つづいて「ご指摘いただく」を使ったビジネスメールの例文を挙げていきます。
目上の方(上司・先輩)や取引先に対して使える文章にしていますので、ご参にどうぞ。
【例文】上司から指摘を受けたメールに返信(社内)
メール件名:Re: 会議アジェンダのご相談
就活 部長
お疲れさまです。
ご指摘いただきありがとうございます。
さて、ご指摘の点を以下のとおりに修正いたしました。
ご査収のほど何卒宜しくお願いいたします。
修正前アジェンダ:
9:00-9:30 会社業績レビュー(就活部長)
9:30-10:00 販売課の実績報告(転職課長)
10:00-12:00 担当報告(各担当)
修正後アジェンダ:
9:00-9:30 来期販売戦略の共有(就活部長)
9:30-10:00 販売課の実績報告(転職課長)
10:00-12:00 担当報告(各担当)
メール署名
【例文】取引先から指摘を受けたメールに返信(ビジネス・社外)
メール件名:Re: ウェブサイト構築の御見積(ウェブ会社・佐藤)
転職株式会社
転職 様
平素はお世話になっております。
先のメールで内容に不備がございましたこと、深くお詫び申し上げます。
ご指摘の点を修正し御見積もりを再作成いたしました。
添付にて送付いたしますのでご査収くださいますよう、お願いいたします。
ご不明な点等ございましたら
何なりとお申し付けください。
たびたび恐れ入りますが
お取り計らいのほど何卒よろしくお願いいたします。
メール署名
【例文】人事から指摘を受けたメールに返信(就活メール)
メール件名:Re: エントリーシート送付の件(就活大学・就活)
転職株式会社
人事部
転職 様
お世話になっております。
内容に不備があり大変失礼いたしました。
さてご指摘の件、修正エントリーシートを添付にて送付いたします。
お忙しいなか大変恐れ入りますが、
ご査収のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
メール署名
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う〜ん…
「ご指摘いただきありがとうございます」ってなかなか使わないような。
どちらかというと、ミスがあったことに対する申し訳ない気持ちを示す意味で「申し訳ありません」「大変失礼いたしました」などのような謝罪をするほうが適切なシーンもあります。
社外の相手には目上・目下にかかわらず、常に下手(したて)にでるのが基本。そう考えると、「ご指摘いただきありがとうございます」は気をつけて使いましょう。
まとめ
今回は「指摘を受ける」の意味と正しい敬語での使い方・注意点について、これでもかというくらい語ってみました。
この表現はとても便利でなんらかの指摘をうけたときに活躍します。
ぜひ、ありとあらゆる場面を経験し使いたおしてください。頭でどうこうなるものではないのでビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。