もはや化学メーカーに内定するために必須となっている、志望動機項目についての話題です。
就職活動生、転職活動生は、これから解説していく3つを志望動機に必ず盛り込んでおいてください。
この記事の目次
なぜ化学メーカー志望なのか→能力がどう活かせるか
この2つだけを見ていきます。
その企業でなければならない理由は、面接で質問されたときにだけ話すというスタンスでいきます。エントリーシートは面接に進むことだけが目的なので、余計な情報を入れることは止めましょう。
必須項目1;グローバルに活躍したい
なんども解説していますが、化学メーカーは日系企業の中で最もグローバル化が進む業界です。しかし、ニューヨークやパリ、ローマなどの華やかな場所に海外転勤となる可能性はきわめて低く、化学メーカーのビジネスの中心は東南アジア、インド、今後はアフリカといった、とてもタフな地域です。
従って、どんな場所であろうと生き抜いていける精神的なタフネスを兼ね備えていることが上手くアピールできれば、かなりの高ポイント。英語や留学経験は二の次です。
たとえば、入社後アフリカでのビジネス拡大に取り組みたいです!という人がいたら、私なら絶対に採用します。
また、体育会系の部活に所属していた人が強いのは、このような理由からです。
必須項目2;営業発信の新規素材開発で世界を変えたい
営業の仕事はビジネスを拡大することです。積極的にお客さんと関わって新規案件を引っ張ってきて、生産・開発を巻き込んで新規材料を開発する営業マンが、どの会社でも強く求められています。
化学メーカーは良くも悪くもぬるま湯につかっている業界なので、あえて自分の仕事を増やすような新規プロジェクト提案をする営業マンがほとんどいません。
お客さんに足しげく通って困りごとを引き出し、解決するような素材を提供できたら一流の営業マンです。
あなたがチャレンジ精神旺盛であることを積極的にアピールすると高ポイントです。
必須項目3;若いうちから大きな仕事がしたい
その他業界の大企業と比較すると、化学素材メーカーは少数採用のため働き手が少なく、若手のうちから大きな裁量のある仕事が与えられます。
たとえば営業であれば入社5年もすると、超重要顧客の営業担当になれたりします。(もちろん、上司から信頼されていなければダメですが…)
たとえば開発・研究職であれば同じく入社5年もすると、エース研究担当者として重要な開発テーマを任されたりと、活躍の場が与えられます。
化学メーカーを志望する理由の一つとして、押さえておきたいところです。ペイペイの若手に裁量のある仕事を与える業界は、化学メーカー以外にないですからね。
入社後の豊富として、若手のうちからバリバリと仕事をこなせる・こなしたいことをアピールできれば、高ポイントです。
プラスα;フットワーク軽く、スピーディーに!
化学メーカーはとてもゆっくりな業界です。私の勤める会社でもゆっくりな人が多いのですが、もはや時代遅れです。
これからの時代はフットワークの軽い人、スピード感のある人はとても歓迎されます。
特に営業の場合、完璧な仕事は全く求められません。それよりも、30%の完成度であろうとプロジェクトをがんがん推し進めていけるリーダーシップのある人、スピード感のある人が必要です。
これから化学メーカーも、ひとつの商品で50年間ビジネスを続けれるという時代ではなくなってきます。中国、韓国や台湾、その他アジア諸国の競合がどんどん激しくなるので、たとえ新規商品を生み出しても、商品寿命は確実に短くなっています。
したがって、スピード感やリーダーシップをアピールできる経験があれば、高ポイントです。
化学素材メーカー志望動機の例文
以上のポイントを抑えてこちらの記事にしましたので、ご参考にしてみてください。
来年から素材メーカーの文系職として働くものです。
日東電工にかなりの将来性を感じている理由をさらに詳しく教えて頂きたいです。
もしよろしければお願いします。