ベイン・アンド・カンパニーの年収って高い?低い?
年収ランキングからは見れない真の年収について。
この記事では
ベイン・アンド・カンパニーの年収に関する以下の疑問を解消していきます。
・コンサルタントって年収高い?低い?
・新卒初任給、アソシエイトコンサルタント、シニア アソシエイトコンサルタント、コンサルタント、ケースチームリーダー、プリンシパル、パートナーの年収は?
・20代/30歳/35歳/40歳/50歳の年収は
・給料体系は?
・福利厚生は?
それではベイン・アンド・カンパニーの年収について、くわしく解説していきます。
※ベイン・アンド・カンパニーは外資系企業であり平均年収データなし。
※また年収制度はころころ変わる点にご注意を。
この記事の目次
ベイン・アンド・カンパニーの年収
ベイン・アンド・カンパニーの年収について、まずはシンプルにまとめから。
※ どのポジションでも年棒制であり、残業代は年棒にふくまれる
※ 会社業績+個人評価におうじて毎年ボーナスあり。
※ 同じポジションでも毎年のベース昇給あり
(ただし最低ランク評価だと昇給しない、前年の評価次第で上下あり)
※ 退職金なし
※ 成果&上司評価で出世する単純なシステム
※ スムーズに出世したときのケース
※ Up or Out
- 学卒/院卒の初任給『年収650-750万円』
・アソシエイトコンサルタント
・残業代は年棒にふくまれる
・ベース年棒500万円+ボーナス(年棒x30-50%) - 新卒2-4年目23-26歳『年収715-825万円』
・アソシエイトコンサルタント
・ベース年棒550万円+ボーナス(年棒x30-50%) - 新卒4-7年目26-29歳『年収910-1050万円』
・シニア アソシエイトコンサルタント
・それなりの成果をだせば新卒入社4年目くらいで昇格。大幅にベースアップする。
・昇格できなければ、あきらめて20代のウチに転職したほうがいい
・ベース年棒700万円+ボーナス(年棒x30-50%) - 新卒6-8年目28-30歳『年収1300-1700万円』
・コンサルタント
・残業ゼロでも月100時間でも年収はおなじ
・そうおうの成果をだせば新卒入社6-8年目くらいで昇格。永遠に昇格しないひともいる
・ベース年棒1000万円+ボーナス(年棒x30-70%) - 新卒8-12年目30-34歳『年収1820-2800万円』
・ケースチームリーダー(課長クラス)
・通常は早くて30歳で昇格、永遠に昇格しないひともいる
・マネージャーに昇格すると転職バリューはグンと上がる
・ベース年棒1400万円+ボーナス(年棒x30-100%) - 新卒13-17年目35-39歳『年収2340-5400万円』
・プリンシパル(部長クラス)
・ほとんどの人が昇格できずに転職する
・ベース年棒1800万円+ボーナス(年棒x30-200%) - 新卒18-23年目40-45歳『年収3250万円-1億円』
・パートナー(役員クラス)
・ベース年棒2500万円+ボーナス(年棒x30-300%)
ベイン・アンド・カンパニーの年収まとめ
まとめるとベイン・アンド・カンパニーの年収はパフォーマンスと役職次第。
年齢はほとんど関係ない。
日系企業のように
「ダラダラ仕事をしてても給料上がる」なんてことはあり得ない。
誰でも到達できるラインは「ない」
すべては上司のサジ加減ひとつで決まる。
年収1000万円に到達するには「コンサルタント」への昇格が必須。
はやくて新卒6年目・28歳で昇格。
ただしコンサルタントへの昇格は簡単じゃなく、永遠に上がれない人もいます。
あるいはシニア アソシエイトコンサルタントでも、トップ層の評価がつけばボーナスで年収1000万円に到達可能。
運がよければ新卒4年目・年収1000万円超も不可能ではない。
そうおうの成果をだした人だけが
28-30歳・コンサルタント・年収1300-1700万円に到達する。
ただし問題はハードワークして成果をだし続けなきゃいけないこと。
すこしでも気を抜くと終わり。
ベイン・アンド・カンパニー『役職・年齢ごと年収まとめ』
まとめとしてベイン・アンド・カンパニーの年収を、みやすいようにテーブルにまとめておきます。
※ どのポジションでも年棒制であり、残業代は年棒にふくまれる
※ 会社業績+個人評価におうじて毎年ボーナスあり。
※ 同じポジションでも毎年のベース昇給あり
(ただし最低ランク評価だと昇給しない、前年の評価次第で上下あり)
※ 退職金なし
※ 成果&上司評価で出世する単純なシステム
※ スムーズに出世したときのケース
※ Up or Out
年収まとめ表
ボーナスによって年収は大きく変わりますが、以下のレンジをご参考にどうぞ。
ベインアンドカンパニーはベース年棒を低く抑えてボーナスで還元する仕組み。
(マッキンゼー・BCGとの比較)
したがって会社が赤字にならない限り、ボーナスゼロになることはあり得ません。
▼ ボーナスの考え方
「年棒x30%」:平均以下の評価
「年棒x40%」:凡人〜平均よりやや上の評価
「年棒x50%」:平均より上、トップ層未満
「年棒x60%」:トップ層の評価
「年棒x70%以上」:スーパーマン
「青 天 井」:プリンシパル、パートナー ※ストックオプションなどのベネフィットも考慮
年 齢 | 役 職 | 年 収 | ベース 年棒 (万円) |
ボーナス 賞与 (万円) |
---|---|---|---|---|
初任給 学部卒 |
アソシエイト コンサルタント 見習い |
650-750万円 | 500 | 年棒 x30~50% |
初任給 院卒 |
アソシエイト コンサルタント 見習い |
650-750万円 | 500 | 年棒 x30~50% |
新卒2-4年目 24-26歳 |
アソシエイト コンサルタント 見習い |
715-825万円 | 550 | 年棒 x30~50% |
新卒3-7年目 25-29歳 |
シニア アソシエイト コンサルタント 係長 |
910-1050万円 | 700 | 年棒 x30~50% |
新卒6-8年目 28-30歳 |
コンサルタント 課長代理 |
1300-1700万 | 1000 | 年棒 x30~70% |
新卒8-12年目 30-34歳 |
ケースチームリーダー 課長 |
1820-2800万 | 1400 | 年棒 x30~100% |
新卒13-18年目 35-40歳 |
プリンシパル 部長 |
2340-5400万 | 1800 | 年棒 x30~200% |
目安なし | パートナー 役員 |
3250万円 ~1億円 |
2500 | 年棒 x30~300% |
※ コンサルタント以降の年収はボーナス額によって大きくかわる。
※ プリンシパルとパートナーは成果連動分がとてつもなくおおきい。
ベイン・アンド・カンパニーの福利厚生
ベイン・アンド・カンパニーの福利厚生まとめ。
- 独身寮
・なし - 社宅
・なし - 世帯手当
・なし - 住宅補助
・なし - 残業代
・ベース年棒にふくまれる
・月100時間残業しようと残業ゼロであろうと年収はおなじ。 - その他の福利厚生
・不明 - その他
・ストックオプションあり
外資系/日系コンサルの中でどのくらい?
ベイン・アンド・カンパニーの年収は…
外資コンサルファームの中ではトップクラス。
よく比べられるBIG4(アクセンチュア・デロイト・PwC・EY)よりも確実に高い。
ただボーナスで大きくふれるため平均的に見くらべるのは不可能。
少なくともBIG4外資コンサルよりは年収高く、BIG3経営コンサル(BCG・Bain・マッキンゼー)のなかでは最下位。
また「Up or Out」の社風ですので、
新卒4年目でシニアアソシエイト コンサルタントに昇格できなければサクッと見切りをつけて転職しましょう。
30歳を過ぎて会社にしがみついても
何のメリットもない会社です。
時給パフォーマンスより年収の絶対額を重視するひとにはオススメ。
また
もし残業月200時間とか超絶激務になってしまったら…転職をご検討ください。
激務でも我慢できるような年収レベルではありません。
他業界との比較では…
外資証券・外資銀行と似たようなもの。
福利厚生の少なさを考えても
総合商社や大手損保・キーエンスには劣ります。日系大手銀行・証券・大手メーカーよりはさすがに高い。
生涯賃金ベースでは…
そもそも生涯はたらく人がいなさそうなので算出不能。