意識高い系?外資系じゃなくても使っちゃうセリフまとめ【30選】

化学メーカーは大正時代に創業したような老舗企業がほとんど。BtoBが基本なのでビジネスの表に出ることのない、すごく地味な業界

そして働いている人も地味でまじめ。30℃を超える真夏でもネクタイとジャケットを欠かさないような人たちなのです。

でもそんな古い化学メーカーも実はグローバル化していて、外人と英語で仕事をすることが多い職業。外人と日本人がごちゃまぜになっちゃって、ルー大柴みたいな言葉を使う人がいっぱいいるのです。

今回はそんな化学メーカー社員が使う、地獄のミサワもビックリの意識高い系ワードを紹介します。*これは外資系の話しではなく、とってもドメスティックな老舗の日系化学メーカーでの日常光景です。

私も危うく家庭で使ってしまっていて、妻に「あんた、ルー大柴より気持ち悪いよ」と言われる始末。うっかり使うと、意識高い系男子になってしまうのですww

Work(ワーク)

妻に爆笑されたフレーズ。辞書にある「働く」という意味ではなく、「タスクを頑張る」とか「タスクを進める」とかの意味で使われます。

本来の英語の意味じゃなくなってる?でも普通に使っちゃってます。

例文:

「このお客さん、競合からのリプレイスメント・ワークどうなってるの?ちゃんとワークしといてね。→ はい、ワークします!」

Take care(テイク・ケア)

使い方があっているか分からないけど、誰かの面倒を見るときに使うフレーズ。

例文:

「週末の予定?久々に家族のテイクケアでもするかな?」

「今日、子供のテイクケアが必要なので早退します!」

ASAP(アサップ)

As soon as possible の略。超いそぎという意味。

エイ・エス・エイピーではなく、アサップと発音するのがポイント。

例文:

「この資料、アサップで!」

Stable(ステイブル)

いろいろなことが安定している、という意味で使います。

例文:

「このお客さんの状況はステイブルって考えたらいいかな?」

Follow-up(フォローアップ)

フォロー「ついていく」というのではなく、フォローアップ「確認してサポートする」でひとつのフレーズ。

例文:

「このワーク、フォローアップしといてね。」

Board member (ボード・メンバー)

これは辞書にあるそのまんま、会社の役員のことです。
日本語で「役員」といったら終わりなのに、なぜか英語で言いますww

例文:

「そのアイディア、ボードメンバーに提案しよう」

「おまえがボードメンバーだったらどうする?」

Involve(インボルブ)

これも辞書どおり、「(人を)巻き込む」という意味そのまんま使います。
会議とかで関係なさそうな人が出席しているときに、同情まじりに使います。

例文:

「えっ!?このプロジェクト、◯◯さんもインボルブされてるの?大変だねぇ・・・」

Promotion(プロモーション)

誰かが昇進したときに使う英単語。
「昇進」って日本語のほうが短いのになんで英語なの!?

例文:

「◯◯さん、ボードメンバーにプロモーションしたんだって!サプライズだったわ・・・」

Decision(ディシジョン)

決断、決定とかの意味で使います。
会議で決まりごとがなかなか進まないときに使います。

例文:

「この案件、結局だれがディシジョン・メーカーなの?」

「これ、難しいディシジョンだね・・・」

Impression(インプレッション)

印象、雰囲気の意味。ファースト・インプレッションとか、たまに聞くことがあるけど、そんな感じに使う。

例文:

「この前のお客さんとの会議、インプレッションどうだった? → かなりポジティブ・サイドでした!」

「髪切って、だいぶインプレッション変わったんじゃないの?

Action plan(アクション・プラン)

いや、意味は分かるんですけどね・・・
行動予定とか、やることリストとか、日本語のほうが便利じゃないかな?

例文:

「このプロジェクトのアクションプランってどうなってる?なんかプログレスあった?」

*Progress(プログレス)=進捗

化学メーカー受験によく出るその他の頻出英単語

Blue ocean/Red ocean(ブルー/レッドオーシャン)

・ブルーオーシャン=競合が少なくて稼げるマーケット

・レッドオーシャン=競合が多くて稼げないマーケット

例文:

「ブルーオーシャンとレッドオーシャン、一体どっちに行きたいんだよ!?」

Case study(ケース・スタディー)

日本語でいうと、仮説と検証・・・になるかな?

例文:

「そのプロジェクト、もっと深くケーススタディーしてみようよ。」

PDCA(ピー・ディー・シー・エー)

Plan・Do・Check・Actのイニシャルを取ってつけたフレーズ。外人ですら、このワードを聞いたことがないらしい。日本のサラリーマン独特の言い回しなのか!?

例文:

「イイね!PDCAどんどんまわしていこうよ!」

Delivery(デリバリー)

商品を発送すること。その商品発送の業務全般。

例文:

「この新商品、デリバリーのアレンジどうなってんのよ?」

*Arrange(アレンジ)=手配を進めること

Business plan(ビジネス・プラン)

マーケティングとか、売れるまでの戦略のこと。

例文:

「よしこの案件、ビジネスプランをパワポ1枚にまとめてみよう!」

Strategy(ストラテジー)

戦略のこと。

例文:

「上手くいってないね・・・ストラテジーのリコンストラクションしたほうがいいんじゃない?」

*Reconstruction(リコンストラクション)=再構築

Key person(キーパーソン)

キーマンのこと。でもなぜか、キーパーソンというフレーズにこだわる。英語できる系男子アピール?

例文:

「お客さんのキーパーソンにコンタクトできてるの?まだならアサップな!」

Job description(ジョブ・ディスクリプション)

短縮してジョブ・ディスクリという。日本語でいうと職務範囲。

例文:

「この人のジョブ・ディスクリどうなってんの?」

Project leader(プロジェクト・リーダー)

プロジェクト責任者という意味。

例文:

「この案件、プロジェクトリーダー誰にするよ?」

To do list(トゥードゥリスト)

やることリスト、ですね。

例文:

「トゥードゥリスト、アップしといて。」

*Update(アップデート)=更新の意味。アップと短縮される。

Supply chain(サプライ・チェーン)

商品を生産・販売するための原料・商品の一連の流れ。

例文:

「サプライチェーンがトラブった!」

Sure(シュア)

確度、確実性の意味。

例文:

「このお客さんへのアプローチ、どのくらいシュアなんだろうか? → 50%くらいです!」

Mid term plan(ミッド・ターム・プラン)

中期経営計画の英語版。短縮してミッドプランと言われることが多い。

例文:

「私が考えたミッドプランのキー・ストラテジーは・・・・」

Achieve(アチーブ)

達成するという意味。

例文:

「本当にこのバジェット、アチーブできるの?ちょっとアグレッシブ過ぎじゃない?」

*Budget(バジェット)=年度予算、計画の意味

Activity(アクティビティー)

日々の活動のことですね。

例文:

「最近、アクティビティー落ちてきてないか?ちゃんとセルフマネージした方がいいよ。」

*Self management(セルフ・マネジメント)=自己管理のこと。

Pocket(ポケット)

in my pocketの省略かと思われる。

ズボンのポケットとかのポケット。でも、自分のポケットに隠し持っておきたい何か、という意味で使う。予算会議で良く使われるフレーズ。

例文:

「この新規案件、バジェットに入れないでいいだろ。とりあえずポケットにいれとこうな。」

Reality(リアリティー)

これも、Sure(シュア)に近い使い方。確度、確実性。

例文:

「どのくらいのリアリティーで進められそう?」

Fact(ファクト)

事実という意味。新たな情報をとってきたとき、どこまで個人の推測で、どこまでが事実かを確かめるために使われる。

例文:

「その情報、どこまでがファクトなんだよ?ファクトと推測をちゃんと整理しろ!」

ぱっと思いついたフレーズだけで・・・

これだけの英単語が浮かんできました。

まだまだ引き出しは無限にあるのですww

ちょっと疲れたので、今日はここまでにします。いつものようにオチがなくてすみません・・・