ぶっちゃけ海外駐在員の仕事って楽?
実際に、いろんな業界の海外駐在員経験ありの人に話をきいたので、そのクチコミまとめ。
▼仕事が楽だ!という海外駐在員
【重工業メーカー勤務・40代の海外駐在員】
正直いって仕事は日本にいたときよりも楽。
平均の帰宅時間は19:00~20:00。
もちろんローカル社員が仕事しないとか、日本では起こり得ないミスがあったり、日本の本社からプレッシャーを受けたり、海外駐在員ならではの悩みはありますけど…
それでも給料は高いし、仕事もそれなりなので満足しています。
【化学メーカー勤務・30代の海外駐在員】
日本にいたときよりもかな~り楽。
日本人が少ないから人間関係のストレスも少ないし、本社のプレッシャーもたいしたことはない。飲み会の回数も圧倒的に減った。強いていうならローカル社員にはもう少しマトモに仕事してもらいたい、ってことくらい。日本には帰りたくないかなぁ。
【損保業界・30代の海外駐在員】
日本にいたときと同じか、楽。
海外現地人は残業をせず帰宅するのがフツーなので、上司の機嫌を伺う必要もないし飲み会も少ない。日本にいたときよりも早く帰宅できるようになりました。プライベートも充実してていい感じです。
【自動車メーカー・40代の海外駐在員】
仕事はまったり、楽。
ほとんど毎日、定時帰り。本社からの宿題を片付けるために駐在しているような感じ。実際にお金を生み出すようなことは何もしてない…
▼仕事が激務だ!という海外駐在員
【専門商社・30代の海外駐在員】
仕事はめちゃくちゃ激務。
平日はほとんど取引先の日本人を接待。土日のどっちかはこれも取引先の日本人にゴルフ接待。取引先の海外駐在員は単身赴任しているひともおおく、夜と土日はヒマなんですよね。だから取引先への接待は増えるばっかり。飲んでばっかりだから、ぶっちゃけ日本にいるのと変わらないような気がしますね…日本では接待が減る一方なのに、コンプライアンスのゆるい海外は逆に接待漬けの毎日…
給料高いのがせめてもの救いです…
【メガバンク・40代の海外駐在員】
仕事はめちゃくちゃ激務。
平日は例外なく深夜まで残業し、土日祝はなんとか休める程度。
でも日本でも似たような環境だったので、ぶっちゃけどちらも同じような気がします。
【電機小売・30代の海外駐在員】
超絶激務。
ローカル社員はぜったいに残業しないので、駐在員にくるしわ寄せがヤバイ…開店前から出社して閉店後の作業までぜ~んぶ見ないと店舗が成り立たない。帰宅がAM1:00とかフツーにあるし、本社からのプレッシャーもキツイ。どれだけ残業してもマネージャー扱いだから残業代はゼロ…精神的にも肉体的にも壊れる寸前です。
【自動車メーカー・30代の海外駐在員】
超絶激務。
複数国のマーケティングを任されているため出張がおおく、駐在国にいるときも深夜帰宅はあたり前。上司の日本人は仕事しないし…ツライ…
【化学メーカー・40代の海外駐在員】
激務ですねぇ~。
本社から偉いひとがしょっちゅうきて接待しなきゃだし、仕事はローカルに任せられないことが多くて…自分の仕事は増えるばっかり。そのうえ日本人がすくないから、本社から何か相談ごとがあるとすぐこっちに連絡してくるし…頼むから自分でやってくれ!ローカル社員に直接きいてくれ!って思うことがしょっちゅうです。
ということで、
結局のところ激務かどうかは企業によるし、本人がどれだけマジメに仕事をするのかにもよるし、上司にもよるし、その国のカルチャーにもよる…といったところ。
海外駐在員がえらぶ、日本人に住みよい国
ぶっちゃけ駐在するならどの国がいい?
という話をすこし。
ヒトによるところもあるが、万人ウケしやすい国とその理由を述べる。これから海外へ就職・転職を検討しているヒトもご覧あれ。
- タイ
もはや説明不要かと思われるが男性にとっては天国のような国。日本食レストランの数とクオリティーは世界一(日本をのぞく)。タイ料理もおいしい。女性もきれい(お金さえあれば何でもできる)。物価も安い。すべてにおいて◎な国。英語じゃないのがちょっと難点かも。また、現地採用の安い給料でも生活するのに困らない。 - シンガポール
治安が日本よりもよい。気候も安定。教育も充実している。日本人むけの病院~レストラン~学校もひととおり揃う。いちおう英語圏(シングリッシュだけど)だし。なので女性とか、家族でいくヒトに人気のある駐在先。ただし物価が東京よりも高いことが難点。 - アメリカ
アメリカはピンからキリまで。ニューヨークやロスであれば◎。だけど田舎はホントにひどい。とくにメーカーの海外駐在先は工場の近くになることがおおく最悪である。 - EU(欧州)
EUもピンからキリまで。パリやローマ、マドリードなどさかえている都市であれば◎。物価は高いし税金も高いけど…それを補ってあまりある景観や歴史的な都市が楽しめる(すぐに飽きるけど)。だけどアメリカとおなじく田舎はホントにひどい。 - ベトナム
治安は悪いけど、物価がやすく食事もおいしいため人気あり。ここ数年で日本人が急増しており、病院や日本人学校、日本食レストランも急速に整ってきている。また、現地採用の安い給料でも生活するのに困らない。 - ブラジル(男性限定)
治安は悪い。だけどタイと同じで男性天国の国(くわしい記述はしない)。 - 東南アジア
なんといっても物価が安いのが魅力。海外駐在すると、まるでセレブになったかのような勘違いをする国々である。また、現地採用の安い給料でも生活するのに困らない。
日本で消耗しているあなたへ。
海外に転職して環境を変えませんか?
英語ゼロでも大丈夫(現にわたしはTOEIC300点でも海外営業してました)。
まずは海外転職につよいエージェントに無料登録(下記オススメ)し、公開されていない求人のなかから、あなたの希望にそった企業・仕事を探してもらいましょう。
・海外転職するときダントツにおすすめ!
・ハイクラスの転職につよい転職エージェント
・業界3位
・国内最大手であり、海外展開にも積極的なエージェント
・非公開求人数は業界No.1~2を争う
いつも大変参考になる記事をありがとうございます。
化学メーカーに興味がある化学工学専攻の大学生です。
海外駐在について質問があります。
生産技術職は海外勤務のチャンスが少なくないとのことですが、希望していれば20代のうちから海外に駐在することは容易なのでしょうか?
お時間のある時に御回答いただけると幸いです。よろしくお願いします。