電通社員・高橋まつりさん(東大卒)の過労死事件で遂に明るみに出たブラック企業、電通。
テレビ局ぐるみの情報操作で数ある社員の過労死をすべて闇に葬っていたのに、ご愁傷様。
ネット社会で情報操作するならGoogle先生レベルにならないと無理だよ…
ということで渦中の電通マンの年収に迫ります。
この記事の目次
昔は30歳で年収1200万円【ベース年収600万+残業代600万】
年収の内訳はベース年収600万円+残業代600万円(失笑)。
このモデルは残業月200時間で残業代がちゃんと出ていた時代、5-15年前くらいの話。
次項に詳しく最近の状況を説明しているが、現在は30歳だと年収800万円くらい(残業50時間/月)。残業代がなければ並みの企業でしかない、電通マンの年収。
むしろトップクラスのメーカーよりも給料安い。
「残業しまくる → 年収高くなる → セレブと勘違い → 勘違いおっさんの完成」
図式化すると電通マンってこんなイメージ。
電通マンは総じて頭が悪く、成果よりも労働時間を重視する。給料安いくせに借金して億ションやポルシェを買って、なんちゃってセレブ気取り。見栄を張ることしか頭にない人種。
CMを作る側がモノの本当の価値をわかってないのだから、どうしょうもない。
「ベース年収600万円しかないけど俺って残業代も600万円だからさ。併せて年収1200万円。どう、クリエイティブな俺ってスゴくね!?」
…勘違いおっさんの集まり。ちなみにこれは電通に限った話ではなく、博報堂・サイバーエージェントも同じ。テレビ業界・新聞業界も同じ。
(電通マンのみなさん、ごめんなさい…)
電通マンの年収事例まとめ
本来はマジメな就活・転職サイトなので年収事例をまとめておきます。
残業代をどれだけつけるかによって大きく変わり、残業50時間、100時間、200時間の3パターンで作りました。
※ただし最近は業績低迷を受け残業代200時間も絶対に出ない。実質残業200時間/月のうち、残業代でるのは50-100時間くらい。残りはサービス残業。
学部卒・新卒: 公表の年収+残業代
30歳の推定年収: ベース600万円〜
30歳※残業45時間/月:年収770万円
【ベース600 + 残業代170】
30歳※残業100時間/月:年収950万円
【ベース600 + 残業代350】
30歳※残業200時間/月:年収1200万円
【ベース600+残業代600】
33歳の推定年収: ベース650万円〜
33歳※残業45時間/月:年収810万円
【ベース650 + 残業代160】
33歳※残業100時間/月:年収1000万円
【ベース650 + 残業代350】
33歳※残業200時間/月:年収1200万円
【ベース600+残業代600】
35-40歳(課長)の推定年収: ベース900万円〜
35-40歳(課長)※残業45時間/月:年収1125-1400万円
【ベース900 + 残業代225】
35-40歳(課長)※残業100時間/月:年収1200-1400万円
【ベース900 + 残業代500】
→個人評価、能力により大きく差がでる
41歳(部長)の推定年収: 1000-1200万円
41歳(部長):年収1000-1200万円
【年棒制 = 残業代ゼロ】
→個人評価、能力により大きく差がでる。業績トップであれば2000万円いかないくらいも可能
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【注意①】ボーナスはベース部分に含む
【注意②】出世速度によって年齢±2歳くらいの幅あり
【注意③】4年制大学、学部卒の場合
【注意④】課長→部長で年棒制へ移行し年収は200万円前後、下がる。残業をいくらしても実績に応じた所定の年棒しか出ない。年収ランキングサイトで右肩上がりのグラフを見るが、完全に間違い
【注意⑤】契約社員は入社時点から年棒制、ベースは低いが残業多いので給料はベースの倍くらいになる
【注意⑥】業績低迷で残業代をカットする方向にある。実質残業200時間/月のうち、残業代でるのは100時間まで。残りはサービス残業
電通マンは2人分働く、でも給料2割増し…乙です
過労死してしまった高橋まつりさんのtwitter投稿から本当の残業時間を推測すると、電通マンの残業は少なく見積もって月200時間ほど。
これがどれくらい異常な状況かを知るために、
「電通マン vs. 大手メーカー」で労働時間を比較してみます。
- 電通マンの労働時間:360時間/月
(8時間/日 × 20営業日 + 200時間残業) - メーカーの労働時間:190時間/月
(8時間/日 × 20営業日 + 30時間残業)
※私の勤める企業の平均残業はだいたい30時間/月
まじで並みの企業の2倍くらい働いてるww
でも給料は決して2倍ではない。
メーカー総合職の年収の2割増しぐらい。
電通マン、乙です…
過労死事件のあと、電通は残業規制を厳しくした←遅すぎww
高橋まつりさんの過労死事件があった直後から、電通は残業規制を強化しています。実際、電通マンより以下のコメントが寄せられてます。
2015年末頃から急に残業できなくなって給料半減した!!
本当はもっと残業したいのに36協定(残業月45時間)を超える勢いで残業していると「指導」が入る。結局、規定の残業を超えた分はサービス残業になる…まさか、そんな裏事情があったなんて…
今では電通よりもメーカーのほうが(サービス残業を考えると)年収高い。転職を検討している。
電通・現役社員
電通はいつものように「過労死もみ消し」を発動しようとしたのでしょう。なんというか…コンプライアンス(法令順守)も何もない業界。
誰もが朝の4時退勤とか徹夜とかしてる中で新入社員が眠いとか疲れたとか言えない雰囲気なので、火事とか地震の時でも逃げることに罪悪感覚えて最期までPCの前にかじりついて死ぬやつだわ。
まつり@matsuririri – 2015/10/14
でもtwitter投稿まではもみ消せていなかった。←現在はアカウント凍結されて見れません。
電通は放送局を支配できていても、インターネットまでは支配できていなかったようです。ようやく世間が電通をブラック企業と認識してくれて本当によかったです。
電通マンの残業事情
電通マンにとって100時間の残業なんて当たり前!
残業事情についてもまとめてます。
電通に課長はいませんよ。部長が一般の会社の課長にあたります。部長のうえは次長、局長となります。
電通の問題点はクリエイターとのやり取り結局クリエイターとのやり取り、会議、納期におわれてのプレテで残業代は増えていきます。内情よくわかって書いてます?