「ご無理を聞いて頂きありがとうございました」意味と使い方・ビジネスメール例文

こうして長々と読んでいてもイメージがつかみにくいかと思いますので、より実践的に。

ここでは「ご無理を聞いて頂きありがとうございました」の使い方をビジネスメール例文とともにご紹介。

どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしています。ご参考にどうぞ。

例文①見積もり依頼に「お礼を返信する」ビジネスメール

【社外ビジネス取引先・初めて・検討を理由に回答保留】
・初めての社外取引先に見積もり依頼をし、受け取ったあとにお礼返信するビジネスメール例文。
・「受け取った」という意味の謙譲表現「拝受しました」を使うと丁寧。
・「検討いたします」として回答を一時保留する例文
・返答期日をあえて自分からもうける必要はない

メール件名: 返信Re: 見積もり送付のお願い(転職・ノマド)

株式会社ビジネス
営業部 ●● 様 (社外取引先)

お世話になります。

先ほどお見積書のほう拝受しました。
ご無理なお願いにもかかわらず早々にご対応いただき、誠にありがとうございます。

それでは弊社内にてお見積もり内容につき検討し、結果につき改めて報告いたします。

また追加でご相談することもあるかと存じますが、その際にはお力添えいただければ幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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メール署名
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例文②打合せ依頼メールに「返信でお礼し日時決定する」

【社内上司・目上・返信メール】
社内の相手(上司・目上など)に対して、打合せ依頼ビジネスメールに「返信でお礼し日時決定する」ときのビジネスメール例文。
日時決定の連絡をするだけでなく、会議の目的や場所なども案内すると丁寧。

メール件名: 返信Re:Re:次回打合せ日程のご相談

●● 課長 (社内上司/目上)

ご無理を聞いて頂き誠にありがとうございます。

それでは以下の通りに打合せをさせていただきたく、仔細につきご案内申し上げます。

①日時:11月3日10:00-11:00
②場所:東京本社2001会議室
③アジェンダ(所要1時間ほど)
・●●プロジェクト進捗のご報告
・今後の方向性に関する打合せ
③その他
・打合せ用資料を別途添付いたします

以上

ご査収のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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メール署名
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※「記」「以上」はあってもなくてもよいが、公式には入れるのが正しい

例文③お礼&日時決定のOB訪問メール(就活メール)

メール件名: 返信Re:Re: OB訪問のお願い(就活大学・ノマド)

株式会社ビジネス
営業部 ●● さん (社外取引先)

お世話になっております。

●●さんのご都合につき承知いたしました。
ご無理なお願いにも関わらずお時間を頂けるとのこと、誠にありがとうございます。

それでは以下の通りにOB訪問をいたしたく、仔細につきご案内申し上げます。

日時:10月23日10:00-11:00
場所:スターバックス東京駅店(住所:xxx)
目的:OB訪問
ご相談事項:
・就活対策(業界研究/エントリーシート/志望動機など)
・●●さんの就活体験談
・御社における選考プロセス、対策
・その他諸々

ご査収のほど何卒よろしくお願いいたします。

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メール署名
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例文④アポイント日時が決定し「了解」返信するビジネスメール

【社外ビジネス】
訪問アポイントについて日時が確定し「了解!」とする返信メール例文。

メール件名: Re:Re:Re: 貴社訪問のお願い(転職・ノマド)

株式会社転職
営業部 ノマド 様 (社外取引先)

ご無理なお願いにも関わらずありがとうございます。

日時等の仔細につき承知いたしました。
ご足労おかけいたしますが、当日は何卒よろしくお願い申し上げます。

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メール署名
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例文⑤面接の日程調整が完了し「お礼メール返信する」転職メール

面接日程調整メールで日程が確定したあと。さらに返信メールでシンプルにお礼する転職メール例文。

メール件名: 返信Re:Re: 面接日程のご相談

ビジネス会社
人事部 採用チーム ○○ 様 (転職メール)

ご無理なお願いにも関わらずお取り計らい頂き感謝申し上げます。

面接の日程等、仔細につき承知しました。

こちらこそ宜しくお願い致します。

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メール署名
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まとめ

今回は「ご無理を聞いて頂きありがとうございました」の意味と使い方、注意点について、これでもかというくらい語ってみました。

この表現はとても便利で、ビジネスメールでは万能に活躍します。

ぜひ、ありとあらゆる場面を経験し、使い倒してください。頭でどうこうなるものではないので、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。ではでは~~。