【年末年始】営業日お知らせビジネスメールの書き方・例文

「年末年始 営業日のお知らせ」は年末年始の営業日・営業時間を積極的につたえるための例文(もちろん休業日も含めて全部)。

「年末年始 休業のお知らせ」は年末年始の休業日を積極的につたえるための例文。

ほとんど同じ意味ですが…

※休業のお知らせをする場合はこちら

➡︎【年末年始】休業お知らせビジネスメールの書き方・例文

年末年始営業日お知らせビジネスメール「書き方」

まずは社外ビジネスにおける年末年始の「営業日お知らせメールの書き方」について簡単に。

※ 社内の相手には挨拶、メール結びをシンプル化します(例文②に記載)

  1. メール件名は「年末年始営業日のお知らせ」あるいは「年末年始休業のお知らせ」
  2. 挨拶文は公式なものを使う。
    「拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます」などがある
  3. メール本文は「さて、年末年始の営業日につき下記のとおりにお知らせいたします」として書き始める
  4. メール結び・締めくくりはお詫び「大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます 敬具」などを使って締める。
  5. さらに「今後ともご愛顧のほどよろしく」的な結びをつけくわえても丁寧
  6. 「記」「以上」をつかって営業日・休業日の連絡をする

年末年始営業日お知らせビジネスメール例文①テンプレート for 社外取引先

【社外ビジネス・テンプレート】
・社外取引先への年末年始 営業日、休業お知らせビジネスメール例文
・テンプレートとして使えるもっともシンプルな例文

メール件名①: 年末年始営業日のお知らせ
メール件名②: 年末年始休業のお知らせ

お客様各位

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、年末年始の営業日につき下記のとおりにお知らせいたします。休業期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。

来年も、本年同様お客様にご満足いただけるサービスの提供を目指し、より一層精進して参ります。今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。 敬具

最終営業日:12月30日(土)~12:00
休業期間 :12月31日(日)~1月3日(水)
営業再開日:  1月  4日(木)9:00~

以上

——————————-
株式会社ケミカル
国内営業部
ノマド サラリーマン
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:xxxx
FAX:xxxx
E-mail:xxx@xxx
——————————-

・公式なメールで箇条書きを使うときには「記~箇条書き~以上」のようにする。「記」は中央ぞろえ、「以上」は右寄せだが、ビジネスメールでは相手のメール環境によってレイアウトが崩れるのでどちらも左寄せでよい
・「拝啓~敬具」もビジネスメールでは例文のような書き方でOK
・結び「本年も、~」は無くてもOK

【補足】敬語の解説

  • ご不便をかける の「かける」は「迷惑をかける」とおなじ使い方
  • 「お~いたします」は謙譲語の基本形。「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしている
  • 「いただく」「賜る」はどちらも「もらう」の謙譲語。公式な文章ではかしこまったフレーズ「賜る」のほうがよく使われる
  • 存じる は「思う」の謙譲語
  • ご了承 は「了解し、承諾すること」の意味。「ご了承ください」だと「了解してください」の意味となる
  • させていただく は「させてもらう」の謙譲語。丁寧語「ます」とくっつけて「させて頂きます」として使うのが普通

年末年始営業日お知らせビジネスメール例文②テンプレート for 社内

【社内メール・テンプレート】
・社内の相手(他部署など)への年末年始 営業日、休業お知らせビジネスメール例文
・テンプレートとして使えるもっともシンプルな例文

メール件名①: 【出荷業務】年末年始営業日のお知らせ
メール件名②: 【出荷業務】年末年始休業のお知らせ

関係部署 各位

お疲れ様です。

さて首記の件、年末年始にあたり、生産部の出荷業務を下記のとおりとさせて頂きます。

休業期間中、皆様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。

最終出荷受付:12月29日(金)~12:00
休業期間  :12月30日(土)~1月3日(水)
出荷受付再開:  1月  4日(木)9:00~

※年内の出荷をご希望される際には、かならず12月29日12:00までに出荷依頼をお願いいたします。

以上

生産部 業務部長
ノマド

・公式なメールで箇条書きを使うときには「記~箇条書き~以上」のようにする。「記」は中央ぞろえ、「以上」は右寄せだが、ビジネスメールでは相手のメール環境によってレイアウトが崩れるのでどちらも左寄せでよい

【補足】敬語の解説

  • ご不便をかける の「かける」は「迷惑をかける」とおなじ使い方
  • 「お~いたします」は謙譲語の基本形。「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけて敬語にしている
  • 「いただく」「賜る」はどちらも「もらう」の謙譲語。公式な文章ではかしこまったフレーズ「賜る」のほうがよく使われる
  • 存じる は「思う」の謙譲語
  • ご了承 は「了解し、承諾すること」の意味。「ご了承ください」だと「了解してください」の意味となる。
  • させていただく は「させてもらう」の謙譲語。丁寧語「ます」とくっつけて「させて頂きます」として使うのが普通

年末年始営業日お知らせビジネスメール例文③休業しないで営業時間のみ短縮 for 社外

【社外ビジネス・テンプレート・休業しないver】
・社外取引先への年末年始 営業日、休業お知らせビジネスメール例文
・年末年始も休業せずに、営業時間だけ変えるシーンでの例文

メール件名: 年末年始 営業時間のお知らせ

お客様各位

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、年末年始にあたり、営業時間を下記のとおりに変更させていただきます。期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。

来年も、本年同様お客様にご満足いただけるサービスの提供を目指し、より一層精進して参ります。今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。 敬具

12月30日(土)通常営業
12月31日(日)9:00~12:00
1月1日(月)9:00~12:00
1月2日(火)9:00~12:00
1月3日(水)9:00~12:00
1月4日(木)通常営業

以上

——————————-
株式会社ケミカル
国内営業部
ノマド サラリーマン
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:xxxx
FAX:xxxx
E-mail:xxx@xxx
——————————-

・公式なメールで箇条書きを使うときには「記~箇条書き~以上」のようにする。「記」は中央ぞろえ、「以上」は右寄せだが、ビジネスメールでは相手のメール環境によってレイアウトが崩れるのでどちらも左寄せでよい
・「拝啓~敬具」もビジネスメールでは例文のような書き方でOK
・結び「本年も、~」は無くてもOK

年末年始営業日お知らせメールの書き方①件名

「年末年始・営業日お知らせビジネスメール件名」の書き方を例文で紹介します。

社外取引先むけメール件名

  1. メール件名「年末年始 営業日のお知らせ」
  2. メール件名「年末年始 営業日および休業期間のお知らせ」
  3. メール件名「年末年始 営業時間のお知らせ」
  4. メール件名「年末年始 営業時間変更のお知らせ」

※( )内に社名・名字をいれて「年末年始 営業日のお知らせ(転職・ノマド)」としても親切

社内メール件名

  1. メール件名「【●●業務】年末年始 営業日のお知らせ」
  2. メール件名「【●●業務】年末年始 営業日および休業期間のお知らせ」
  3. メール件名「【●●業務】年末年始 営業時間のお知らせ」
  4. メール件名「【●●業務】年末年始 営業時間変更のお知らせ」

※社内メールでは何の業務が休業するのかをわかるようにしておくと親切。

年末年始休業お知らせメールの書き方②宛名

「年末年始・休業お知らせビジネスメール」宛名の書き方を例文で紹介します。

社外取引先むけ

お客様各位

お取引先各位

▼書き方のコツ

※「各位」は「皆様」という意味であるため、本来であれば「お客各位」という書き方が正しい。でも実際のビジネスシーンでは「お客様各位」という使い方をするため、間違っていても気にしないこと。

※ちなみに「お取引先様各位」は長い上に気持ち悪いので、「お取引先各位」とするとよい

社内あて

各位

営業部 各位

営業部 御中

営業部の皆様

▼書き方のコツ

※ メールをあてる部署が決まっていれば「営業部の皆様」のように書けばよいし、複数の部署にお知らせするのであれば「各位」とだけ書けばよい。

年末年始営業日お知らせメールの書き方③挨拶文

「年末年始・営業日のお知らせビジネスメール」挨拶文の書き方を例文で紹介します。

いずれも公式なお知らせにふさわしい丁寧な例文にしています。

企業むけの挨拶文

  1. 例文「師走の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り感謝申し上げます」
  2. 例文「師走の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます」
  3. 例文「師走の候 貴社ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます」
  4. 例文「師走の候 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます」
  5. 例文「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます」

※「○○の候」に使う時候の挨拶は「初冬の候」「師走の候」「寒冷の候」「木枯の候」「新雪の候」「短日の候」などあり

➡︎ ビジネス挨拶文の例文50選(文書・メール・年賀状・時候ほか)

※「ご清栄」は「ご盛栄」「ご隆昌」で言い換えできる

➡︎ ご健勝/ご清栄/ご盛栄/ご清祥/ご発展/ご隆昌の違いと使い分け

個人むけの挨拶文

  1. 例文「時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます」
  2. 例文「平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます」
  3. 例文「師走の候 ●●様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます」
  4. 例文「平素は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます」

※個人むけの挨拶で「貴社ますます~」は使えない。時候の挨拶を省略し「お世話になっております」的な文章だけでもよい(例文④)

➡︎ ご健勝/ご清栄/ご盛栄/ご清祥/ご発展/ご隆昌の違いと使い分け

社内メールの挨拶文

  1. 例文「お疲れ様です」
  2. 例文「こんにちは」
  3. その他いろいろ

年末年始営業日お知らせメール本文の書き方④文章

「年末年始・営業日のお知らせビジネスメール」でメール本文の書き方を例文で紹介します。いずれも公式なお知らせにふさわしい丁寧な例文にしています。

営業時間を短縮する

  1. 例文「さて、年末年始にあたり、営業時間を下記のとおりに変更させていただきます。期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。」
  2. 例文「さて、年末年始にあたり、営業時間を下記のとおりに変更させていただきます。期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、どうかご了承いただければ幸いです」
  3. 例文「さて、年末年始にあたり、下記の通りに営業時間の変更および休業をさせていただきます。期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承のほど何卒よろしくお願い申し上げます。」

年末年始に休業する

  1. 例文「さて、年末年始の営業日につき下記のとおりにお知らせいたします。休業期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。」
  2. 例文「さて、年末年始にあたり、営業日を下記の通りご案内申し上げます。業期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。」
  3. 例文「さて、年末年始にあたり、誠に勝手ながら弊社の休業日を下記のとおりとさせていただきます。休業期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、どうかご了承いただければ幸いです」
  4. 例文「さて、誠に勝手ながら下記のとおり、年末年始を休業とさせて頂きます。休業期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承のほど何卒よろしくお願い申し上げます。」
  5. 例文「さて、誠に勝手ながら年末年始を下記のとおりに休業とさせていただきます。休業期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。」

補足

※「ご了承」は「ご容赦=許すこと」に言い換えできる

➡︎「ご理解・ご了承・ご容赦ください」意味と違い、使い方、メール例文

※「くださいますよう」「いただきますよう」は違う意味であるが、使い方はほぼ同じ。

➡︎「いただく」「くださる」の違い、使い分け

年末年始営業日お知らせメールの書き方⑤締め・結び

「年末年始・営業日のお知らせビジネスメール」でメール締め・結びの書き方を例文で紹介します。いずれも公式なお知らせにふさわしい丁寧な例文にしています。

※メール結びは「ご了承のほど何卒よろしくお願い申し上げます」だけでもよいですが…。もし何かつけ加えるとしたら以下のような例文があります。

  1. 例文「来年も、本年同様お客様にご満足いただけるサービスの提供を目指し、より一層精進して参ります。今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。」
  2. 例文「来年も本年同様、より一層のサービス向上に努めてまいります。今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。」
  3. 例文「末筆ながら年末ご多忙の折、どうかご自愛ください。」
  4. 例文「大変略儀ではございますが、まずはお詫びかたがたご案内申し上げます。」
  5. 例文「大変略儀ではございますが、まずは報告までにご案内申し上げます。」

➡︎【完全版】ビジネスメール締め・結びの例文50選