現役営業マンが作成する就職偏差値ランキング。今回は鉄鋼メーカー&非鉄金属メーカーまとめ。2018年卒総合職文系&理系用です。
注1)競争倍率:文系>>>>理系
注2)学歴フィルター:文系>>>>理系
注3)対象業種:鉄鋼&非鉄金属&金属製品
注4)2ch就職掲示板とは一切関係ありません。完全に独自で作ってます。
注5)更新履歴:
2016年9月:三菱マテリアルは年収がイマイチなので降格(68→63)。
鉄鋼・非鉄金属業界の就職偏差値ランキング2018卒
【68】住友電気工業
***プレミアムゴッド級***
【66】新日鐵住金
【65】住友金属鉱山
【64】JFE
***スーパーゴッド級***
- 総括:世界で存在感のあるメーカーたちはやはり別格。
- リスク/課題:鉄鋼業界は中国の供給過剰による価格崩壊。非鉄金属業界は資源安によって権益をもつ鉱山の価値が下がっていること。上流にいるメーカーには苦しい環境がしばらくつづくだろう。ただし住友電気工業はワイヤーハーネス(自動車部品)がメインなので、資源安は業績によい影響しかない。
- 年収:このクラスにいる会社の年収はメーカートップクラス。ぺいぺい管理職でも年収1,000万円以上は間違いない。ただし業績悪化の目立つ企業は今後厳しくなるだろう。
- その他:住友電気工業は車部品メーカーとしてカウントするべきだが一応、業種が非鉄金属になっているので含めた。
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【63】三菱マテリアル
【62】日本発條、神戸製鋼所
【61】日本軽金属
【60】DOWA、フジクラ、古河電気工業、UACJ、日立金属、SUMCO
***ゴッド級***
- 総括:鉄鋼・非鉄金属業界にはこのクラスにふさわしい企業が少ない。鉄鋼は外部環境(鉄の市況、為替、建築・自動車需要)に左右されやすいし、非鉄金属は大手を除き国内主体の企業が多く先細りが目に見えている。その中でも安定的に経営できそうな会社を選んだ。
- 年収;スーパー・プレミアム級よりも間違いなく劣る。ぺいぺい管理職800-1,000万円くらいのイメージ。
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【59】東洋製罐、三和HD、大同特殊鋼
【58】リョービ、丸一鋼管、日新製鋼
【57】三井金属鉱業、愛知製鋼、大和工業
【56】古河機械金属、大紀アルミニウム工業所、LIXIL、山陽特殊製鋼、東洋鋼鈑、栗本鐵工所
***15枚役級***
- 総括:鉄鋼の電炉メーカー上位クラス&特殊鋼上位クラス。非鉄金属では旧財閥もしくは、他社と何かしらの方法で差別化できているメーカーはこのクラス。
- 年収;ゴッド級より劣る。ぺいぺい管理職で年収800万円前後くらい…というイメージ。
- リスク/課題;グローバルに通用する技術が特に無いため、経営は外部環境に左右されやすい。国内でチマチマやっているだけでは東京オリンピック後の先細りが目に見えている。
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【55】アーレスティ、共英製鋼、三菱製鋼、東邦チタニウム、リンナイ、文化シヤッター、アサヒHD、横河ブリッジHD、ジーテクト、エイチワン、三協立山
【52】東京製鐵、中山製鋼所、東プレ、タツタ電線、CKサンエツ、ホッカンHD、ノーリツ、昭和電線HD
【50】淀川製鋼所、日本冶金工業、合同製鐵、日鉄住金SGワイヤ、日鉄住金鋼管、大阪製鐵、東京鐵鋼、岡部、川田テクノロジーズ、不二サッシ、オーナンバ、コロナ、中央発條、中外鉱業、丸順、東邦亜鉛、新日本電工、大阪チタニウムテクノロジーズ、東京特殊電線
***リプレイ級***
- 総括;ニッチ分野で存在感のある企業たち。および旧財閥の下位メーカー。
- 年収;平均よりは上だが正直、かなり苦しい。ぺいぺい管理職だと年収700万円にすら到達しないかもしれない。(この数字を高いと見るか低いと見るかは人それぞれ)
- リスク/課題;ビジネス領域の重複するメーカーが多すぎる。マーケットが縮小していくため、メーカー数は今の半分でいい。さらなる業界再編が行われるだろう。
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【49】上記以外の一部上場企業
- 総括;売上・利益ランキング順だけ見ればよい。
追記①鉄鋼業界の業界研究
鉄鋼業界の動向と今後の展望、将来性について語っています。
なんと鉄鋼・非鉄金属メーカーもランキング化ですね!更新ありがとうございます。
ただ、偏差値56にある住友軽金属ですが、古河スカイという同じくアルミ圧延メーカーと経営統合してUACJという会社になっています。訂正のほどお願いします。