就活インターンシップ参加後のお礼メールを誰よりも完璧にするための、例文と書き方を紹介する記事。
まずは基本として、
インターンシップのお礼メールは以下のような構成になっていると、すばらしい就活メールとなります。
▼ インターンシップお礼メールの構成
- メール件名は
「インターンシップのお礼(大学・氏名または名字)」
・お礼メールするときの件名は「○○のお礼」
・就活メールでは( )内に大学名+氏名または名字をいれると親切
↓ - メール宛名は大きく2パターン
①宛名が多すぎるとき
責任者
(CC:社員の皆さま)
②宛名が5名くらいでおさまる
加藤部長 佐藤課長 伊藤様
↓ - 冒頭の挨拶
「お世話になっております」
↓ - インターンのお礼をシンプルに
「ありがとうございました」
↓ - インターンで学んだこと・感想
・ここがもっとも重要!
・あなた自身が学んだことや感想を述べる
↓ - 入社意欲を伝える
・定型文でよい
↓ - メール結びは「今後もよろしく」的なフレーズ
・定型文でよい
↓ - メール署名を忘れずに!
↓ - 完成!
こんな感じで書くと好感度UPすること間違いなし。
それでは具体的に、
例文をみながら「インターンシップお礼メールの書き方」を学んでいきましょう。
就活メールのご参考にどうぞ。
※ こんなメールってあり?というご質問がありましたら、添削しますのでコメント欄にお願いします。
【例文①】インターンシップ・お礼メールの書き方
メール件名:インターンシップのお礼(東京大学・伊藤)
【
お礼メールの件名は「~~のお礼」とする。
これはどんなお礼メールであっても普遍のマナー。
誰からのメールか分かるように( )書きで大学名と名字を入れると親切。 メール件名の書き方】
◯◯株式会社
加藤部長、佐藤課長、斉藤様
【
お礼メールの宛先はインターンでお世話になった社員が複数いれば複数名を記入する(最大5名)。
宛名が6名以上になる場合、インターンシップの責任者のみを宛先にし改行して(CC:社員の皆様)とする。
役職者は「○○部長」だけでよく「加藤部長 様」だとNGとなるためご注意を。
連名にするときは役職の高いヒトから順番に書いていくのが基本。
「加藤課長 佐藤部長 小林役員」みたいな書き方はNGとなるためご注意を。 宛先・宛名の書き方】
お世話になっております。
東京大学・工学部の伊藤です。
【 挨拶の書き方】
面識のある相手なので「いつもお世話になっております」か、
「お世話になっております」のどちらかを使ってもよい。
初対面の相手には「(これから)お世話になります」を使う。
この度は、貴社インターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
他では得られない、貴重な体験をすることができました。
【
まずインターンシップに参加させてもらった“お礼”を簡潔に述べる。
ここは決まり文句なので独自性は必要なし。
“させていただく”は何度も使うと耳につくのでマックス1回にする。 メール本文の書き方】
特に、営業職の仕事を体験したことで、個人プレーに見える営業の仕事が、いろいろな方のサポートで成り立っていることを初めて知ることができました。
営業職の“チームワークの重要性”を知ることができ、私も周囲を巻き込んで、よりよいチームとして成長していく働き方を目指したい、と強く感じました。
【 感想の書き方】
インターンシップで学んだことを自分の言葉で語る。
敬語が多少、おかしくなっても構わない。
「インターンで感動したことを素直に伝え、今後の人生に活かしたい」という流れが最も使える。
小説みたいに長々と書いてもよい。ここが個性を出す部分。
また、社員の皆様の温かいご指導と、仕事に対する思いに触れることで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。
インターンシップで学んだことを糧に、これからの就職活動に励んでいきたいと思っております。
【 抱負の書き方】
お決まりのお礼繰り返しとこれからの抱負を語る。
ここは独自性を出す部分ではないため変えなくてよい。
今後とも、ご指導のほど何卒宜しくお願いいたします。
【 メール結びの書き方】
たとえ今後、関わることがないとしても社交辞令として結びに入れておくと文章のまとまり感がでる。
おまけ的な部分になるため長々と書く必要はない。
東京大学
工学部
伊藤 太郎
住所
電話:xxx-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx
【
最後はお決まりの署名。 メール署名の書き方】
同じ苗字の人と混同してしまうことを防ぐため名前はフルネームで記載しておくこと。
最初の名乗る部分では苗字だけでも良い。
一般的に「大学名+学部名+学科名+氏名+住所+電話+Eメール」で構成されているとよい。
【例文②】インターンシップ・お礼メールの書き方
件名:インターンシップのお礼(東京大学・伊藤)
◯◯株式会社
加藤部長、佐藤課長、斉藤様
お世話になっております。
東京大学・工学部の伊藤です。
この度は、貴社インターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
他では得られない、貴重な体験をすることができました。
【
メール件名~宛名~挨拶の流れは 書き方】例文①と同じ
特に、研究開発の仕事を体験したことで、大学の研究室にはない“成果を求めること”の厳しさを初めて知ることができました。
研究開発職の“プロとしての厳しさ”を知ることができ、私も厳しい仕事環境に身を置くことで、成果を求めながら自身の成長を達成していきたい、と強く感じました。
【
インターンシップで学んだことを“自分の言葉”で語る。敬語が多少、おかしくなっても構わない。「インターンで感動したことを素直に伝え、今後の人生に活かしたい」という流れが最も使える。もっと長々と書いてもよい。 メール本文の書き方】
また、社員の皆様の温かいご指導と、仕事に対する思いに触れることで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。
インターンシップで学んだことを糧に、これからの就職活動に励んでいきたいと思っております。
今後ともご指導のほど、何卒宜しくお願いいたします。
*******************
メール署名
*******************
【
メール結び~署名の流れは例文①と同じ
書き方】
【例文③】インターンシップ・お礼メールの書き方
件名:インターンシップのお礼(東京大学・伊藤)
◯◯株式会社
加藤部長、佐藤課長、斉藤様
お世話になっております。
東京大学・工学部の伊藤です。
この度は、貴社インターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
他では得られない、貴重な体験をすることができました。
【
書き方】メール件名~宛名~挨拶の流れは例文①と同じ
特に、○○様の“プロとして成果を求める”姿勢に触れることで、改めて仕事の厳しさと楽しさを学ぶことができました。それだけでなく、貴社のビジネスに対する考え方や理念について、これまで以上に深く知ることができました。
そして、私も厳しい仕事環境に身を置くことで、“成果を求めながら自身の成長を達成していきたい”、と強く感じました。
【
インターンシップで学んだことを“自分の言葉”で語る。
敬語が多少、おかしくなっても構わない。「インターンで感動したことを素直に伝え、今後の人生に活かしたい」という流れが最も使える。もっと長々と書いてもよい。 本文の書き方】
また、社員の皆様の温かいご指導と、仕事に対する思いに触れることで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。
インターンシップで学んだことを糧に、これからの就職活動に励んでいきたいと思っております。
今後とも、ご指導のほど何卒宜しくお願いいたします。
【 書き方】例文①と同じ
*******************
メール署名
*******************
【 書き方】例文①と同じ
【例文④】インターンシップお礼メールが遅れた時
インターンシップに参加したけどお礼メールが遅れてしまった…
何かと忙しい就活ではこんなときもあるかと思います。
どれだけ期間を空けたら「遅れた」といえる?
まずはインターンシップ終了後、
どれだけ期間を空けたら「遅れた」と言えるのかについてすこし。
以下を目安にお考えください。
▼ インターンシップお礼メールの基本
- インターンシップ終了後、原則24時間以内におくる
- 金曜日終了→土日をはさんだら翌月曜でよい
- 3営業日以内でなければ「遅い」といえる
ということで、
インターンシップ終了後3営業日以内にできなかったとしたら…
お礼メールが遅れた!
と考えましょう。
こんなときには言い訳してもサムイだけなので、グダグダと遅れた理由などを解説する必要はありません。
お礼メールをちゃんと書けば大丈夫です。
ただし「お礼メール」の使うフレーズにはちょっとした工夫が必要。
以下に例文と書き方のポイントを紹介します。
例文:お礼メールが遅れたとき
件名:インターンシップのお礼(東京大学・伊藤)
◯◯株式会社
加藤部長、佐藤課長、斉藤様
お世話になっております。
東京大学・工学部の伊藤です。
【
例文①と同じ メール件名・宛名の書き方】
その節は貴社インターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
他では得られない、貴重な体験をすることができました。
【
まずお礼メールが遅れた場合、時間軸の短い「このたびは」 書き方】という表現を使わない。
時間を空けてしまったら「その節は」「過日は」といったフレーズを使う。
特に、営業職の仕事を体験したことで、個人プレーに見える営業の仕事が、いろいろな方のサポートで成り立っていることを初めて知ることができました。
営業職の“チームワークの重要性”を知ることができ、私も周囲を巻き込んで、よりよいチームとして成長していく働き方を目指したい、と強く感じました。
また、社員の皆様の温かいご指導と、仕事に対する思いに触れることで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。
インターンシップで学んだことを糧に、これからの就職活動に励んでいきたいと思っております。
今後とも、ご指導のほど何卒宜しくお願いいたします。
【 メール結びの書き方】
この部分はたとえお礼メールが遅れたとしても、何も変えなくてよい。
変にお礼メールが遅れた言い訳を述べるのは最悪。
*******************
メール署名
*******************
【 メール署名の書き方】例文①と同じ