面接会場に早く到着することは、心のゆとりを生みます。面接時間のギリギリに到着すると、心のゆとりがもてません。
面接会場に余裕を持って到着しておくことは結果として、面接もうまくいく可能性が高まります。
いっぽうで時間ギリギリの到着だと、あせって些細な失敗を犯してしまいます(たとえば入室の前にコートを脱ぎ忘れるなど)。
何度もくどいですが、「面接会場へ入るのは10分前で十分。ただし到着は早ければ早いほどよい(一般的には30分前には面接会場に到着しておく)」という結論となります。
上司に怒られた「時間管理」の失敗談
つづいて私自身(営業職)が上司に怒られた、「時間」にまつわる失敗談を紹介します。みなさんも十分にお気をつけください。
遅刻して怒られたこと
営業をしていると、たま~に上司を客につれていかなければいけない時があります。
「顧客の本社ビル1階、面談10分前に待ち合わせ」とかに設定するのですが、電車が遅れて面談時間ギリギリについたとき…。当然のように私は「すみません…。電車が遅れまして…」と言い訳するのですが、そこで上司からのひと言。
「電車が遅れるのくらい見越して早くでろよ!オレは30分前には付近の喫茶店についてたぞ!!」
ここではじめて、「電車の遅れが遅刻の理由にはならない」ことを知りました(汗)。とはいえ、これは人の感じ方によるところもあります。「電車が遅れたのか…。なら仕方ないな」となるときもあるでしょう。
ただ、多くの日本人は言葉にしないものの「時間にルーズな人は嫌い」という傾向にあります。十分にご注意を。
10分前行動してなくて怒られたこと
まだまだ「私の怒られ話」はつづきます。
私は1分1秒たりとも残業をしたくありません。したがって朝はAM9:00ちょうどに出社、夕方は18:00に退社、と決めています(営業職なので出張・接待のときはこの限りではありません)。
ところが、上司はどうやら毎朝9:00ちょうどに出社する私のことが許せないらしく…。
「なぜAM9:00に出社するんだ?」
と聞かれたことがあります。当然、私は「定時がAM9:00だからです」とあたり前のことをあたり前のように言ったのですが…。ここでまた上司からのひと言。
「社会人は10分前行動が基本だ!明日から必ず8:30に来い!!」と怒られてしまいます。10分前行動はあたり前かもしれないけど、なぜか30分前行動を押し付けられることに…。
結論としては、私も頑固なので一歩もひかず「できません」と言い張って何とかなりました。
ということで、面接会場の話だけでなく普段のビジネスマナーとして10分前行動は基本となります(できていない私が言うのも変な話ですね、すみません)。
十分に気をつけましょう。
商社の営業マンをみていて思うこと
「10分前行動」って実は社会人でもできていない人は多いです。とくに私は商社マンと仕事をする機会が多いので例えとして出しておきますが、
たとえば私の知る商社マンで、いつも約束の時間に5分遅れでくる人もいます。いつも時間ギリギリにくる商社マンもいます。いつも10分前にくる商社マンもいます。
ところが、いつも時間に5分遅れてくる人は、10分前にはきたことがありません。時間ギリギリの商社マンも10分前にきたことがありません。
これはどういうことか?
というと、一度自分の中で「時間に対するポリシー」がきまると、それが変わることはない、ということ。そして、ある程度のポジションになると誰も何も言わなくなります。
「この人は5分遅れの人だからね」というようになります。商社マンといえども社外の人に当たるので、決して指摘はしません。そして私も「ギリギリ時間タイプ」なので人のことは言えませんが…。
したがって就活のうちから30分前到着、10分前行動を身につけておくと、あとあとラクです。ぜひ実践してくださいね。
※もっとも印象がよいのはいつも10分前にくる商社マンです。
自分のことは棚に上げています
そういう私は10分前行動しているのか?
と聞かれると答えは「No」です(とくに会社に出社するときは完全にギリギリ狙い)。こんな記事を書く資格はありません。でもひとつだけ言い訳するとしたら、営業のアポイントがあるとき、目的の場所には30分前に到着するように調整します。
たとえば、AM9:00のアポイントだったとしたら、AM8:30には着くような段取り。たいていは乗り換えでのロスとか、電車の遅れとかで、30分前を目標にしても10~15分くらいは遅れます。
また、目的地に早く到着しても「時間調整(コンビニとか、喫茶店で)」して、時間ちょうどくらいに客先に入ります。
長く営業をやっているとわかるのですが、客先に入る時間は、早ければいいというものではなく「時間ちょうど」が最も好ましいですね。早すぎると時間になるまで客は出てきませんし、かといって遅刻するのもマナー違反ですので…。
なんとな〜く収拾のつかない話になってきましたので、そろそろ終わりにします。はい。
結局「時間管理」をするのはあなた次第
たとえ話をいろいろと盛り込みましたが、話を元に戻すと「時間管理はあなた次第」ということになります。
私のおすすめするやり方はあくまで、「30分前には確実に面接場所に到着しておき、10分前に入る」というものですが、絶対に間に合う自信があれば「10分前行動」でも構いません。
行き慣れた土地であれば、時間はルーズになりがち(たとえば私だと本社がそれに該当)。いっぽうで面接場所が初めていくところだとしたら、多めに時間を見るのがベター。
どれだけ臆病か、どれだけリスクを嫌うのか、という性格の問題であるかと思われます。
いろいろなパワハラ(笑)の話
ところで、ぬるいことで有名な化学メーカーにもとんでもない上司がいるもので…。基本、上司は5年もすれば代わるのでそこまでの辛抱ですが、あまりにヒドイと転職を考えますね。
実際に私が受けてきた「上司パワハラ」の数々を別の記事にてまとめています。いっそのこと、動画をとってTwitterに実名と企業名公表してやろうかと思った時期もありましたが…。
「のど元を過ぎた」ので完全に熱さを忘れてしまいました。