【例文①】上司・社内『飲み会お礼メール』
メール件名:昨晩のお礼
○○課長
昨晩はご一緒させていただき、誠にありがとうございました。
○○課長の貴重な経験談を伺うことができ、とても勉強になりました。
まだまだ至らない点も多いことと存じますが、
今後ともご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
メール署名
【ポイント】飲み会でとくに印象に残る話がなかったときに活躍する表現が「とても勉強になりました」「参考にさせていただきます」などがある。参考にさせていただきます、より「とても勉強に…」のほうがベター。
【例文②】上司・社内『飲み会お礼メール』
メール件名:昨晩のお礼
○○次長
昨晩はご馳走になり、誠にありがとうございました。
これまで味わったことのない、おいしい鮨をいただくことができました。
すばらしいお店をご紹介いただきあわせてお礼申し上げます。
至らない点も多々あるかと存じますが、
今後ともご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
メール署名
【ポイント】店のチョイスが高級だったり、気の利いた店であったりしたときには、それに関する感想を述べておくとよい。これにプラスして、印象に残った話などを盛り込むとなお素晴らしいお礼メールとなる。
【例文③】上司・社内『飲み会お礼メール』
メール件名:お礼
○○様
昨晩はご一緒させていただき、誠にありがとうございました。
ご推奨いただいた書籍をさっそく購入してみました。
感想につきましては完読したのち、改めて報告いたします。
まだまだ至らない点もあるかと存じますが、
今後ともご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
メール署名
【ポイント】飲み会のときに上司から本をすすめられることがある。役員とか、偉い人になればなるほど、このような傾向にあり。そんなときにはまず購入した旨を報告する
【例文④】上司・社内『飲み会お礼メール』
メール件名:お礼
○○様
昨晩はご一緒させていただき、誠にありがとうございました。
○○さんのお仕事での苦労話など、
普段はなかなか伺うことのできないお話しをいただき、とても勉強になりました。
至らない点も多々あるかと存じますが、
今後ともご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
メール署名
【ポイント】当たり障りのないお礼メール
【例文⑤】仕事の悩みを相談した
ここからは重複する前後の挨拶を省略します。上司への気の利いたひと言が思いつかないときにご参考にどうぞ。
『普段なかなか相談できずにいた仕事の悩みを聞いてくださり、深くお礼申し上げます。○○部長のお心配りに感服いたしました』
【例文⑥】意見・アドバイスなどをもらった
『恋愛にたいするご助言をいただき、誠にありがとうございました。○○部長のように円満な家庭を築けるよう、いただいたアドバイスを実践して参ります』
【例文⑦】上司に飲み会の席で怒られた
『仕事にたいするご助言・お叱りをいただき、誠にありがとうございました。二度とおなじ過ちがないよう努めてまいります。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします』
【例文⑧】飲みすぎて調子に乗った
『昨晩はご一緒させていただき、誠にありがとうございました。また飲みすぎてしまい、○○部長に対する失礼がありましたことお詫び申し上げます。今後はお酒に飲まれないよう努めてまいります。』
例文⑨上司を遅くまで連れまわした
『昨晩はお忙しいところ遅くまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。』
例文10.その他、いろいろな気の利いたひと言
『○○部長のお仕事に対する姿勢に感銘を受けました』
『○○部長のご家族にたいするお心遣いに敬服いたしました』
まとめ
上司や社内の誰かに飲み会のお礼メールをするときは、相手の立場やポジションに応じてメールの文面を変えます。
たとえば、普段からよくコミュニケーションする部長・課長クラスへ送るようなお礼メールであればこれくらいの、シンプルなビジネスメールでOK。
でも普段あまりやりとりのない、役員クラスまたは社内の別部署の人に送るときは、もう少しダラダラと書くのもあり。上記の例文をいろいろと組み合わせて書いてみてください。
例文で使った敬語の解説
- 「いただく」意味:「もらう」の謙譲語
→「いただく」「くださる」の違い、使い分け【ビジネス敬語】 - 「伺う」意味:「行く・尋ねる」の謙譲語
→「お伺いしたい」「伺いたい」「伺いたく存じます」正しい敬語は? - 「何卒よろしくお願い致します」意味:どうかよろしくお願いします
→「何卒よろしくお願いいたします」の意味と使い方【ビジネスメール】 - 「至らない点も多々あるかと存じますが」意味:未熟なところも多いかと思いますが…
→「至らない点も多々あるかと思いますが」意味と敬語での正しい使い方