【生保業界】エリア総合職の仕事内容と、激務ブラック度

生命保険会社のエリア総合職に就職・転職をお考えのあなたへ。

現役大手生保マンが、エリア総合職の仕事内容と激務ブラック度を赤裸々に語っていきます。

就活・転職のご参考にどうぞ。

生保業界におけるエリア総合職とは?

生保業界におけるエリア総合職とは、地域限定総合職のこと。

生保レディのようにガチの営業をやるわけでもなく、総合職のように経営サイドで仕事をするわけでもなく。

ありとあらゆる仕事のアシスタント的な位置づけですが、一般職よりは高度な仕事をする、あるいは将来責任のあるポストにつける可能性がある、という点で異なります。

国内大手生保会社におけるエリア総合職

エリア総合職は、名称がちがう場合もありますが大手生保会社それぞれ採用しています。

そこで2020卒新卒採用の募集情報から抜粋しておきます。

▼日本生命のエリア総合職

各部門における戦略の企画・執行、経営管理、フロント職務など、各分野において専門性を高め、広範なビジネスフィールドで多彩な職務の中核として活躍が求められるエリア限定の職種。ーエリア総合職ー

▼第一生命のエリア総合職(基幹職 エリアコース)

グローバルコースと同様、リーテイル、ホールセール、資産運用、アンダーライティング、海外事業(国内勤務)、企画・管理、窓販・代理店、IT・システムといった幅広いビジネスフィールドにおいて、多様な職務経験を積んでいただきます。ー基幹職 エリアコースー

▼明治安田生命のエリア総合職

定められた勤務地で長くキャリアを形成できる職種です。志望分野にあった能力アップを図るため、三つのコースを用意しています。ー総合職(地域型)ー

▼住友生命のエリア総合職(総合営業職)

住友生命の総合営業職は、入社後3年間は、主に官公庁や企業にお勤めの方を対象に保険のコンサルティング営業をおこない、その後は、営業経験をいかして、それぞれの目指す未来に合ったキャリアを歩むことができる職種です。ー総合営業職ー

生保レディや一般職、総合職との違い

採用項目だけみていると、なんだか意味不明な感じがするのでエリア総合職と、その他の職種の違いをザックリと説明すると以下のとおり(会社によって若干違いますが…)。

仕事における違い

  • 生保レディ(営業)との違いは、ガチの営業をするわけでなく営業サポート的な仕事が多いこと。
  • 一般職との違いは、雑用ばかりだけでなく場合によっては責任のあるポストに就ける事。
  • 営業総合職との違いは、営業リーダーや拠点長などのようなチームの責任者になるケースが少ないこと。

年収における違い

  • 生保レディ(営業)のように歩合制ではなく、固定給であること。いくら頑張っても給料に反映されないためノルマも厳しくない。
  • 年収は一般職と総合職の中間ぐらいになる。

勤務地おける違い

  • 総合職は海外ふくむ全国に転勤あり。
  • エリア総合職は原則、決められたエリアのみ。転勤がほとんどない。

転勤がなく、固定給で歩合制ではないためノルマもそこまで厳しくありません。

とくに女性がおおい職種

生保業界におけるエリア総合職は女性がおおい職種です。

9割がた女性といっても差し支えありません。

なぜなら。

  • 転勤もなく実家から通えるうえに、
  • 仕事もそんなにハードじゃなく(上司や会社によりますが…)、
  • それなのにキャリアウーマンに近い働き方ができ、
  • 子育て、再就職、産休育休などの支援も充実しており、
  • さらに年収もまぁ満足できるレベルに高い

という点でとくに女性に人気の職種です。

エリア総合職の仕事内容と、ありがちなキャリアパス

エリア総合職の仕事内容と、ありがちなキャリアパスをザックリ紹介しておきます。

ここでは日本生命での例をだしますが、どこの会社もあまり大きな違いはないものと思われます。

新卒:対サラリーマンへの営業+資格の勉強

エリア総合職といってもまずは営業からキャリアがはじまる。

最初はリーダーに付き添われ、企業の昼休みに職場を訪問していく。

学生上がりではじめての営業経験であるため、そもそも他人に声をかけることに慣れていない中、昼休みで静まり返っている現場で「こんにちは!日本生命の新人の○○です!」などとあいさつをしなければならない。

リーダーは厳しく指導をするため、新人がいくら恥ずかしがってもそれを許さず、できるようになるまでやらせる。「恥ずかしくてできません」なんて言おうものなら営業拠点に帰って長時間の説教をくらう。

エリア総合職という名前とは裏腹に、個人向けの営業をガッツリやることになるので、思い描いていたキャリアと違う!とギャップを感じて辞める人は多く、1年目で大体4割は辞めていく。

さらに…

営業に欠かせない資格を色々と受けさせられる。8つほどある資格に通らないと今後の昇進が見込めなくなるため、マジメにやらないといけない。

入社2~3年目24~25歳:普通に営業をつづける

エリア総合職といっても…最初の3年くらいは営業としてのキャリアを積まされる。

やっていることは生保レディと大して違いはない。

ただし。

営業先への交通費や配布する粗品の費用は会社が全額負担してくれるので、生保レディと違って自腹持ち出しはない。

さらに固定給であるためノルマに対するプレッシャーも営業総合職ほど大きくない(ただし上司によります)

それでもやっぱり営業拠点にいる以上は業績をあげなければならない。そうでないと今後のキャリアに悪影響となる。

したがってマジメにやればやるほど残業も増える。

1年目よりも厳しい環境におかれることに嫌気をさして辞める職員も多い。

入社3~5年目25~27歳:本社勤務を経験する

三年目からはチームリーダーとしての役職が付き、給与もかなり増える。

ただし昇進するのに必要な資格を取っていなければ昇進はできない。

最速で入社3年目から本社に異動するケースもあり、入社5年目までの間に大体7割の人が本社勤務を経験する。

「とりあえず3年はがんばる」と歯を食いしばって頑張ってきた女性が結婚、出産を機に退職するケースもちらほら出てくる。

入社6~8年目28~30歳:内勤か、営業か

営業を続けている場合、最速で「マネージャー」の役職に就き4~8名程度のチーム員を束ねる。

内勤であれば適当な役職につき、部下がいるかどうかもわからない環境で働くことになる。

この年次で、営業路線を歩み将来的に営業拠点の管理職になるか、地域限定総合職として内勤で働くかの選択を迫られる。

結婚した場合、男性よりも給料が高くなることがほとんどである。

入社10~13年目32~35歳:エリート女性は課長補佐になる

エリア総合職であっても順調にいけば課長補佐になれる。

ただしほんとうに一部のエリート女性だけが昇格する。

そうでなければ「内勤」「営業」のどちらかで、そこそこの年収でキャリアをつづけることもできる。

▼営業拠点の管理職に就いた場合。

総合職や営業総合職の拠点長の業務とほぼ同じく、自身の業務の量の多さや重さはピークを迎える。自分と同じような女性を束ねる営業部の管理職を任されることから、肉体的・精神的なタフさが求められる。

▼本社の内勤の場合。

課長補佐といえど、総合職の様に組織のマネジメントを行うことはほとんどない。後述するが圧倒的に内勤のほうがワークライフバランスにすぐれる。したがい営業の道を選んだ人と不公平感が出てくる。

課長以上は総合職の9割の年収

エリア総合職で課長補佐、課長になった場合は総合職の給与の9割程度の水準になります。

11年目以降の給与水準については以下の記事をご参照ください。

エリア総合職の激務ブラック度

つづいてエリア総合職の激務ブラック度について。

ここでは残業時間や仕事のきつさという意味での「労力(激務度)」と、「給与水準」の2つの組み合わせから、ホワイト度合い(あるいはブラック度合い)を解説する。

やや独断的ではあるが取材した生保マンを含め、他業界で働く知人・友人からヒアリングした情報をもとに各業界の「労力」と「給与水準」を1~10の10段階でランク付けし、20点満点でホワイト度をまとめてみた。

※スコアが高い=ホワイト、スコアが低い=ブラック

業界 労力(激務度)

1がきつく10が楽

給与水準

1が低く10が高い

ホワイト度

合計

マスコミ 1 10 11
生保 営業総合職 2 6~10
※成果による
8~12
総合商社 3 11 14
専門商社 5 7 12
金融(銀行) 3 9 12
金融(証券) 5 7 12
生保 総合職 8 8 16
生保 エリア内勤 8 6 14
生保 エリア営業 5 6 11
金融(損保) 7 7 14
メーカー 8 6 14
公務員 10 1 11

このようにざっくりまとめてはみたものの。

当然おなじ業界でも、たとえば他社では作ることのできない製品を作っている会社と、大手の下請け的な仕事をメインに行う会社とでは評価は全く異なる。

さらに。

証券会社の中でも営業であれば徹夜で働くこともあるため労力が1~3、給与水準は成果報酬の場合が多く1~10と幅が大きくなるため、状況によってはブラックにもホワイトにもなり得る。

最初の3年は営業=激務ブラック

先述のとおり。

エリア総合職といっても名ばかりで、最初の3年はかならず営業をしなければいけない。

これはどの会社であってもおなじ。

もちろん対企業なのか、対個人なのか、それぞれ違いはある。

でもやっていることは営業なのでそう変わりはない。

そういった点で最初の3年は確実にツライ年になることは覚悟しておくこと。でもまぁ生保レディとくらべたら年収も保証されているわけだし、ノルマに対するプレッシャーのかかり具合もマシといえる。

(ただし拠点長による…)

入社3年目以降で内勤になれば超絶ホワイト

で。

このツライ時期を乗り越えて晴れて支社や本社の内勤になれれば、超絶ホワイトな環境となる。そして20代30代の年収なら、その辺のしょぼい企業の総合職よりも高い。

でもそうなる前に辞めてしまう女性が大半という事実。

そして内勤になれるかどうかは運とあなたのがんばり、ゴマすり次第となるため要注意。残った女性のだいたい7割がたは本社勤務を経験できるが、その後残れるかどうかはあなた次第。

↓内勤になると、こんな感じの激務ブラック度になる。

いっぽうで。

営業に残留せざるを得なかった場合。年次を重ねるごとに責任やノルマに対するプレッシャーは増すばかり。成果が出ていなければツメられるリスクもおおい。ダメだと感じたらすぐに辞めることを推奨する。

生命保険会社の職種別ブラック度

なお生保の中でも職種別のブラック、ホワイト度合いを示すと下記のようなイメージとなる。

最もホワイト)一般職の内勤 ≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧ 総合職の内勤 ≧≧≧ 生保レディ≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧ 総合職の拠点長 ≧≧≧≧≧≧≧≧≧≧ 営業総合職の拠点長(最もブラック

拠点長というのは生保レディを束ねる営業拠点のトップのこと。総合職が拠点長になるときは経験を積ませる的な要素がつよく、長くて3年。そんなにキツく成果も求められない。拠点長にはほとんどの場合、営業総合職がなる。

自身が営業をして保険を販売するというものではなく、生保レディが保険を売れるようにマネジメントをすることが求められるポジションである。

あるエリア総合職の一日のスケジュール例

より具体的にイメージするため。

エリア総合職として入社したある職員の一日のスケジュール例をご紹介します。

入社10年目のエリア総合職であるAさんは、入社5年間営業に従事したのち、6年目に本社に異動、今年になって課長補佐という役職にステップアップし、全職員のワークライフバランスの支援とその環境整備を担当しています。

2年前に結婚・出産をして、現在1児の母です。

担当業務は、全職員がワークライフバランスを実現できるように支援し、その環境を整えることで、社内のロールモデルとなる様々な女性職員の働き方や想いを社内ホームページで紹介するなどの取組を行っています。

日本生命で働く一人一人がイキイキと活躍できるようにサポートし、情報を発信することで、会社も個人も成長しつづける企業を目指し、それに向けた様々な活動を行うことがミッションです。

8:00 出社

メールチェックの後、集中して行いたい仕事を優先して行います。

子どもが生まれる前は業務が夕方に偏りがちでしたが、今は保育園のお迎えがあるため、朝に集中して行います。

頭がすっきりしている状態で取りかかれるため、効率的に仕事を進められます。

9:00 朝礼(所属内ミーティング)

上司、同僚、部下含めて8人で朝礼を行い、その日のメンバーの予定や、案件の進捗状況を共有します。

週の始めである毎週月曜日は長めに時間をとり、中長期的に取りかかっている案件の確認もあわせて行います。

10:30 他社訪問

当社の女性の活躍をより一層進めるために、参考にしたい取り組みを実施している企業にアポイントを取り、ヒアリングに行きます。

このときのポイントは、単に相手先の取り組みだけをヒアリングするのではなく、相手にとってもメリットとなるよう、自社の取組みを相手先に紹介する、意見交換の様な場にすることです。

12:00 帰社、ランチ

他の部署で働いている同期のBさんと丸の内でランチ。

営業をしていたときは、忙しく同期とランチに行く余裕はありませんでしたが、本社に異動し、内勤の仕事をするようになってから少し余裕が生まれました。

13:00 上司との打ち合わせ

社内で進めている女性職員向けセミナーの企画など、さまざまな案件を相談します。

1人だけでずっと仕事を進めていくと、どうしても行き詰まったり、見落としてしまっている点が出てくるため、そうしたことを含めて、改善できる点がないかなど、上司からアドバイスをもらいます。

15:30 社内関係部署とのミーティング

上司の合意が取れた内容をもって、社内の関係部署とミーティングを行います。

そうした違う部署とのミーティングでは、他の部署が自分達とは違う立場で物事を捉えていたり、今まで出てこなかった意見が出てくるのでとても勉強になります。各部署からもらった多くの意見を踏まえてより良い企画に改善していきます。

18:00 退社・子供のお迎え

仕事を終えて保育園に子供を迎えに行きます。

ビジネスパーソンから母親へと、スイッチを切替える瞬間です。仕事の状況によってお迎えの時間はまちまちで、夫が迎えに行くこともあります。

まとめ

このように生保会社におけるエリア総合職は、その名前とは裏腹に、まず3年くらいは確実にどろくさい営業の仕事をやることになります。

そこで3~5年耐えた女性のみが次のステップとして内勤や本社勤務をえらぶことができます(でも運やゴマすりも必要)。

内勤なら素晴らしいキャリアになる

生保会社の営業はほんとうにツライのですが、逆に内勤や本社勤務はホワイトな環境であることがおおく、さらに年収も高いため。圧倒的に女性にオススメできる仕事ですね。

エリア総合職が本社勤務となった場合の業務内容は、個人営業の延長線上のような業務や、異なる販売チャネルでの営業、企画・推進系の本社でしかできない業務など、多岐にわたります。

ちなみに。

営業をしているときは職場に女性しかいないことが多いですが、本社に行くと、年収の高い20~40代の独身総合職がたくさんいる職場に飛び込むことになるので、結婚相手を探すチャンスにもなります。

総合職としても20代のオネエチャンたちが職場にやってくるのは新鮮でテンションが上がるものです。本社に異動すると、かつてないほどチヤホヤされ、モテまくるという特典もあります。

いろいろ散らかりましたが…

エリア総合職は3年とりあえず頑張って内勤を目指すことを強くオススメします。ず~っと営業を続けなければいけないハメになったら…サクッと辞めて転職しましょう。

【番外編】本社勤務になった場合の業務内容

ここでは、エリア総合職が本社に異動した場合の業務内容の事例をご紹介します。

○リーテイル部門

<本社直轄の来店型店舗での営業>

全国99カ所に設置されている来店型店舗である「ニッセイ・ライフプラザ」で、保険契約に関する各種手続きや相談、資産活用、医療・介護への備え、教育資金準備など幅広く顧客のニーズに応えながら、専門的なコンサルティングを行う。

また、来店が難しい顧客には、訪問によるコンサルティングやアフターサービスを実施する。

<広告宣伝・販売促進キャンペーン>

企業や商品のイメージに直結する広告制作や販売促進のキャンペーン、優秀な営業成績を挙げた生保レディの招宴イベントの企画運営を行う。

販売促進キャンペーンの企画・運営では、商品PRのための広告掲載や、生保レディと顧客との会話のきっかけになるビラやグッズを制作する。

全国で開催されるイベント出展なども含め、顧客の満足度が高く、かつ、生保レディの活動の一助となるよう、他部署や社外とのさまざまな調整を行う。

<他企業・団体との提携>

各地方自治体との包括的連携協定の締結業務やビジネスマッチングイベントの企画・運営などを通して、地域におけるプレゼンスの向上や地域創生(社会貢献)を目的に、様々な事業を行う。

たとえば、地方自治体と日本生命の間で、県民の健康増進、疾病予防、障がい者支援等、幅広い分野で緊密な連携を行う協定を締結し、県内にいる日本生命の生保レディが、県が作成した、県民の健康増進を促すパンフレットを配布するなど、実践的な活動を行う。

○金融法人部門

<銀行窓販チャネルの営業>

都市銀行をはじめ地方銀行など約150支店を担当し、日本生命の保険を取扱う行員が、保険を提案、販売しやすい環境を整える。銀行の支店を訪問し、最近の販売傾向などの情報提供を行いながら、行員が抱える課題を聞き出し、解決の道を探っていく。行員向けの研修や顧客向けセミナーの開催、同行支援などを通じたきめ細やかなサポートも行う。

○ホールセール部門

<法人営業>

福利厚生制度の一環として企業や地方自治体における団体保険制度の導入、維持・拡大に向けた改善提案・加入勧奨プロジェクトチームの運営を担う。地方公共団体に関しては、民間企業と異なり、保険以外の取引関係が極めて限られるため、顧客との信頼関係が重要になる。

<企画・マーケット調査>

企業マーケットの調査・現状分析などを通じ、より時代のニーズに則した企業保険の企画・開発や、ホールセール部門全体の販売戦略の策定などを行う。

たとえば、多くの企業が課題に挙げる「多様な働き方」をテーマに、それにふさわしい企業向けサービスが提供できるよう、社内外に向けて様々な角度から活動を行う。「女性ならではの視点」をいかした商品開発や人事制度の提案などができる。

<企業保険事務・システム>

企業保険事務全般における統括管理及びシステム構築等を行う。具体的には、新規契約の申込事務、保険料の案内、契約更新、保険金・給付金・年金の支払いのほか、事務の業務量の分析、事務品質の向上、効率化に向けた取り組みである事務の“見える化”に向けたプロジェクトなど、企業保険事務・システムに関わるさまざまな業務を行う。

○代理店部門

<代理店営業>

プロの保険代理店や税理士・公認会計士に、日本生命の商品を取扱ってもらうよう新規開拓を行う。また、その代理店に対し商品や実務取扱等の研修や同行支援などによる販売サポートを行う。顧客に保険を提案するのはあくまでも代理店であるため、自ら販売するのとは違って、間接営業の難しさとやりがいがある。

○お客様サービス部門

<コールセンター>

保険の契約から保険金の支払いに至るまでの、あらゆる場面から寄せられる顧客の声を聞き、サービスの改善をし、顧客とのより良い関係構築に貢献する。

具体的には、東京・大阪・福岡の三カ所にあるコールセンターに関する企画・サポート業務を行う。電話受信状況の分析や受信件数の予測といった安定稼働に向けた業務のほか、受信内容を分析し、顧客の声を社内に繋ぐことで迅速なサービス改善に活かす役割も担う。

<インターネットサービス拡充>

インターネットを通じて、顧客の事務手続きの改善や、サービス向上をすすめる。

日本生命の公式フェイスブックページの企画・運用業務として、記事作成・管理、関係課調整、取材、広告管理を行う。

たとえば、全国各地の支社を紹介するシリーズや、ボランティア活動・CSR活動などを紹介するシリーズ、男性職員による育児レポートを特集するシリーズなどの企画を立ち上げる。

○資産運用部門

<個人融資>

株式や不動産投資といった運用資産ではなく、住宅ローンやアパートローンという形で個人に融資することで資産運用を行う。

個人融資の提案方法は、ハウスメーカーからの紹介によるため、ハウスメーカーの営業担当者に、数ある提携会社の中から日本生命のローンを紹介してもらえるよう、積極的に働きかける。

また、実際にローンを提供するにあたっては、顧客の返済能力や信用情報、物件の評価などの審査を行う必要があり、税務や法務など多岐に渡る知識が求められる。

<為替業務>

日本生命が保有する運用資産のうち27%にあたる17兆円が米ドルやユーロなどの外貨建ての資産で運用されており、こうした資産の運用にあたって発生する為替取引を日々行うほか、為替に関する運用戦略の開発・実践なども行う。

○海外事業部門

<海外現地法人の経営サポート>

欧・米・豪・アジア計9カ国に15現地法人・4事業所を配し、海外の新規出資先の調査から既存の現地法人の支援まで多岐にわたる海外展開を進めている海外事業部門。

海外の保険現地法人に、日本生命が培ってきた生命保険の販売手法など、さまざまな取組を共有し、事業の拡大をサポートする。

また、各国現地法人のローカルスタッフや生保レディを東京に集め、研修や成功事例の共有などを行うイベントの企画・運営も担当する。