情報商材を売る人は、何故うさん臭さく見えるのでしょうか?
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といった情報商材のあおり文句、あなたもどこかで必ず見たことがあると思います。
ひどい人になると、札束の風呂であおり演出してみたり…
インテリジェンスのある層の人々にしたら、全く信じられないようなマーケティング戦略をしているのです。
ネットビジネスがうさん臭いと言われる背景には、こんな煽り商法が流行っていることにも理由があると思います。
この記事の目次
詐欺師扱いされるようになったら一人前
というのは、ある情報起業家の言葉らしいですが、私はとてもじゃないけど真似できないですね。なぜなら私には妻もいるし、子供もいる。ご近所さんの目もあります。
情報起業家も煽りたい訳じゃない
一方で、情報起業家もやりたくて煽っている訳じゃなくて、売れるからこのようなマーケティング戦略をとっているはず。何かしらの理由があるのでしょう。
そこで、前置きが長くなりましたが煽り商法をする理由を検証してみました。
理由①ひょっとすると本当なんじゃないか?
高額な情報商材を買う人に必ずある心理。買う人だって、99%は詐欺だと思っています。ところが残りの1%がどうしても捨てきれない。
人間の物理的な欲求と、人を疑いきれない心理に上手く付け込んでいるのです。
もともとお金のない層というのは、物理的な欲求に負けてしまいやすい傾向にあるので、よくできたマーケティング戦略です。こうして、情報弱者やノウハウコレクターといった人々が完成してしまうのです。
しかし…どこかで同じようなマーケティング戦略を見たことがあるような…
理由②ひょっとすると宝くじで1億円当たるんじゃないか?
そう、宝くじを買う人の心理と同じだったのです。宝くじで1億円あたる確率なんて0.0001%以下なのに、ひょっとするとという気持ちが、宝くじ売り場に足を運ばせます。
パチンコやカジノ、競馬などのギャンブルにハマる人の心理も一緒ですね。
宝くじのCMも、実は煽り商法
そして宝くじのCMと、情報起業家の煽り商法というのが見せ方を変えているだけで、全く同じ手法を用いていることに気がつきました。
本当に低い確率でしか当たらないのに、当たった後の生活をCMによって刷り込み、ひょっとすると自分も当たるんじゃないかと思わせる。
むしろ、宝くじよりも情報商材の方が投資分を回収できる確率が高いので、宝くじの方が詐欺師じゃないかと思います。
理由③宝くじは夢を売る。情報起業家も夢を売る?
こんな風に思われても良いはずなのですが、実際は、情報起業家=詐欺師の評価。
芸能人がCMするか、うさん臭いおっさんが売り込むかという違いだけなのに、こんなにも差が出てしまうのですね。
と、情報起業家のコンサルタントに少し同情したのでした。
あなたもひょっとしたら1億円稼げるかも?
どうせ同じ情報発信者になるのであれば、宝くじのように夢を売る人と思われたいですよね。そこで、そうなるためのセールスレターを考えてみました。
こんな表現に変えてみたら、情報起業家も詐欺師扱いされずに済むかもしれません。
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結論、全く売れそうにないですね…
今日の気づき;
私は根っからの営業マンなので、マーケティング戦略を考えるのも大好き。
特にリアルビジネスとネットビジネスを比較してみるのが楽しい、今日この頃です。