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ご健勝/ご清栄/ご盛栄/ご清祥/ご発展/ご隆昌の違いと使い分け

ご健勝/ご清栄/ご盛栄/ご清祥/ご発展/ご隆昌の意味と使い方、違い、注意点について例文つきで誰よりも詳しく解説していく記事。異動の挨拶メール、退職の挨拶メールなど、ビジネスシーンでよく使われる言葉ですので、違いをしっかりとマスターしておきたいものです。

※長文になりますので、時間の無い方は下の見出しより目的部分をクリックしてください。

ご健勝/ご清栄/ご盛栄/ご清祥/ご発展/ご隆昌の違いと使い分け

まずは結論

まずは結論から、

たくさん挙げた挨拶言葉は、ざっくりと3つの意味に分類され「①健康」「②商売繁盛」「③どちらも」のいずれかに該当します。

「①健康を祝う・願う」挨拶を企業や団体にするのはおかしいので、個人を主語にする場合だけ使います。これは「ご健勝」「ご清栄」に該当します。

「②商売繁盛を祝う・願う」挨拶を誰か特定の人にするのはおかしいので、企業や団体を文章の主語にして使います。これは「ご盛栄」「ご清祥」「ご発展」「ご隆昌」に該当します。

「③どちらも」挨拶は、①②のどちらの意味も含む言葉です。これは「ご清栄」に該当します。

それでは、以下に使い方を整理しておきます。

  1. 健康を祝う、願う:ご健勝・ご清祥
    → 健勝・清祥は「健康で健やかに過ごす」という意味なので人に対して使う
  2. 商売繁盛を祝う、願う:ご盛栄・ご発展・ご隆昌
    → 盛栄・発展・隆昌は「商売が繁盛する」という意味なので企業や団体が主語になる文章に使う
  3. どちらも:ご清栄
    → 清栄は「相手の無事と繁栄を喜ぶ挨拶’」とありますので、個人に使っても団体に使っても大丈夫です。が、一般的には企業や団体が主語になる文章で使います。

それでは結論を整理したところで、言葉の意味と使い方を詳しくみていきましょう。

ご健勝の意味と使い方

「ご健勝」の読みは「ごけんしょう」。

「ご健勝」の意味は「健康で元気なこと」 。

一つずつ分解してみると「ご」は丁寧語。「健」は「健やか(すこやか)で健康である」の意味。「勝」は「勝つ、まさる、すぐれている」の意味。したがって、これらを併せると「すこやかに・すぐれている」という意味になります。

「ご健勝」の使い方・例文

主にメールや手紙の文末で締めくくりとして使われます。他にも、年末・年始・忘年会・スピーチの締めくくに挨拶として使われます。社交辞令として個人の健康を気遣いたい場面であれば、たいていは使えます。

  • ご健勝のこととお慶び申し上げます。(前文)
  • 春暖の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。(前文)
  • 皆様のご健勝をお祈りいたします。(文末・締め)
  • 皆様のご健勝と、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。(文末・締め)
  • 皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。(文末・締め)
  • 皆様のご健勝とご活躍を、心よりお祈り申し上げます。(文末・締め)

「ご清栄」の意味と使い方

「ご清栄」の読みは「ごせいえい」。

「ご清栄」の意味は「相手の健康や、ビジネスの繁栄などを祝う言葉」 。

一つずつ分解してみると「ご」は丁寧語。「清」は「きれいで汚れがなく美しい」の意味。「栄」は「栄える」の意味。したがって、これらを併せると「きよく・さかえる=体も心も商売も上り調子」という意味になります。※無理やり意訳しました。

「ご清栄」の使い方・例文

主にメールや手紙の文頭の挨拶に使われます。特に主語が企業や団体であった場合に使います。また、個人が主語のメールにも使ってよいですが、あまり一般的ではありません。

  • 春暖の候、貴社におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
  • 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
    →「ますます」「益々」は漢字でも平仮名でも可。

「ご盛栄」の意味と使い方

「ご盛栄」の読みは「ごせいえい」。

「ご盛栄」の意味は「(特に商売が)繁栄することを祝う言葉」 。

一つずつ分解してみると「ご」は丁寧語。「盛」は「商売が盛ん(さかん)」の意味。「栄」は「栄える(さかえる)」の意味。したがって、これらを併せると「商売が盛んで栄える=商売が絶好調」という意味になります。※無理やり意訳しました。

「ご盛栄」の使い方・例文

「ご盛栄」は主にメールや手紙の文頭の挨拶に使われます。文の主語が企業や団体であった場合に使い、個人が主語になる文章には使いません。

  • 春暖の候、貴社におかれましては、益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
  • 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
    →「ますます」「益々」は漢字でも平仮名でも可。

「ご清祥」の意味と使い方

「ご清祥」の読みは「ごせいしょう」。

「ご清祥」の意味は「相手が幸福に暮らしていることを祝う言葉」 。

一つずつ分解してみると「ご」は丁寧語。「清」は「きれいで汚れがなく美しい」の意味。「祥」は「めでたいこと、よろこぶこと」の意味。したがって、これらを併せると「きよく・めでたい=健康でめでたい」という意味になります。※無理やり意訳しました。

「ご清祥」の使い方・例文

「ご清祥」は主にメールや手紙の文頭の挨拶・文末の結びに使われます。文章の主語が人であった場合に使い、企業や団体が主語になる文章には使いません。使い方としては「ご健勝」と同じです。

  • 春暖の候、○○様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
  • 皆様のご清祥とご多幸をお祈り申し上げます。(文末・締め)
    →「ますます」「益々」は漢字でも平仮名でも可。

「ご発展」の意味と使い方

「ご発展(ごはってん)」の意味は「(特に商売が)のび広がること、栄えること」 。

「発展」を丁寧に表現するため丁寧語「ご」をつけた言葉です。

「ご発展」の使い方・例文

「ご発展」は主にメールや手紙の文末の締めくくりに使われます。文の主語が企業や団体であった場合に使い、個人が主語になる文章には使いません。

  • 皆様のご健勝と、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。(文末・締め)
    →「ますます」「益々」は漢字でも平仮名でも可。

「ご隆昌」の意味と使い方

「ご隆昌」の読みは「ごりゅうしょう」。

「ご隆昌」の意味は「(特に国や企業、団体が)非常に栄えていること」 。

一つずつ分解してみると「ご」は丁寧語。「隆」は「さかえる」の意味。「昌」は「さかん・さかえる」の意味。したがって、これらを併せると「さかえる・さかえる=めちゃくちゃ栄えている」という意味になります。※無理やり意訳しました。

「ご隆昌」の使い方・例文

「ご隆昌」は主にメールや手紙の文頭の挨拶に使われます。文の主語が企業や団体であった場合に使い、個人が主語になる文章には使いません。

  • 春暖の候、貴社におかれましては、益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
  • 貴社ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。(文頭の挨拶)
    →「ますます」「益々」は漢字でも平仮名でも可。

まとめ

これでもかというくらい「ご健勝/ご清栄/ご盛栄/ご清祥/ご発展/ご隆昌」について語ってみました。挨拶で使える言葉というのは、めったに使わないので、使い分けが難しいですね…。

これはもう、ありとあらゆる場面を経験し、分からなかったら都度確認して慣れていくしかないです。一番悪いのは、調べないで適当に挨拶を使ってしまうことです。

頭でどうこうなるものではないので是非、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。ではでは~~。

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