デロイトトーマツの年収「パートナー・マネージャー・コンサルetc」

デロイトトーマツ コンサルティングの年収って高い?低い?
年収ランキングからは見れない真の年収について。

この記事では
デロイトトーマツ コンサルティングの年収に関する以下の疑問を解消していきます。

・コンサルタントって年収高い?低い?
・新卒初任給、ビジネスアナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、パートナーの年収は?
・20代/30歳/35歳/40歳/50歳の年収は
・給料体系は?
・福利厚生は?

それではデロイトトーマツ コンサルティングの年収について、

初任給(学部卒/院卒)〜20歳代・30歳・35歳・40歳・50歳での目安年収と、各役職ごとの目安年収、残業代こみ年収、福利厚生をまとめていきます。転職・就活のご参考にどうぞ。

※デロイトトーマツ コンサルティングは外資系企業であり平均年収データなし。
※また年収制度はころころ変わる点にご注意を。

デロイトトーマツの年収

デロイトトーマツ コンサルティングの年収について、まずはシンプルにまとめから。

※ どのポジションでも年棒制
※ 同じポジションでも毎年のベース昇給あり+5%前後
(ただし最低ランク評価だと昇給しない、前年の評価次第で上下あり)
※ 手当は調査中
※ 成果&上司評価で出世する単純なシステム
※ スムーズに出世したときのケース

  • 学卒/院卒の初任給『年収530/540万円+インセンティブ』
    ・ビジネスアナリスト
    ・残業代は別途
    ・インセンティブ賞与の加算あり「年棒 x 0-50%/年」※ただし上限のインセンティブをもらえるのは全社員の上位~5%であり、新卒ごときには達成できない
    ・残業を月45時間とすると残業代込み年収は700万円※単価の高い深夜残業、土日出勤は加味してない
  • 大卒2-4年目23-25歳『年収620-720万円+インセンティブ』
    ・コンサルタント
    ・裁量労働制であり残業代は年棒に含まれる。月100時間超の残業/深夜22時~/土日出勤は別で申請できるが…
    ・インセンティブ賞与の加算あり「年棒 x 0-50%/年」、振れ幅がおおきすぎて平均取れないけど現実的には+100万円くらいか。
  • 大卒5-7年目26-29歳『年収780-900万円+インセンティブ』
    ・シニア コンサルタント
    ・残業ゼロでも月100時間でも年収はおなじ
    ・それなりの成果をだせば新卒入社5年目くらいで昇格。
    ・インセンティブ賞与の加算あり「年棒 x 0-50%/年」、振れ幅がおおきすぎて平均取れないけど現実的には+150万円くらいか。
    ・昇格できなければ、あきらめて20代のウチに転職したほうがいい
  • 大卒8-12年目30-34歳『年収1100-1200万円+インセンティブ』
    ・マネージャー(課長クラス)

    ・インセンティブ賞与の加算あり「年棒 x 0-50%/年」、振れ幅がおおきすぎて平均取れないけど現実的には+200万円くらいか。
    ・通常は早くて30歳で昇格、永遠に昇格しないひともいる
    ・マネージャーに昇格すると転職バリューはグンと上がる
  • 大卒13-17年目35-39歳『年収1300-1400万円+インセンティブ』
    ・シニア マネージャー(部長クラス)

    ・ほとんどの人が昇格できずに転職する
    ・インセンティブ賞与の加算あり「年棒 x 0-50%/年」、現実的には250万円くらいか。
  • 大卒18-23年目40-45歳『年収4000万円??』
    ・パートナー/ディレクター(役員クラス)

    ・日本法人だと役員 or 社長クラス、本国だと部長クラス

デロイトトーマツの年収まとめ

まとめると、
デロイトトーマツ コンサルティング・コンサルタントの年収は、パフォーマンスと役職次第。年齢はほとんど関係ない。

日系企業のように
「ダラダラ仕事をしてても給料上がる」なんてことはあり得ない。

誰でも到達できるラインは「ない」
すべては上司のサジ加減ひとつで決まる。

年収1000万円に到達するには以下2つの方法がある。
① シニアコンサルタント・ポジションで相応の成果を上げて上司から好評価をえるか、
② マネージャーに昇格するか

いずれにせよ
30歳・年収1000万円はとくに優秀じゃなくても十分に到達できる。

ただし問題は
ハードワークして成果をだし続けなきゃいけないこと。すこしでも気を抜くと終わり。

デロイトトーマツ『役職・年齢ごと年収まとめ』

まとめとして
デロイトトーマツ コンサルティングの年収を、みやすいようにテーブルにまとめておきます。インセンティブによって変わってくるためケースごとに見ていきましょう。

※ コンサルタント以降は裁量労働制となり残業代ふくむ
※成果に応じてインセンティブあり: +年棒の0~50%
(年収例には含まれない)
※ マネージャー以上はきびしい
※ どのポジションでも年棒制
※ 成果&上司の評価に応じて出世する単純なシステム
※ スムーズに出世したときのケース

インセンティブがゼロだとしたら…

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
インセンティブ
賞与
初任給
学部卒
ビジネス アナリスト
見習い
530万円 年棒制 ゼロ
初任給
院卒
ビジネス アナリスト
見習い
540万円 年棒制 ゼロ
入社2-4年目
24-26歳
コンサルタント
主任
620-720万円 年棒制 ゼロ
入社5-7年目
27-29歳
シニア コンサルタント
係長
780-900万円 年棒制 ゼロ
入社8-12年目
30-34歳
マネージャー
課長
1100-1200万 年棒制 ゼロ
入社13-18年目
35-40歳
シニア マネージャー
部長
1300-1400万 年棒制 ゼロ
目安なし パートナー
ディレクター
役員
4000万円? 年棒制 NA

インセンティブ「年棒 x 10%」をもらい続けたら…

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
インセンティブ
賞与
初任給
学部卒
ビジネス アナリスト
見習い
580万円 年棒制 年棒
×10%
初任給
院卒
ビジネス アナリスト
見習い
595万円 年棒制 年棒
×10%
入社2-4年目
24-26歳
コンサルタント
主任
680-790万円 年棒制 年棒
×10%
入社5-7年目
27-29歳
シニア コンサルタント
係長
850-990万円 年棒制 年棒
×10%
入社8-12年目
30-34歳
マネージャー
課長
1210-1320万 年棒制 年棒
×10%
入社13-18年目
35-40歳
シニア マネージャー
部長
1430-1540万 年棒制 年棒
×10%
目安なし パートナー
ディレクター
役員
4000万円? 年棒制 NA

インセンティブ「年棒 x 20%」をもらい続けたら…

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
インセンティブ
賞与
初任給
学部卒
ビジネス アナリスト
見習い
640万円 年棒制 年棒
×20%
初任給
院卒
ビジネス アナリスト
見習い
650万円 年棒制 年棒
×20%
入社2-4年目
24-26歳
コンサルタント
主任
740-860万円 年棒制 年棒
×20%
入社5-7年目
27-29歳
シニア コンサルタント
係長
940-1080万円 年棒制 年棒
×20%
入社8-12年目
30-34歳
マネージャー
課長
1320-1440万 年棒制 年棒
×20%
入社13-18年目
35-40歳
シニア マネージャー
部長
1560-1680万 年棒制 年棒
×20%
目安なし パートナー
ディレクター
役員
4000万円? 年棒制 NA

インセンティブ「年棒 x 50%」のスーパーマン

年 齢 役 職 年 収 基本給
万円/月
インセンティブ
賞与
初任給
学部卒
ビジネス アナリスト
見習い
800万円 年棒制 年棒
×50%
初任給
院卒
ビジネス アナリスト
見習い
810万円 年棒制 年棒
×50%
入社2-4年目
24-26歳
コンサルタント
主任
930-1080万円 年棒制 年棒
×50%
入社5-7年目
27-29歳
シニア コンサルタント
係長
1170-1350万円 年棒制 年棒
×50%
入社8-12年目
30-34歳
マネージャー
課長
1650-1800万 年棒制 年棒
×50%
入社13-18年目
35-40歳
シニア マネージャー
部長
1950-2100万 年棒制 年棒
×50%
目安なし パートナー
ディレクター
役員
4000万円? 年棒制 NA

デロイトトーマツの福利厚生

デロイトトーマツ コンサルティングの福利厚生まとめ。

  1. 独身寮
    ・なし
  2. 社宅
    ・なし
  3. 世帯手当
    ・なし
  4. 住宅補助
    ・調査中
  5. 残業代
    ・ビジネスアナリストのみ支給あり
    ・コンサルタント以上になると裁量労働制であり、月100時間残業しようと残業ゼロであろうと年収はおなじ。
  6. その他の福利厚生
    ・不明
  7. その他
    ・ストックオプション不明
    ・退職金不明

外資系/日系コンサルの中でどのくらい?

デロイトトーマツ コンサルティングの年収は…

外資コンサルファームの中では普通クラス。
ですがインセンティブ次第で上下あり、平均的に見比べることが不可能。
少なくともアクセンチュアよりは年収高い。

30歳でマネージャーに昇格できなければ
サクッと見切りをつけて転職しましょう。

30歳を過ぎて会社にしがみついても
何のメリットもない会社です。

そして40歳までには多くの社員が転職しているうえ、激務すぎて時給ベースでは年収低い。

時給パフォーマンスより年収の絶対額を重視するひとにはオススメ。
初任給・年収700万円(残業45H/月こみ)は魅力的であることは確か。

また
もし残業月200時間とか、超絶激務になってしまったら…転職をご検討ください。
激務でも我慢できるような年収レベルではありません。

他業界との比較では…
メガバンクと似たような年収体系。

福利厚生の少なさを考えると
日系大手銀行・証券・総合商社・大手専門商社や大手損保に劣ります。大手メーカーよりはさすがに高い。

生涯賃金ベースでは…
そもそも生涯はたらく人がいなさそうなので算出不能。

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