添え状/送り状/送付状を書くときの注意点について。
間違った書き方をすると恥ずかしいので気をつけましょう。
添え状の本文には自己紹介などいらない
添え状/送り状/送付状を書くときの注意点その一。
添え状の本文に
「就活大学の就活一郎と申します」などと挨拶をする就活生もいますが、その必要はありません。
絶対ダメ!という訳じゃないのですが…
添え状の署名にどこの誰が送った書類なのか、すでに書いてあるわけですからムダな文章を入れるのは「蛇足」といいます。
添え状の本文には「応募させていただきます」も必要ない
添え状/送り状/送付状を書くときの注意点その二。
添え状の本文に
「会社説明会に参加して貴社に興味を持ったため、応募させていただきます」などと挨拶をする就活生もいますが、その必要はありません。
こちらも絶対ダメ!という訳じゃないのですが…
添え状というのは必要な書類に「添える」ものですから、ムダに長く書く必要はありません。
添え状の役割は料理でたとえるなら、前菜みたいなものです。
前菜にガッツリ牛丼とかでてきたらあせりますよね!?
「応募させていただきます」とか余計なひと言を添える行為って、前菜に牛丼が出てくるのとおなじことなのですよね。
添え状に妙なこだわりを持つ就活生には否定はしませんが、肯定もしません。
添え状の本文には「履歴書を送付いたします」も必要ない
添え状/送り状/送付状を書くときの注意点その三。
添え状の本文に
「以下のとおりに履歴書を送付いたします」などとする就活生もいますが、その必要はありません。
そのしたに「記」として「履歴書 1通」と書いているのですから。
「以下送付いたします」
つまり
「これから書くとおりに送付しますよ」
という一文だけですべてを表しているのです。二重で解説することもまた「蛇足」といいます。
【補足】覚えておきたい敬語の解説
本文で紹介した例文のなかで、
就活生には使い慣れないであろうビジネス敬語の意味について。
- ご査収のほど宜しくお願いいたします
意味は「よく中身を確認して受け取ってください、お願いします」 - お取り計らいのほど宜しくお願いいたします
意味は「ものごとがうまく運ぶように処理してください、お願いします」 - ご査収の上、お取り計らいのほど~
意味は「よく中身を確認してうけとり、うまく処理してください、お願いします」
【参考記事】