「ご健勝」「ご多幸」「ご活躍」の意味と違い・使い方【例文あり】

最後に「ご健勝」「ご多幸」「ご活躍」を用いたメールや手紙の全文を紹介しましょう。文章が長いため改行していませんが、適切に行ってください。

全文①転職による退職メール

拝啓 ○○○○(季語) 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて 私こと
○月○日付にて、○○株式会社を退職することになりました。
本来であれば、直接伺いご挨拶すべきところ、メールでのご連絡となりましたことをお詫び申し上げます。○年短い期間ではございましたが、皆様方のご厚情に支えられながら大過なく勤めさせていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
また、退職に際しましては、温かい惜別やお励ましのお言葉を頂きまして、本当にありがとうございました。○○株式会社での経験を糧として次の人生へ生かしていきたいと思います。
改めましてこれまでのご厚情に深謝するとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。     敬具

全文②定年退職

謹啓 ○○○○(季語) 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて 私こと
○月○日付をもちまして、○○課を最後に○役所を定年退職いたしました。
○○年間の在職中、皆様から公私にわたる温かいご指導とご厚情を賜り職務を全うすることが出来ました。心から感謝と御礼を申し上げます。
これからは私なりに健康に留意し、第二の人生をより楽しく歩んで参りたいと存じますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げお礼旁々退職の挨拶といたします。  敬具

全文③退職メール

謹啓 ○○○○(季語) 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて 私こと
○月○日付にて、○○株式会社を退職することになりました。
本来であれば、直接伺いご挨拶すべきところ、メールでのご連絡となりましたことをお詫び申し上げます。○年短い期間ではございましたが、皆様方のご厚情に支えられながら大過なく勤めさせていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
また、退職に際しましては、温かい惜別やお励ましのお言葉を頂きまして、本当にありがとうございました。○○株式会社での経験を糧として次の人生へ生かしていきたいと思います。
末筆ながら皆様のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げ、お礼かたがたご挨拶と致します。  敬具

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「拝啓(謹啓)~時候の挨拶~本文~敬具」という形式ばった文章を使いましたが、ビジネスメールで社内へ発信する場合にはもう少しカジュアルで大丈夫です。具体的には「拝啓(謹啓)~時候の挨拶~本文~敬具」の部分を「お疲れ様です。~本文~日付・名前」という形式にしてみたり、いろいろとカスタマイズできます。

※形式は変えてもよいですが、敬語の使い方は変更しないでください。

まとめ

これでもかというくらい「ご健勝」「ご活躍」「ご多幸」について、語ってみました。挨拶で使える言葉というのは、めったに使わないので、使い分けが難しいですね…。

これはもう、ありとあらゆる場面を経験し、分からなかったら都度確認して慣れていくしかないです。一番悪いのは、調べないで適当に挨拶を使ってしまうことです。

頭でどうこうなるものではないので是非、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。ではでは~~。

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