謙譲語「伺う」の使い方:敬語フレーズとビジネスメール例文

さいごに謙譲語「伺う」を使ったビジネスメールの例文を紹介します。

例文①アポイントメール(社外メール)

件名: 貴社訪問のお願い(転職・のまど)

ビジネス株式会社
○○ 様

いつもお世話になっております。
転職・のまど です。

さて首記の件、
以下のアジェンダにてご挨拶かたがた伺いたくご連絡いたしました。

  1. 値上げのお願い
  2. 近況のマーケット状況報告

もしよろしければ、
以下の日程ではご都合いかがでしょうか。

  • 候補①10月10日 16時~
  • 候補②10月11日 午後

誠に勝手なお願いにて恐れ入りますが、
ご検討いただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

【敬語の補足】
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
・伺う は「訪問する・行く」の謙譲語
・拝受 は「受け取る」の謙譲表現
・いたす は「する」の謙譲語

例文②アポイントメール(社外メール)

件名: 貴社訪問のお願い(転職・のまど)

ビジネス株式会社
○○ 様

突然のご連絡にて大変失礼いたします。
わたくし、株式会社転職の営業担当・のまど と申します。

このたびは貴社ウェブサイトを拝見し、
弊社CRMサービスがお役に立てるかと思い連絡いたしました。

弊社では革新的なCRMサービスを各企業さまへ提供しており、
導入実績も業界No.1となっております。

もしよろしければ、
一度 貴社へ伺い弊社サービスのご紹介をいたしたく存じます。

なお、サービスの概要につきましては別途添付ファイルにてお送りいたします。

誠に勝手なお願いにて恐れ入りますが、
ご検討いただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

【敬語の補足】
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
・伺う は「訪問する・行く」の謙譲語
・拝受 は「受け取る」の謙譲表現
・いたす は「する」の謙譲語

例文③問い合わせ・質問メール(社外メール)

件名: サンプル送付のお礼(転職・のまど)

ビジネス株式会社
○○ 様

お世話になっております。

先ほどサンプルを拝受いたしました。
早々にご対応いただき誠にありがとうございます。

さて頂いたサンプルに関しまして、以下の点につき伺いたく存じます。

  1. 取り扱い時の注意
  2. 法規制対応の状況

たびたび恐れ入りますが、
ご教示いただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

【敬語の補足】
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
・ご教示 は「教える」の意味
・拝受 は「受け取る」の謙譲表現
・いたす は「する」の謙譲語

例文④返信を催促するメール

件名: Re: 面接日程調整のお願い(ビジネス・人事部)

転職 様

お世話になっております。人事部・ノマドです。

さて先般、面接日程の候補をお伝えしておりましたが、
メールはお受け取りになりましたか。

お忙しいところ大変恐れ入りますが、以下添付メールをご確認いただき、
ご都合につき伺いたく存じます。

ご連絡のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

【敬語の補足】
・例文のように催促すると相手に不快感を与える恐れあり。「その後ご検討状況はいかがでしょうか」と言い換えるとマイルドになる。