「ご了承ください」意味と目上への使い方・ビジネスメール例文

さいごに「ご了承ください」を使ったビジネスメールの例文を挙げていきます。目上の方や取引先に使える文章にしていますので、ご参考にどうぞ。「許しを得る、了解を得る」というメールよりは、どちらかというと謝罪メールとか、申し訳ない時に使うケースが多いような気がします。

例文①会社説明会キャンセル(謝罪まじりのメール)

件名:説明会欠席のご連絡

(就活大学・就活)転職株式会社
人事部
◯◯ 様

お世話になっております。
就活大学の就活太郎です。

さて首記の件、○月△日の会社説明会に参加予定でしたが、諸事情により欠席をいたしたく存じます。お取り計らいを頂いたにも関わらず、誠に申し訳ございません。

また、本来であれば電話にてお詫びを申し上げるべきところ、メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。次回、会社説明会の機会がございましたら、改めて参加させて頂きたく存じます。

ご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

例文②内定辞退(謝罪まじりのメール)

件名:内定辞退のご連絡(就活大学・就活)

転職株式会社
人事部
◯◯ 様

平素は大変お世話になっております。
就活大学の就活太郎です。

さて、先日貴社より内定のご連絡をいただいておりましたが諸事情により、内定を辞退いたします。貴重なお時間をいただいておきながら、このような返事となり誠に申し訳ございません。

また、本来であれば直接伺いお詫びするべきところ、メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。ご理解とご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

この他にも「ご了承ください」が使えそうなシーンには、

  1. 値上げのお願い → ご了承ください
  2. 在庫ぎれの連絡 → ご了承ください
  3. 天災などによる納期の遅延 → ご了承ください
  4. やむを得ない事情による仕事の遅延 → ご了承ください

とかとか、何かネガティブな情報を伝えなければいけない時に使いますね。自分の過失であれば完全な謝罪となりますが、何かやむを得ない事情で迷惑をかけるとき「ご了承ください」を使えます。「ご了承ください」には「申し訳なく思っているけど、どうしょうもないので勘弁してね」というニュアンスが含まれているのです(曲解しているかも)。

まとめ

これでもかというくらい「ご了承ください」について語ってみました。これはとても便利な表現で、どんな「許可を得る」シーンであれば、目上の方や取引先とわず万能に使える表現です。とくにメールの締めくくりに使うと、グッとメールが引き締まります。

「ご了承ください」に慣れないうちは、使うのがちょっと気持ち悪く感じますが、慣れると便利すぎてどんどん使っちゃいます。ぜひ、ありとあらゆる場面を経験し、使い倒してください。頭でどうこうなるものではないので、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。ではでは~~。