ITが発達してから、急に伸びてきたマッチングサービス業界。少し調べるだけでもマッチングサービスというのはジャンル問わず大量にあります。
あなたが欲しい人材や情報、素敵な出会いを無料もしくは有料で提供しますよ、ということがビジネスのコンセプト。
例えば、こんなのですね。
▼代表的なソーシャルマッチングサービスまとめ
- WANTEDLY
- TIME TICKET
- ソーシャルランチ
- ヒルカツ
- クラウドワークス
- @SOHO
- ビザスク
でも、これらのマッチングサービス業界は衰退産業で、もう終了する時代だと思っています
その理由をこれから述べていきます。
マッチングサービス業界が終了する理由
求める人材がソーシャルメディアで簡単に見つかるようになった
現在は、セルフブランディングの時代に突入し、ブログとソーシャルメディアを併用して自分をアピールしていける時代になってきています。そして、もはやマッチングサービスを使わなくても、求める人材が簡単に見つかる時代になったのです。
例えば、自分の仲間やビジネスパートナーを見つけたい時、
FacebookやTwitter、Linkedinなどのソーシャルメディアを利用すれば、信頼できる個人やコミュニティにたくさん出会うことができます。
例えば、知りたい業界の情報があって、その業界のスペシャリストに意見を聞きたいという場合にも、同じ手法でたどり着けます。
例えば、素敵な人との出会いを求めているのである場合にも、同様の手法で信頼できるコミュニティーにたどり着けます。
ソーシャルメディアの信頼性が上がった
ソーシャルメディアがmixiだけだった時代には、怪しい人々がたくさんのアカウントを持って活動していました。
しかし現在では実名のFacebookやTwitterにほとんどのユーザーが乗り換え、実態のない怪しい人々は相手にされない時代になりました。
そういう意味で、ソーシャルメディアの信頼性が上がってきたと思いますし、これからもこの流れは継続するでしょう。
マッチングサービス運営会社のノウハウは2つしかない
その1、ノウハウを提供する人を知っている
その2、ノウハウを求めている人を知っている
ということだけ。
つまりマッチングサービスの本質は、ヒトを売買する代理店業をウェブ上で展開しているだけのこと。
マッチングサービスの運営会社はソーシャルメディアから人材を発掘している
Linkedinからビジネスの話をしてくる人がいると思ったら、実はマッチングサービスの勧誘と時給○○万円でコンサルのお願いをされた。これは、私が体験した出来事です。
こうして私は、マッチングサービス会社が誰でもできる、くだらない方法で情報を持つ人材を発掘していると知ってしまったのです。
誰にでもできることを代行しても無価値
あなたのマッチングサービスって、お客さんの代わりにLinkedinの検索機能を使って、人材発掘することなのでしょうか?
お客さんは、あなたにしかできない仕事を期待しているのではないでしょうか?
リアルビジネスの代理店や商社マンがこんな仕事の進め方をしていたら、私なら即刻クビにします。商社マンでありがちな、相手先の社長と一回だけ名刺交換をしただけなのに
「あそこの社長、よく知ってるからねぇ。任せてくださいよ!!」
と見栄を張るのと同じレベル。全くお話にならないと思います。
仲介するだけのビジネスは無くなる
最近、代理店=マッチングする会社の不要論がリアルビジネス界ではよく言われています。まさしく同じ出来事が今後、ネット業界でも行われることでしょう。
アフィリエイトなどもそうですが、単に仲介するだけの職業やビジネスは衰退産業。極めてわずかな会社だけがもの凄く稼いで、他は無くなっていくでしょう。私の副収入源であるバイマも衰退産業のひとつだと思います。
結局、マッチングサービスからの紹介よりも、知人や友人からの紹介であったり、ソーシャルメディアから自分で発掘する方がより、信頼性の高い人が見つかる時代になってきたのです。
今日の気づき;
なんども言いますが、ビジネスの本質は価値(バリュー)を生み出すこと。
ソーシャルメディアの信頼性が上がったことによって、求める人材の発掘が個人でもできるようになり、マッチングサービスの価値がどんどん低下してきています。
セルフブランディング時代に必要とされるサービスとは何かを、よく考えてみようと思いました。