【社内上司】ミスした時の報告メール書き方・例文

この記事の目次

書き方:社内上司/各位あてミス報告のビジネスメール

まずは社内(上司/他部署/各位)へのミス報告ビジネスメールについて、書き方を簡単に。

  1. メール件名は「●●のご報告」あるいは「●●のお詫び」など
    ※●●の部分には犯したミスの内容が入ります。例えば「納期間違いのご報告」

  2. 謝罪・お詫びから入る
    「大変申し訳ございません」「大変申し訳ありません」など

  3. メール本文はどんなミスを犯したのかをまず簡潔に報告「●●むけ下記ご注文分につき、納期の手配ミスがあり、本日お届けする予定でしたが、納入できておりません。」など
  4. ミスの原因も簡単に報告(言い訳はしない)

  5. ミスにどう対処しているかを報告
    「つきまして大至急、再納入手配を進めております。通常ですと最速納期は12月20日となりますが、もっと早めるべく関係各所へお願いしております。確定次第に改めてご報告いたします。」など
  6. (箇条書きなどを使い、事実関係をわかりやすく解説)
  7. さらにお詫び「ミスにより迷惑をかけてすみません」+「今後ミスしないように頑張ります」などの文章を丁寧な敬語にして締める。言い訳はせず、謝罪・お詫びを述べる
  8. メール結び・締めくくりは
    「取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。」などを使う

ミスをした時に整理すべきこと

社内であれ社外であれミスをした時には必ず、

①事実の把握

②必要な緊急対処

③原因の推測

④今後どうミスを防ぐか

をあらかじめ整理しておきましょう。

ミス報告メールには全て盛り込まれていることが理想ですが「③原因の推測」「④今後どうミスを防ぐか」は考えるのに時間が必要なためとりあえず置いておき、事後報告でOK。

まずはミスをリカバリーすることを最優先させます。

社内上司】ミス報告メール例文①商品間違い誤手配

【社内上司・テンプレート】
・社内上司にミスの報告をするビジネスメール例文
・発送手配ミスで間違った商品を送ってしまったときの例文
・テンプレートとして使えるもっともシンプルな例文にしています

メール件名①【●●むけ】商品間違いのご報告
メール件名②【●●むけ】誤手配のお詫び

ノマド 課長 (社内・上司など)

大変申し訳ございません。

●●むけ下記ご注文分につき手配ミスがあり、誤った商品を納入しておりました。

今朝、■■物産の●●さんより誤出荷の連絡があり調べましたところ、私の手配ミスが発覚しました。不注意によりこのような事態を招いてしまい、誠に申し訳ありません。

つきまして大至急、再手配を進めております。通常ですと最速納期は12月20日となりますが、早めるべく関係各所へお願いしております。確定次第に改めてご報告いたします。

【元の注文】
注文番号:xxx
代理店:■■物産
納入場所:東レ岡崎工場
商品:iPhone7S
納期:12月15日

【誤手配】
商品間違い:(誤)iPhone10 →(正)iPhone7S

【原因】
手配ミス

【今後の対応】
最速納期にて再手配。12月20日が現実的な納期ですが、早めるべく調整中。現在、確定待ち。

上記、■■物産・●●さんにはお伝えいたしましたが念のため、先方様へノマド課長からもお伝えいただければ幸いです。

このたびは私の不手際によりご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。二度とこのようなことがないよう、厳重なチェックに努めてまいります。

どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。

営業アシスタント 野間子

▼【補足】敬語の解説

  • ご容赦 は「許すこと」の意味
  • 不手際 は「ミス」の意味
  • いただければ幸いです は「~してもらえたら嬉しいなぁ」の意味の敬語
  • いただく は「もらう」の謙譲語
  • お(ご)~いたします は謙譲語の基本となる形。丁寧語「ます」をくっつけて「お(ご)~いたします」として使うのが一般的。「ご報告いたします」などとして使う
  • 努めてまいります は「努力していく」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
  • おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
  • いたします は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
  • 〜してくださいますよう は「〜してくれるよう」の尊敬語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語

【社内上司】ミス報告メール例文②納期間違い誤手配

【社内上司・テンプレート】
・社内上司にミスの報告をするビジネスメール例文
・発送手配ミスで納期を間違ってしまったときの例文
・テンプレートとして使えるもっともシンプルな例文にしています

メール件名①【●●むけ】納期間違いのご報告
メール件名②【●●むけ】誤手配のお詫び

ノマド 課長 (社内・上司など)

大変申し訳ございません。

●●むけ下記ご注文分につき納期の手配ミスがあり、本日お届けする予定でしたが、納入できておりません。

今朝、■■物産の●●さんより誤出荷の連絡があり調べましたところ、私の手配ミスが原因でした。取り返しのつかないことをしてしまい、誠に申し訳ございません。

つきまして大至急、再納入手配を進めております。

通常ですと最速納期は12月20日となりますが、早めるべく関係各所へお願いしております。確定次第に改めてご報告いたします。

【元の注文】
注文番号:xxx
代理店:三井物産
納入場所:東レ岡崎工場
商品:ポリエチレンD50
納期:12月15日

【誤手配】
納期:12月25日

【原因】
手配ミス

【今後の対応】
最速納期にて再手配。12月20日が現実的な納期ですが、早めるべく調整中。現在、確定待ち。

上記、■■物産・●●さんにはお伝えいたしましたが念のため、先方様へノマド課長からもお伝えいただけますでしょうか。

このたびは私の不手際によりご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。二度とこのようなことがないよう、厳重なチェックに努めてまいります。

どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。

営業アシスタント 野間子

▼【補足】敬語の解説

・ご容赦 は「許すこと」の意味
・不手際 は「ミス」の意味
・いただければ幸いです は「~してもらえたら嬉しいなぁ」の意味の敬語
いただく は「もらう」の謙譲語
・お(ご)~いたします は謙譲語の基本となる形。丁寧語「ます」をくっつけて「お(ご)~いたします」として使うのが一般的。「ご報告いたします」などとして使う
・努めてまいります は「努力していく」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・いたします は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・〜してくださいますよう は「〜してくれるよう」の尊敬語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語

【社内上司】ミス報告メール例文③スケジュール管理ミス

【社内上司・テンプレート】
・社内上司にミスの報告をするビジネスメール例文
・スケジュール管理をミスして日程変更をお願いする例文、テンプレート

メール件名①: 返信Re:【日程変更】●●打合せのお願い
メール件名②: 新規: ●●打合せ日程変更のお願い

●●部長 (社内)

大変申し訳ございません。

さて、先般ご依頼を頂いておりました●●打合せの件、急遽顧客とのアポイントが入り、日程変更をお願いしたく連絡いたしました。

日程調整いただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけしますこと深くお詫び申し上げます。

なお、以下の通りに新たな候補日につき連絡いたします。
たびたび恐れ入りますが再度ご調整いただければ幸いです。

・11月3日 AM
・11月6日 AM
・11月7日 PM

どうぞよろしくお願いいたします。

営業部 ノマド

➡︎【社内】日程変更お願いメールの書き方と例文(会議・訪問・打合せ)

【社内上司/各位】ミス報告メール例文④会議室の予約忘れなど

【社内上司/各位など・テンプレート】
・社内上司や各位にミスの報告をするビジネスメール例文
・会議室の予約を忘れて変更をお願いする例文、テンプレート
・軽いミスであれば平謝りする必要はない

メール件名:返信Re:【会議室変更】●●会議のお知らせ

営業部 各位

大変申し訳ございません。

先般ご案内しておりました●●会議の件、会議室の手配に誤りがございましたので「本社1603会議室」に変更とさせていただきます。その他、時間等の変更はございません。

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

営業アシスタント 野間子

【社内上司/各位】ミス報告メール例文⑤資料の作成ミス

【社内上司/各位など・テンプレート】
・社内上司や各位にミスの報告をするビジネスメール例文
・会議室の予約を忘れて変更をお願いする例文、テンプレート
・資料の作成ミス/修正などはよくある話であり、平謝りする必要はない

メール件名:Re:【訂正・再送】●●会議資料送付の件

ノマド 課長 (社内上司・各位など)

大変申し訳ございません。

先日送付いたしました●●会議の資料につき、一部に誤りがございましたので、下記のとおり修正いたしました。修正後の資料につき添付ファイルにてお送りいたします。

たびたび恐れ入りますが、ご査収のほどお願い申し上げます。

【修正箇所】
Total 売上:(誤)100億円(正)150億円
Total 数量:(誤)100トン(正)150トン
・その他:コメント蘭を赤文字にて修正

営業部 野間子

【社内上司】ミス報告メール例文⑥客を怒らせた

【社内上司/各位など・テンプレート】
・社内上司や各位にミスの報告をするビジネスメール例文
・何かしらのミスを犯し客に怒られたときの例文、テンプレート

メール件名①【顧客●●】トラブルに関するご報告
メール件名②【顧客●●】トラブルに関するご相談

ノマド 課長 (社内上司)

ご不在とのことでしたので、メールにて失礼いたします。

顧客●●に関しまして、私の不手際により下記のとおりお叱りを受けましたので、ご報告ならびにお詫び申し上げます。

【経緯①先方より価格に関するコンプレインあり】
・東レの価格情報が三井化学へ漏れる(情報漏洩の経路は不明)
・三井化学より「なぜ東レより価格が高いのか」とのコンプレインあり

【経緯②私より状況の説明】
・三井化学へは「顧客ごとに購入金額が異なるため価格に差あり」と報告するも、値下げしてほしいの一点張りで話は平行線となっている
・その後、三井化学の購買担当■■さんより「もうあなたの顔は見たくない」と言われ、収拾のつかない状況へ進展

【ご相談事項】
・三井化学/東レ両社に対する今後の価格戦略を策定の上、謝罪のため同行訪問をお願いしたく存じます

なお、仔細につきましてはお戻りの際に改めて報告させていただきます。

私の交渉の拙さゆえ、このような事態を招いてしまい誠に申し訳ございません。猛省し、二度とこのようなことがないよう、努めてまいります。

また、●●課長のお手を煩わせますこと、どうかご容赦ください。

取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。

営業部 野間子

▼【補足】敬語の解説

・「仔細」は「詳細」のような意味
・「ご容赦」は「許すこと」の意味
・「不手際」は「ミス」の意味
・拙い(つたない)は「幼稚な、未熟な」の意味
・「猛省」は「すごく反省すること」の意味
・「いただく」は「もらう」の謙譲語
・「お手を煩わせる」は「手間をかける」の意味
・「お(ご)~いたします」は謙譲語の基本となる形。丁寧語「ます」をくっつけて「お(ご)~いたします」として使うのが一般的。「ご報告いたします」などとして使う
・「努めてまいります」は「努力していく」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「おります」は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「いたします」は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「〜してくださいますよう」は「〜してくれるよう」の尊敬語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語

【社内上司】ミス報告メール例文⑦ビジネスを失った

【社内上司/各位など・テンプレート】
・社内上司や各位にミスの報告をするビジネスメール例文
・何かしらのミスを犯し客に怒られたときの例文、テンプレート

メール件名:【顧客●●】失注のご報告および今後のご相談

ノマド 課長 (社内上司など)

ご出張中とのことでしたので、メールにて失礼いたします。

さて、顧客●●に関しまして、競合他社に価格攻勢を受け失注いたしましたことを、下記のとおりご報告いたします。ぎりぎりのラインで交渉を進めておりましたが、最後の最後でひっくり返されてしまいました。

私の力不足により、不甲斐ない結果となり大変申し訳ございません。

  1. 向け先:●●
  2. 現行価格:●円/kg
  3. 競合価格(推測):▲円/kg
  4. 計画への影響:
    ・上期 数量▲1000t、売上▲10億円、利益▲1億円
    ・下期 数量▲1000t、売上▲10億円、利益▲1億円

なお仔細につきましては、●●課長がお戻りの際に改めてご報告いたします。

また今後の挽回策(価格改定など)につきましても、その際にご相談いたしたく存じます。
併せてお願い申し上げます。

取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。

営業部 野間子

▼【補足】敬語の解説

・「仔細」は「詳細」のような意味
・「ご容赦」は「許すこと」の意味
・「不手際」は「ミス」の意味
・拙い(つたない)は「幼稚な、未熟な」の意味
・「猛省」は「すごく反省すること」の意味
・「いただく」は「もらう」の謙譲語
・「お手を煩わせる」は「手間をかける」の意味
・「お(ご)~いたします」は謙譲語の基本となる形。丁寧語「ます」をくっつけて「お(ご)~いたします」として使うのが一般的。「ご報告いたします」などとして使う
・「努めてまいります」は「努力していく」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「おります」は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「いたします」は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「〜してくださいますよう」は「〜してくれるよう」の尊敬語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語

【社内上司】ミス報告メール例文⑧誤発注

【社内上司/各位など・テンプレート】
・社内上司や各位にミスの報告をするビジネスメール例文
・何かしらのミスを犯し客に怒られたときの例文、テンプレート

メール件名:【製品●●】誤発注のご報告

ノマド 課長 (社内上司など)

大変申し訳ございません。

製品●●に関しまして、本来100個で発注すべきところ、誤って1000個発注しておりましたことをご報告いたします。

先日■■工場へ納入時、検品の際に工場の担当者が気づき、こちらで確認いたしましたところ、私の発注ミスが発覚いたしました。

取り返しのつかないことをしてしまい、誠に申し訳ございません。

つきまして大至急、取引先▲▲の営業担当●●様へ返品ができるかどうかを打診しております。返品に関わる物流費を負担の上、返品はできそうなのですが、正式な回答がありましたら改めてご報告いたします。

私の不手際により、このような事態を招いてしまい深くお詫び申し上げます。猛省し、二度とこのようなことがないよう、より厳重なチェックに努めてまいります。

取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて失礼いたします。

営業部 野間子

▼【補足】敬語の解説

・「打診」は「相手に働きかけること、お願いすること」
・「不手際」は「ミス」の意味
・拙い(つたない)は「幼稚な、未熟な」の意味
・「猛省」は「すごく反省すること」の意味
・「いただく」は「もらう」の謙譲語
・「お手を煩わせる」は「手間をかける」の意味
・「お(ご)~いたします」は謙譲語の基本となる形。丁寧語「ます」をくっつけて「お(ご)~いたします」として使うのが一般的。「ご報告いたします」などとして使う
・「努めてまいります」は「努力していく」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「おります」は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「いたします」は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・「〜してくださいますよう」は「〜してくれるよう」の尊敬語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語

社内/上司あてミス報告メールの書き方①件名

社内/上司あてミス報告ビジネスメール件名の書き方を例文で紹介します。

  1. メール件名「失注のご報告」
  2. メール件名「【●●むけ】手配ミスのご報告」
  3. メール件名「【●●むけ】誤発注のご報告」
  4. メール件名「【●●むけ】誤発注のご報告」
  5. メール件名「【製品●●】誤発注のご報告及びお詫び」
  6. メール件名「現場作業ミスのご報告」
  7. メール件名「工場停止のご報告」
  8. その他いろいろ

▼書き方のコツ

※ とにかく受け取った相手がパッとわかる件名にする。ミスであろうと何であろうと報告するのであれば「●●のご報告」とするのがもっともオーソドックス。

※ ただし社外取引先にミスの報告をするときは「●●のお詫び」を件名に使う

社内/上司あてミス報告メールの書き方②挨拶文

社内/上司あてミス報告メール挨拶文の書き方を例文で紹介します。

  1. 例文「ご不在とのことでしたので、メールにて失礼いたします」
  2. 例文「ご出張中とのことでしたので、メールにて失礼いたします」
  3. 例文「お電話が繋がりませんでしたので、メールにて失礼いたします」
  4. 例文「大変申し訳ございません」「大変申し訳ありません」
  5. その他には謝罪の意を表す挨拶も使える

▼書き方のコツ

※ミスの報告をするときは、お詫びや謝罪から入る

※また、重大なミスをした時にはまず電話や対面で上司に伝え、それから詳細をメールで報告するべき

※あまり大したミスでなければ簡単にメールし、顔を合わせた時に謝罪すればよい

➡︎ ビジネス挨拶文の例文50選(文書・メール・年賀状・時候ほか)

社内/上司あてミス報告メールの書き方③文章「状況の報告+謝罪+原因」

社内/上司あてミス報告ビジネスメール本文の書き方を例文で紹介します。

どんな時でもまず、ミスの内容を簡潔に伝え、原因を伝え、謝罪します。ミスした内容がややこしければ「下記のとおりご報告」などを使って箇条書きにしましょう。

※ 決してミスの言い訳をしないように!

商品の手配ミス

【社内メール・商品間違い】
●●むけ下記ご注文分につき手配ミスがあり、誤った商品を納入しておりました。
今朝、■■物産の●●さんより誤出荷の連絡があり調べましたところ、私の手配ミスが発覚しました。
取り返しのつかないことをしてしまい、反省するばかりです。誠に申し訳ありません。

誤発注した!

【社内メール・誤発注】
製品●●に関しまして、本来100個で発注すべきところ、誤って1000個発注しておりましたことをご報告いたします。
取り返しのつかないことをしてしまい、深くお詫び申し上げます。

客を怒らせた

顧客●●に関しまして、私の不手際により下記のとおりお叱りを受けましたので、ご報告ならびにお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。
(箇条書き)

些細なミス(そんなに謝る必要はない)

【社内メール・会議室間違い】
先日送付いたしました●●会議の資料につき、一部に誤りがございましたので、下記のとおり修正いたしました。修正後の資料につき添付ファイルにてお送りいたします。

【社内メール・会議室間違い】
先般ご案内しておりました●●会議の件、会議室の手配に誤りがございましたので「本社1603会議室」に変更とさせていただきます。その他、時間等の変更はございません。

社内/上司あてミス報告メールの書き方③文章「対処の状況報告」

社内/上司あてミス報告ビジネスメール本文の書き方を例文で紹介します。

一通りミスの状況について報告したら、つづいて、顧客や相手に迷惑がかからないように対処していることを報告。

誤発注

つきまして大至急、取引先▲▲の営業担当●●様へ返品ができるかどうかを打診しております。返品に関わる物流費を負担の上、返品はできそうなのですが、正式な回答がありましたら改めてご報告いたします。

手配ミス

つきまして大至急、再納入手配を進めております。
通常ですと最速納期は12月20日となりますが、早めるべく関係各所へお願いしております。確定次第に改めてご報告いたします。

その他

なお、仔細につきましてはお戻りの際に改めて報告させていただきます。

なお仔細につきましては、●●課長がお戻りの際に改めてご報告いたします。
また今後の挽回策(価格改定など)につきましても、その際にご相談いたしたく存じます。
併せてお願い申し上げます。

社内/上司あてミス報告メールの書き方③文章「再びお詫び」

社内/上司あてミス報告ビジネスメール本文の書き方を例文で紹介。

文章の最後には再度「お詫び・謝罪」をする。

オーソドックスなテンプレート

私の不手際により、このような事態を招いてしまい深くお詫び申し上げます。猛省し、二度とこのようなことがないよう、より厳重なチェックに努めてまいります。

私の力不足により、不甲斐ない結果となり大変申し訳ございません。

私の交渉の拙さゆえ、このような事態を招いてしまい誠に申し訳ございません。猛省し、二度とこのようなことがないよう、努めてまいります。
また、●●課長のお手を煩わせますこと、どうかご容赦ください。

このたびは私の不手際によりご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。二度とこのようなことがないよう、厳重なチェックに努めてまいります。

【補足】

※~させていただく は「~させてもらう」の謙譲語

社内/上司あてミス報告メールの書き方④結び/締め

社内/上司あてミス報告メール締め・結びの書き方を例文で紹介します。

①シンプルな結びでもよいのですが、②お詫びのフレーズを用いた結びのほうが丁寧です。また、③のようにかしこまった感じの結びでもOK

①オーソドックスなテンプレート

取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。

②申し訳ない気持ちを表す締め・結び

  1. どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。
  2. 大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

【補足】

※ご容赦 は「許すこと」の意味

※ご了承 は「了解し、承諾すること」の意味

➡︎【完全版】ビジネスメール締め・結びの例文50選

【注意】社内/上司あてミス報告メールマナー

最後に注意点として、社内/上司あてミス報告ビジネスメールをおくるときの、メールマナーについて解説します。

ミスの言い訳をしない!

社内/上司あてミス報告ビジネスメールをおくるときの、メールマナーその1

ミスした時に「カクカクしかじかで・・」みたいな言い訳は必要ありません。

人間にミスはつきもの。

ミスしたからといって誰もあなたのことを責めたりはしません(私だけかも?)。

それよりも重要なのは、どうやって顧客や相手に迷惑をかけないように頑張るのかという点。

ですから素直に事実を伝え、取るべきアクションを取り、お詫び・謝罪すればよいのです。

状況を正しく伝える!+コツを紹介

社内/上司あてミス報告ビジネスメールをおくるときの、メールマナーその2

ミスの状況をかならず正しく、わかりやすく伝えること。
そうでないと誤った方向に進んで、さらに重大なミスを生む可能性があります。

ミスは誰にでもあること。

冒頭で紹介したように、下記のとおりちゃんと論理立てて上司に説明し、とるべきアクションを策定しやすいように手伝いましょう。

①事実の把握

②必要な緊急対処

③原因の推測

④今後どうミスを防ぐか

重大なミスはまず電話か対面で!

社内/上司あてミス報告ビジネスメールをおくるときの、メールマナーその3

損害が半端ない金額になりそうな重大なミスはまず電話か対面で伝えましょう!!
で、上司が運悪く電話にでないときもあります。

そんな時には「お電話いたしましたが、繋がりませんでしたのでメールにて失礼いたします」などとして報告を始めましょう。

重大なミスとは何か?

と聞かれても・・・それは上司が重大かそうじゃないかを決めるので、なんとも言えません。

上司の性格によってはどんな些細なミスでも気にする人もいます。重大そうなミスでも「大したことない」と考える人もいます。