大手企業に就職・転職することのデメリットは存在しない!大手企業の現役営業マンが大企業のデメリットにおける一般論の誤りを一つ一つ訂正していく記事です。
大企業のメリットについてまだの方はまず、こちらの記事をどうぞ。
この記事の目次
誤った一般論:専門的な仕事をするため潰しが利かない
正:大企業ならいくらでも潰しは利く
大企業の社員が専門的な仕事ばかりしているというのは大きな間違い。
大企業では経営人材を育てるために3〜5年ごとに部署異動、職務異動をするのが普通。できるだけ多くの職務をやらせて視野の広い人材を育てます。
結果として色々なスキルが身につき、いくらでも潰しの利く人材に進化します。
加えて大企業に勤めていたというだけで転職市場での価値はそれなりに高い。なぜならベンチャー・中小すべての企業は大企業のビジネスノウハウを求めているからです。
スキル面でも転職市場での価値という面でも、大企業の社員に勝るものはありません。
誤:理不尽な転勤
正:転勤が嫌なら断ればよい
大企業に勤めているからには突然、転勤を言い渡されることがあります。
特に家を買った直後に転勤になるケースが多い。←莫大なローンがあるから会社を辞めれないだろう、そろそろ転勤な!というよくあるやつ。
でも転勤は会社からの強制ではなく断る権利があります。
私も実際、過去に転勤を断ったことがありますが給料も減らず役職も昇格しています。
加えて中小企業だから転勤がないというのは完全にウソ。大企業も中小企業も転勤しなければいけない時はあります。
誤:今後はポスト(役職)不足になる
正:大企業はポストを無理やり増やす
ポスト不足なんていつの時代にも大企業は直面していますよ(笑)
それでもポストが不足しないように大企業の人事部はポストを無理やり増やしているのです。詳しくはこちらの記事にしています。
加えてポスト不足を指摘するのであれば中小企業だって同じ問題を抱えているでしょう。
大企業=中小企業の集まりなのですから。
誤:個人が有能でも結果に直結しない
正:どの企業でも同じ
個人が有能でも結果に直結しない、なんて大企業に限った話ではなくビジネスをしていれば当たり前です(笑)ベンチャー企業も中小企業も大企業も同じ。
ビジネスはどんな優秀な人が構想を練ったとしても、運がなければうまく進まないのですから。
逆に、中小企業やベンチャーで個人が有能ならなんでも上手くいくのか?
と聞かれると答えはNoですよね。そんな分かりきったことをデメリットとして挙げている意味が分からない。
誤:スピード感がない
正:仕事のできない人の言い訳
「大企業はスピード感がない」というのは大企業特有の官僚的プロセスのことを指摘しているのでしょうが、これもウソ。
大企業は誰よりも早く決断します。
たとえば私は商談を何回もするのが嫌いなので、必要なことはすべて一回の商談で決めます。自分に決定権のない事項は商談の最中に関係者へ電話して決断させます。
そうしないと大企業とはいえスピード重視の時代に生き残っていられるはずがないんですよね。
重要なことは素早く。不要なことはダラダラと。
この使い分けです。
「ウチの会社ってスピード感ないからなぁ」と嘆くのは仕事のできない社員の単なる言い訳。
スピード感がないなら自分でスピードを上げさせろ!と言いたい。
誤:大企業にしがみつく人生を楽しめるか?
正:中小企業にしがみつく人生を楽しめるか?
大企業にしがみつく人生。いかにも楽しくなさそうなフレーズですね(苦笑)。
でもでも。中小やベンチャー企業の社員のしがみつき度合いをしっていますか?
中小企業やベンチャーにおいては社長の権力はものすごく、あなたの雇用を誰も守ってくれません。社長に「お前は使えないからクビだ」と言われたらそれでお終い。
社長には誰も逆らえなくなりますよね!?
一方の大企業。
上司や社長に逆らっても自分の味方になってくれる人は必ずでてきます。私も過去上司に「あなたの営業は全然ダメ。必要ないから自分一人でやります」と宣言して上司をクビにしたことがあります。
こんな強気な発言ができるのも雇用が守られている大企業ならではですよね?
結局のところ会社にしがみつく人生なんて、サラリーマンであれば誰でも同じ。
でも大企業のほうが誰の目も気にせず自由にやりたい放題できますよ。
突然のコメント失礼します。
このサイトを見て、何としてでも大企業に行きたい!と考えたのですが、私は偏差値40程度の地方私立大学で、さほど高学歴と言うわけではありません。
そんな私ですが何としてでも大企業に就職したいです。或いは大企業並みに待遇の良い中小企業(大企業の子会社で大企業に準じる福利厚生を持っているところなど)でも良いのですが…
どうやったら大企業に就職することができるでしょうか?その方法を教えてください。