就活のOB/OG訪問・日程調整メールを、誰よりも完璧にするための記事(もちろん例文つき)。
OB/OG訪問依頼メール(日程調整メール)の正しい書き方・やってはいけない例文を解説していきます。
まずは要点のまとめから。OB訪問メールは以下のような書き方であるとベストです。
- メール件名は「OB訪問のお願い」
↓ - 簡単に自己紹介をし、どこからOB/OGの情報を得たのか説明
↓ - なぜOB/OG訪問したいのか?背景の説明
↓ - 日程の候補日を挙げ、日時・場所を指定してもらう
↓ - メール締め&メール署名
メールはこのような流れにしましょう。それでは例文と書き方のコツを解説していきます。
OB/OG訪問は選考には関係しないとはいえ、社会人を相手にするのですから最低限のメールマナーは押さえておきましょう。
【例文】就活・OB/OG訪問依頼メール
まずは完璧なOB/OG訪問依頼メールの例文から。
メール件名:OB訪問のお願い(××大学□□)
メール本文:
株式会社転職
△△様
突然の連絡にて、大変失礼いたします。
就活大学・就活学部の□□と申します。
大学のキャリアセンターからの紹介で連絡いたしました。
さて、私は現在、◯◯業界を中心に企業研究をしており貴社に大変興味を持っております。そこで是非、現場でご活躍されている△△様のお話を伺いたく存じます。
よろしければ下記日程のいずれかで伺いたく存じますが、
ご都合のほどいかがでしょうか。
・x月xx日〜x月xx日 13:00-19:00
・x月xx日〜x月xx日 11:00-16:00
△△様のご都合のよろしい日時・場所をご指定頂ければ幸いです。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、
ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
—————メール署名—————–
就活大学
就活学部・学科
就活一郎
住所
電話
メールアドレス
忙しくて「NG集」を読んでいる暇のない就職活動生はこれをそのまま適用してください。つづいて書き方のコツと注意点を解説していきます。
【書き方】メール件名は「○○のお願い」
これは就職活動生が最もやってしまいがち。メール件名は人に例えると「顔」の部分。
顔で人の印象がきまるように、メール件名であなたのビジネスパーソンとしての印象が決まります。奇抜なタイトルにしないでベーシックな表現を使うことを推奨します。
×ダメなメール件名の例文:
- NG例文×「はじめまして」
- NG例文×「OB訪問依頼」
- NG例文×「○○大学△△です」
なんでこれらの表現がNGなのかお分かりになりましたか?
まず1番の「はじめまして」は何の話をしたいのか意味不明。2番の「OB訪問依頼」は目上の人が使う表現。たとえば上司が部下に何か依頼するときに使うのです。
3番の「○○大学△△です。」も何の話がしたいのか意味不明なので1番と同じくNG。
頼みごとをするには「○○のお願い」を使う
これはもう決まりきったビジネスマナーですので、「○○のお願い」以外の表現は使わないようにしましょうね。正しい表現は以下の通りです。
◎正しいメール件名の例文:
- ◎正解例「OB訪問のお願い(◯◯大学△△)」
※OB訪問でなくてもリクルーター面談・面接などなど。「お願いごと」をしたい時にこの件名を使います。
メール件名に「大学+名字」が入っているとベター
これはちょっとした相手への配慮、優しさです。あなたのメールを後で検索するときに見つけやすくなりますからね。
【書き方】メールの書き出しはまず挨拶から
メール本文で突然本題に入ってしまうのもNG。みなさんも友人と話をするときには最初に「お疲れ!最近どうよ?」などと挨拶をしますよね!?それと同じでビジネスメールでも最初の挨拶は欠かせません。ーつづくー