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化学メーカーの激務度を検証してみた①文系総合職編

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化学メーカーは激務なの?現役大手化学メーカー営業マンが、気になる激務度を検証してみました。就活中の学生さんや、転職を考えている現役サラリーマンの方は是非参考にしてみてください。

私自身、現役化学メーカーの営業マンとして活動していて取引先はこれまで国内外を含む500社以上を担当。お客さんの多くが似たような化学・素材メーカーでした。

そんな私からみた化学業界の裏話をお伝えしていこうと思います。
総合職理系編はこちらにまとめてあります。

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職種によって全然違う激務度

まず必ずチェックしなければならないのが、職種。総合職文系の場合、どんな企業でも大まかには8つの職種・部署があり、激務度合いが異なります。

激務度ランキングの定義

激務度合いは★の数で表しました。5段階評価で、★が多ければ激務、少なければ楽な仕事です。基準に関しては、以下の通りです。

★☆☆☆☆ = 定時出社・定時退社でなおかつ精神的なダメージも少ない。
★★☆☆☆ = 定時出社・定時退社だが、タイミングによっては残業、土日出勤もごくたまにある。精神的ダメージも若干あり。
★★★☆☆ = 営業日の半分程度は残業する必要があり、土日出勤もごくたまにある。精神的タメージあり。
★★★★☆ = 残業、休日出勤は当たり前。精神的なダメージも大きい。
★★★★★ = もはやブラック企業の領域。精神がやられて当たり前の激務感。

化学メーカー総合職文系の職種
激務度★★☆☆☆

まとめると、★二つの楽な仕事だと思います。もちろん会社によるので、明らかにブラック企業も当然存在します。

化学メーカーのブラック企業名を挙げるのはここでは控えますね。知りたい方は個別にご連絡ください。*会社の守秘義務に抵触しない範囲でお伝えします。

また、これから紹介するデータはこれまで私が担当したお客さんの会社実情から、平均値をとったものです。

営業系の部署
激務度★★★☆☆

勤務地は本社だが、基本はほとんど会社にいない。特に、海外担当になったら月の半分以上は海外出張でホテル住まいが基本。

移動中にメールを整理して、資料も移動中に作る。効率的にやれば残業しなくても良いが、お客様との飲み会は避けられない。移動中にデスクワークができない人にとっては、すごく激務になる。

ところが、ほとんどが既存顧客のルート営業で業界の流れはゆっくり。従って特に訪問する必要なしの顧客が多く、直行直帰なども織り交ぜて、サボろうと思えばいくらでもサボれる。逆も然り。ただ、管理職以上になって営業担当がなくなると、売上管理や全体の戦略構築などの仕事が多くなりデスクワーク中心。ほとんど会社にいることになる。

金融系とか商社、電機メーカー営業マンと比べると相当楽な仕事だと思う。

営業は残業代でる?でない?

激務度を語る上でこの話題は避けて通れないので書いておきます。営業の場合、残業代の支給には以下2つのパターンがあります。

  1. 残業代はみなし労働手当として毎月一定額(3-5万円/月)
  2. 残業代は自己申告して申請

私のように残業をしない営業マンにとってはパターン①がよく、残業が多くなる営業マンにとってはパターン②のほうがよい。これは会社ごとに規定があるので自分では選べません。

2016年現在の状況はパターン①とパターン②、半々くらいでしょうか。でも世の中の流れはパターン②に行く方向。そうしないと不公平だということでしょうね。

営業はどこまでが残業なのか?

営業はどこから残業でどこまでがそうでないかの区別が非常に難しい職業。

たとえば、お客さんとの接待で深夜0時まで飲んでいた場合は残業なの?会社にいなかったのに誰が証明するの?という話です。

結論、これは完全に個人の自己申告になります(笑)。自己申告して上司が承認するかしないか、という判断…上司が厳しいとサービス残業は間違いなく増えます。

営業ノルマはあるの!?

これも営業である以上、避けては通れない話題ですので総括しておきます。営業である以上、当然、営業ノルマと呼ばれるものは存在します。ノルマは達成しなさすぎたら当然怒られますが、給料にはほとんど反映されないので各営業マンはノルマ達成への意気込みは低いです。何としてでもノルマ達成しようという意気込みがまるでない。←私の勤める大手化学メーカーの場合です。でも日系の大手化学メーカーであればどこも同じでしょう。

たとえノルマが達成できなくても「中国の景気落ち込みでノルマ達成できませんでした、すみません…」と何となくロジックが成り立つ説明をすれば「なら仕方ないなぁ。」で終わりです。←ノルマのほかにも「後輩育成」などの評価ポイントがあり総合的に上司から仕事ぶりを評価されます。ここでの評価が悪いと、のちの出世に影響あり。でも日系大手化学メーカーは課長までは仕事が出来なくてもエスカレーターで出世できるのでご安心を。

また化学メーカーは古くからやっている商売がほとんどなので、普通にやっていればノルマちょうどくらいの売上・利益となり、大きくマイナスになることは少ないです。←リーマンショックなどの大恐慌時のぞく。

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最後にひとつだけ気をつけなければいけないのが、お客さんの顔ぶれ。激務度合いは結局、お客さん次第で決まってしまいます。

お客さんがタチの悪い業界
激務度★★★★★

自動車、テレビやスマホ、医薬がらみのお客さんが中心だとクレーム処理ばかりで土日出勤当たり前、残業当たり前のブラック企業な状況になる。→経験あり。

例えば、タカタのエアバッグ向け原料を納品していた場合(社会的問題になったやつです)・・・タカタが直接の顧客でなくても、もし原料に何かしら問題があれば供給している化学メーカーにまで責任が及ぶので、サプライヤーは原料に何も問題がなかったことを証明するために、寝る間も惜しんで働いていたと思う。←ちなみに、これをPL法(製造者責任法)といいます。

お客さんがややこしくない業界
激務度★★☆☆☆

この場合は本当に張り合いのない仕事。楽勝です。

人事部
激務度★★☆☆☆

完全に人によります。基本は定時退社、でも案件を多く抱える人がなぜかいて、夜の9時くらいまで仕事をしている人もいます。要は、サボろうと思えばいくらでもサボれる職種

そして、出世すればするほど承認ばかりのお役所仕事になって暇になる

人事は本社勤務と工場勤務の両方があり、基本、数年単位でローテーション。国内外の田舎(工場)への転勤を必ず経験する。田舎が嫌な人は辞めておいたほうが良い

経理・財務部
激務度★★☆☆☆

完全に時期による。売上の締め前後と決算時期は土日出勤する人もいる。でも普段は定時退社。土日出勤した分は、代休がちゃんととれる。

IR・広報部
激務度★☆☆☆☆

使えない人が行きがちな、窓際に最も近い部署。従って、基本は暇で誰がやっても変わらない仕事が多い。新聞記者の相手をしたり…社内報のネタを集めたり…株主総会のアレンジをしたり…。

化学メーカーはBtoBの業界で消費者にアピールしても無駄なので、あまり重要視されない部署。他部署の人から冷ややかな目で見られることに耐え切る能力が必要になるが、仕事は超ラク

原料調達部
激務度★★☆☆☆

化学メーカーはほとんど決まった原料しか買わない。こまごまとしたアイテムは、工場の業務担当が発注。総合職の本社勤務は利益にかなり効きそうなメイン原料だけを調達する。

つまり、やる事が少ない部署。どの会社を見ても、本社勤務は5人くらいでまわしている。供給がストップしたとかの問題が起きなければ基本は暇で、定時退社

もれなく取引先からの接待を受けれる。

機材部
激務度★★☆☆☆

こちらも原料部と同じ。ただ、新規工場立ち上げの設備投資が入ってくると、たちまち忙しくなる。でも新規工場設立なんて滅多にないので、基本は暇で定時退社

もれなく取引先からの接待を受けれる。

物流部
激務度★★☆☆☆

物流は外部委託している場合がほとんど。工場の担当者かアシスタントの派遣社員が実務を請け負っていることが多い。

従って総合職の場合、本社勤務だと物流会社との価格交渉であったり、より安い物流方法を考えるくらいしかやることがないので超ラク

法務部
激務度★★☆☆☆

基本、納期に追われない仕事が多い。化学メーカーは消費者から派手に訴えられることがあまりないので、訴訟関連は少ない

従って取引先とのいろいろな契約の雛形作成、内容チェックが仕事のほとんど。大学の法務部で弁護士になれなかった人が集まる、素人集団が運営している。

何か訴訟や問題があったら、法務部は外部の顧問弁護士に相談するだけ

「あなたたちいる意味あるのか?」ってたまに口を滑らせて言ってしまうと、凄く怒られる。

相当ラクな仕事。

仕事の激務ネタまとめ(私の体験談)

こんな感じに仕事をしています。今はもう最低限の仕事しかしなくなりましたが…

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