総合職女性のよくある悩み10選と対処法

総合職女性のよくある悩みと対処法について、誰よりも親切に解説するブログ記事。就活・転職でよくある以下の悩みを解消していきます。

「女性で総合職と一般職、どっちにしようか悩んでいる」

「総合職女性のよくある悩みってなに?」

「総合職女性って結婚したらやっぱり退職するの?」

「女性は総合職と一般職、どっちに就職するべき?」

それでは上記の疑問を解決していきましょう。

※実際にメーカー総合職の女性から聞いた話をまとめて、ブログ記事にしています。

総合職・女性のよくある悩みと対処法

1. 結婚の悩み

総合職女性にもっとも多い悩みは

「結婚で退職しなきゃダメ?」

「結婚しても仕事は続けられるの?」

という結婚・出産の悩み。

まずは現実から説明すると、結婚して退職するかどうかはあなたとダンナ次第。必ずしも退職する必要はなく、仕事を続けることもできます。

ただし遠距離恋愛からの結婚だと、どちらかが動かないと「別居婚」となってしまいます。したがって現実は別居婚でスタートしても長続きしません(経験あり)。別居婚のばあい「そろそろ辞めるだろうなぁ…」と上司や同僚から思われること必須です。

対処法としては、①キャリアを断念するか、②一般職に格下げしダンナと近い勤務地にしてもらう、③あるいは総合職のまま勤務地だけを変えるよう上司につよく訴える、という手段があります。

運がよければ総合職のままダンナの近くに転勤しますし、そうでなければ選択肢は限られます。もし、どうしてもキャリアを断念したくなければ、勤務地の融通の効くダンナか、無職を結婚相手に選びましょう。

※注意)企業が総合職の女性に求めることは、それなりに長く勤めてもらうこと。なので最近はある程度、あなたの希望が通りやすい環境になっています。

2. 出産の悩み

つづいてこちらも総合職女性に多い悩み。

「出産すると産休明けたら退職しなきゃダメ?」

「産休明けても仕事は続けられるの?」

という出産の悩み。

まずは答えですが、こちらもあなたとダンナ次第です。産休明けても普通に総合職として働いている女性もいます。出産を期に退職する総合職女性もいます。

現実としては出産・産休後に復帰しても、しばらくは時短勤務(9時~15時まで)が必須です。子供の送り迎え・家事などで、どうしても仕事以外の時間がとられてしまうからです。

そして時短勤務をしていると年収が7割くらいになるので、アルバイトに毛が生えた程度の給料しかもらえません。昇進もだいぶ遅れます。

なので割に合わないと感じて結局はムリせず専業主婦になるか、一般職に格下げして働き続ける女性が多いですね。

「出産後でも、時短勤務などせずバリバリと働きたい」と考える女性は先ほどと同じ結論ですが、結婚相手に融通の効くダンナを選びましょう。

3. 転勤の悩み

つづいてこちらも総合職女性に多い悩み。

「総合職女性でも、男性と同じように3~5年で転勤するの?」

という転勤の悩み。

まずは結論ですが、明らかに女性総合職は転勤がすくないように配慮されています。新卒配属のときに転勤の少ない職種になるか、転勤の多い営業職になったとしても男性にくらべてぜんぜん動きません(苦笑)。

ただしこれは私の勤めるメーカーでの話であって、他の企業ではわかりません。政府から「女性管理職の登用」「女性総合職の比率UP」をムリやりに押し付けられているので、ここ最近の総合職女性にたいする扱いはまるでお姫様みたいになってますね(電通をのぞく)。

これには男性社員から「新たなセクハラだ」との批判が多くあります(苦笑)。

4. 恋愛の悩み

総合職の女性は、男性と同じく最初の配属で勤務地を選べません。転勤も男性よりは少ないとはいえ、あるにはあります。

そこで発生する悩みとしては「遠距離恋愛」があります。遠距離恋愛はかなりハードになります。移動するのにお金が飛んでいくため、総合職として高い給料をもらっていてもぜんぜん貯金が増えないでしょう。

これでは何のために働いているのか分からなくなり、うつ病になってしまいます。

あくまでも私の考えですが、大学を卒業したら恋愛はきれいサッパリと精算しておき、社会人になったら新たな出会いを発掘することをおすすめします。

5. セクハラの悩み

総合職女性におっさんからのセクハラはつきもの。ある程度、覚悟しておきましょう。たとえば私の同僚の総合職女性から聞いた話では、以下のようなセクハラ事例あります。

信じられないかもしれませんが、すべて本人のいる目の前で話された実話です。

「結婚して子供生んだら女は終わりやな…」

「○○さん、足太いのがちょっと残念だね…」

「家のカギ開けて待ってるから、いつでも来てね」

「○○さん、スキありすぎ。ぜったい持ち帰れる自信あるわ」

「下着の色、教えて!」

「ダンナ君イケメンやな!どこで捕まえた?」

「女性総合職は第一印象いいけど、それだけだな…」

これらのセクハラはとくにおっさん上司や、先輩から多いです。そして高卒の一般職おっさんが多くいる工場や研究所ではよくあるのだそう…。

総合職の女性って、一般職や派遣と違って「セクハラされても訴えられそうにない女性」「キャリアウーマンだから、精神的に強い」と見られる場合があります。こういった被害をこうむったら、容赦なくセクハラ相談委員会に訴えましょう。

6. 男性と同等に扱われない悩み

つづいてこちらも総合職女性に多い悩み。

「上司や先輩から距離を置かれる」

「仕事を正当に評価されない」

というキャリアの悩み。

これは時間が解決していくものと思われます。これまで総合職の女性というのは「結婚したら辞める」というのが常識でした。

ところが政府の後押しもありここ数年で女性総合職が急にふえたため、上司や先輩も、どのように扱っていいものか戸惑っているのです。

男性と同じように怒ったら泣いちゃいそうだし…みたいなことです。でも女性総合職や女性管理職が浸透していけば、いずれ解決することでしょう。

7. 残業が多い悩み

残業が多すぎて体調をこわしてしまう。これも女性総合職にありがちな悩みです。どうしても体力面で男性に劣りますので、女性総合職だからといってムリせず、だらだらと仕事しましょう。

8. 仕事に集中するあまりモテ期を逃す

悩みというより、女性総合職に気をつけておいてほしいこと。

「女性は20代がモテ期、30歳を過ぎると相手にしてくれる男性が激減する」これは事実として述べておきます。女性総合職になったからといって、仕事ばかり張り切っていると貴重な20代の時間を棒にふり、婚期を逃してしまいます。

人生においてそこまで仕事が重要なのか?よくお考えください。

9. 一般職のおばちゃんに気をつかいすぎる悩み

「一般職のおばちゃんに仕事の指示を出しづらい」

「一般職のおっさんに舐められる」

女性総合職によくある悩みです。

女性総合職で入社すると、あなたのアシスタント(=部下)となる一般職や事務職・派遣は「おばちゃん・おっさん」で占められています。この年上のおばちゃんにも、ちゃんと仕事の指示をする必要があります。

しかしなんとな~く、おばちゃんに指示を出すのに気がひけて言いたいことを言えなくなる女性総合職がいます。

対処法としては、とくに悩む必要はありません(解決になってないけど…)。相手に嫌われても構いません。総合職は一般職の処遇を決める権利をもっているので、最悪の場合は上司に相談してサポート担当を代えてもらうか、飛ばしてしまいましょう。

一般職とは仲良くするよりも、「いつでも飛ばしてやる」という恐怖でコントロールするほうが手っ取り早いです。

10. 社内にキャリアの手本となる女性がいない

女性総合職あるいは、女性管理職にたいして企業が気をつかうようになってきたのはここ数年の話です。

したがって社内には、手本とするべき女性総合職あるいは、女性管理職が少ないです。その結果「やっぱり自分もいつかは退職するのかなぁ…」となり、仕事のモチベーションを保つのが難しいでしょう。

そして悩みを相談できる女性総合職もまわりに少ない環境なので、つらいときもあるでしょう。

この悩みへの対処法は、ありません。

「自分が手本となって女性総合職のキャリアを切り開く」

という女性でないと、ひょっとしたら辛いかもしれません…。

女性は総合職と一般職、どっちに就職するべき?

最後に、あくまでも私の個人的なおすすめにはなりますが、女性だったら総合職と一般職どっちがいい?に対する考えを述べます。