バイマでは無在庫と在庫バイヤーのどっちがいいの?
バイマはそもそも、無在庫転売が堂々とできることが特徴です。従って、無在庫バイヤーがほとんどを占めます。でも、中には在庫を持つ強者も存在します。
そこでバイマで在庫を持つメリットとデメリットについて、私なりの解釈で考え直してみました。
バイマで在庫することのメリット
ファンの獲得が容易になる
急に必要になる需要というものは、必ず存在します。
- 急な公式ディナーに呼ばれたけど、着るものや履くものがない…
- 急に旅行が決まったのだけど、身につけるものがない…
こんな経験、あなたもあると思います。
そこで、あなたのショップの出番です。在庫バイヤーだという認識をお客さんが持ってくれたら、必ずファンになってくれます。
私のアカウントは、すでに入手困難な在庫切れアイテムを数多く扱っています。
お客さんは、このショップならひょっとすると在庫してあるのでは?と期待を持って見てくれるのです。もはや、最後のかけこみ寺のような存在のショップです。
そして、お客さんにとっての価値を生み出した結果、他のバイヤーとの変な価格競争に巻き込まれることなく、ハイマージンで商売ができます。
ライバルがほとんどいなくなる
在庫を持った時点で、お客さんにとってあなたのショップは価値のある存在になります。
在庫を持つバイヤーが少ないということは、在庫を持つ覚悟を持った時点で、他のショップとの差別化ができるということ。
その結果、他のバイヤーよりも高値で売れるようになるということですね。
在庫することのデメリット
不良在庫になるリスクあり
当然、確実に売れるものだけを在庫する能力が必要なのですが、必ずしもいつも上手くいくとは限りません。
最悪の場合には赤字販売をして、キャッシュフローを改善する必要があります。
資金繰りが悪化
ここでいう資金繰りの悪化とは、手持ちの資金が無くなることではなく、すべての買い付け用クレジットカードが上限に到達してしまうこと。
そうなると、支払いの手段が残されていません…十分に注意しましょう。
在庫するとリスクよりも余りあるリターンが得られる
なぜ私が在庫をするかというと、この一言につきます。
赤字処分販売といっても100万円程度の赤字であれば、何ひとつ問題ないレベルで運営しています。
ビジネスはキャッシュフローが悪化したら、黒字倒産しちゃいますからね。損切りもビジネスの内です。
それよりも、ライバルがいなくなることで得られるリターンの方が、驚くほど凄いことを知っているので、私は在庫するのを全くためらいません。
今日の気づき;
ライバルバイヤーさんにとってみたら、私のショップは本当にいやらしいでしょうね…
でもお客さんに何かしらの価値(バリュー)を認められていれば、それでビジネスは万事うまくいきます。
魅力的な価格というのは、もちろんお客さんにとっての一番の価値ですが、それだけが価値の生み出し方ではないのです。
上手く稼げていないバイヤーさんは、あなたの価値の生み出し方を考えてみましょう。