース(形式だけの昇進試験は当然あり)で課長までは昇進します。

管理職=年収1,000万円超えなので、まぁサラリーマンとしては十分じゃないでしょうか?それ以上に出世するには運とゴマすりが必要ですが、頑張りの割には報われないので、課長までで十分という人が数多く会社に寄生しています。

《ただし富士フィルムやJSRは管理職試験のハードル高い》

④ホワイト優良企業が多い

化学メーカーは総じて激務じゃないホワイト優良企業が多いです。

それはBtoB(会社⇔会社)の商売だから。

顧客数も少ないし、商品数も少ないし、土日祝やすみだし、残業も少ないし、年収高いし…というとてもよい業界です。したがって就職・転職したあとにも人生について考える時間が十分にあります。

入社してみて自分に合わないと思ったら、空いた時間で転職活動をすればよいのです。

⑤管理職でぬるま湯が一番の勝ちパターン

プレッシャーが少ない役職なしの名ばかり管理職のポジションで、ぬるぬると仕事をやるのが化学メーカーでは一番の勝ちパターン。そして出世するでもなく出向させられるでもなく、ちょうど良い加減で管理職のポジションを延命し続けることが、化学素材メーカーでの最もすばらしい働き方です。

課長以上になると今度は社長や役員からのプレッシャーや付き合い、ゴマすり作業によって激務になります。

ゴマすりが苦痛にならないという方はそれでも良いでしょうが、私は嫌なので会社の付き合い(ゴルフ・飲み会・家族ぐるみ)は全てキッパリとお断りしています。

⑥主任クラスでぬるま湯はもっと勝ちパターン?

会社によっては管理職になるよりも、主任・係長クラス(30-35歳前後)で定年まで働くことが最もすばらしい場合あり。その理由は残業代とボーナスの安定感。管理職と主任クラスでは待遇の違いがあります。

  • 残業代:管理職は残業代なし(みなし労働手当は会社により存在)、主任クラスは残業代あり。
  • ボーナス:管理職は会社の業績と個人の業績で10%くらい上下あり。主任クラスは組合員なので安定している。
  • 処遇:管理職は会社の命令を断る権利がない。主任クラスは組合員なので無茶な転勤などを断れる。
  • 出世:管理職は上司の顔色を常に伺う。主任クラスはそこまで気にする必要なし。
  • 仕事内容:中間管理職は上と下に挟まれてそれなりに大変。主任クラスは自分の仕事だけやっていればよい。

主任クラスで月30時間残業代をつけていると化学メーカー大手の場合、年収850-900万円くらいになります。もっと残業多い人は主任クラスでも年収1000万円を超えるでしょう。

一方で管理職は月100時間残業しようが、残業ゼロであろうが年収は同じ。

ということで最近、主任クラス延命→定年退職が一番の勝ちパターンな気がしています。

化学素材メーカーの働き方

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