化学メーカー営業の仕事をしていると退屈すぎて(=楽すぎて)泣きそうになるときがあります。
今回はなぜ化学素材メーカーの仕事が楽すぎるのかを検証してみましたので、転職や就職活動のご参考になりましたら嬉しい限りです。
※ちなみに化学素材メーカー営業の仕事内容についてはコチラ → 化学メーカー営業って何やってるの?仕事内容・特徴まとめ
理由①新商品投入が少なすぎて既存ルート営業ばかり
化学素材メーカーは新商品を毎月のように市場に投入する業界ではなく、数年単位、下手をすると10年、20年単位で新商品の開発をすすめていきます。
新商品の出る頻度が極めて少ないために、営業が新規開拓営業をする機会が少なく、法人ルート営業ばかりになります。
これが意味するところは極めて退屈だということ…ノルマなど、あってないようなもの。ちなみに私の勤める会社では営業ノルマを達成しすぎても怒られ、少なすぎても怒られます(苦笑)。
ノルマを達成しすぎたり少なすぎたりすると、モノが足りなくなったり余ったりするからですね。化学素材メーカーでは、ノルマとちょうど同じくらい売るのが優秀な営業マンです。
理由②品質が安定しすぎていてクレームが少ない
日本の化学素材メーカーの品質は、過剰品質。当然、クレーム発生はありますがどれも些細なことや設備上どうにもできないことばかりで、タカタのエアバックのような大問題になることは一度も経験がありません。
お客さんから無理難題を要求されたら「もう供給しません」と言えばいいだけです。
私はアパレル系のネットビジネス副業で、アパレル業界におけるクレームの多さをなんとなくイメージできるので化学素材メーカーの品質がどれだけ優秀か、最近身にしみています。
理由③営業は商社まかせの場合が多い
古くからの業界である化学メーカーは営業に商社を起用している場合が多いです。
商社マンが激務になりやすい理由は、お客さんの子守をメーカー営業マンの代わりにやらないといけないから。商社を起用している顧客では、技術ミーティングの設定だけをメーカー営業マンが担当することになるので楽な仕事になります。
じゃあ化学素材メーカーの営業マンって何やってるの?
という質問をされて答えに困る理由は、営業は商社に任せてしまっていて本当に何もやっていない場合があるからです。
もちろん例外はある
この記事では化学素材メーカー営業の楽な側面を見てきましたが、激務になるパターンはもちろん存在。それは、お客さんがタチの悪い業界であった場合です。
くわしくは以下の参考記事にて。
転職は無理、嫌だ
私はもう他業界への転職は絶対にできないです。これはスキルが足りないとか、そういう意味ではなくて化学素材メーカーのぬるま湯に浸かりすぎているから。
とくに業界の流れが速い自動車メーカーやスマホ・テレビ関係の電機メーカーでは絶対に働けない自信があります。←どんな自信だよ!?
仕事が楽な上に給料の良い化学素材メーカーって一体どうなってるの??
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個人向けの営業は多くの数を当たり、勝ち取った数少ない顧客に対し商談・契約を取っていく方法で、個人向けの営業には特殊なテクニックを要する場合があります。
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